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SUPER GT 第4戦 SUGO

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GT300クラスにMUGEN CR-Z GTがデビュー!

7月28、29日 スポーツランドSUGO

ピットアウトする#16 MUGEN CR-Z GTと中嶋大祐選手、左奥はそれを見つめる中嶋悟監督 (EPSON NAKAJIMA RACING)

ピットアウトする#16 MUGEN CR-Z GT、左奥はそれを見つめる中嶋悟監督 (EPSON NAKAJIMA RACING)

皆さん、こんにちは!
今週末はSUPER GT第4戦が宮城県・スポーツランドSUGOにて開催されています。
前戦セパンラウンドで優勝した#18 ウイダー HSV-010、シリーズランキング2位につけている#100 RAYBRIG HSV-010をはじめ、Honda勢の活躍が期待されます。
そして今回GT300クラスでは、レーシングハイブリッドシステムを搭載した#16 MUGEN CR-Z GTがデビューします。
ドライバーはインディカー・シリーズでも活躍した武藤英紀選手と、英国F3選手権で腕を磨き、現在フォーミュラ・ニッポンでも活躍中の中嶋大祐選手が務めます。

SUPER GT Honda公式ページ

SUPER GT Honda公式ページ
各ラウンドのレース結果やレポートのほか、Hondaドライバーのご紹介などを掲載してます。

行を終え、ピットインする#16 MUGEN CR-Z GT

走行を終え、ピットインする#16 MUGEN CR-Z GT

あすは、東京・青山のHonda ウエルカムプラザ青山において、SUPER GT SUGOラウンドと鈴鹿8時間耐久ロードレースのパブリックビューイングイベントを開催します。
Hondaチームをファンの皆さまと共に応援するスペースとしてご活用下さい。
詳しい情報は『LIVE in AOYAMA 2&4』鈴鹿8耐&SUPER GT生中継イベントにてご案内しています。

中嶋大祐選手(左)と武藤英紀選手(右)

中嶋大祐選手(左)と武藤英紀選手(右)

TEAM無限の指揮を執る熊倉監督と2人のドライバーからお話をうかがいました。

熊倉淳一監督
「もてぎでシェイクダウン、鈴鹿でテスト走行を行い、いよいよ実戦デビューとなりました。まずは確実にレース距離を走りきり、完走を目指したいと思います。

武藤英紀選手
「(中嶋大祐選手について)初めてのGTカーで、本当によくやっていると思います。何とか2人で力を合わせてがんばっていきたいですね」

中嶋大祐選手
「GTカーは初めてですので、マシンの特性に慣れることを目指しています。また、GT500クラスのマシンにパスされる際、ロスをできる限り少なくするようにトライしているところです」

明日の決勝に注目が集まります。

Hondaのトランスポーターにもメッセージが書かれています

Hondaのトランスポーターにもメッセージが書かれています

「負けるもんか。」 Hondaからのメッセージに、多くのファンの皆さまからの共感を頂きました。

ガレージからコースインするGT300クラスのマシン

ガレージからコースインするGT300クラスのマシン

12時40分になり、GT300クラスの予選が始まりました。
#16 MUGEN CR-Z GTはQ1を突破して、上位10位内のみが出場できるスーパーラップ進出を目指します。

第1コーナーから立ち上がる#16 MUGEN CR-Z GT(中嶋大祐選手)

第1コーナーから立ち上がる#16 MUGEN CR-Z GT(中嶋大祐選手)

Q1は中嶋大祐選手が担当。徐々にタイムを縮めていくも、たびたび赤旗が提示されセッションが中断され、残り5分を切った時点ではスーパーラップへ進出する権利を持っていませんでした。

第2コーナーを立ち上がる#16 MUGEN CR-Z GT(中嶋大祐選手)

第2コーナーを立ち上がる#16 MUGEN CR-Z GT(中嶋大祐選手)

ラストチャンスとなったタイムアタック、中嶋大祐選手は渾身の走りを見せます。ここで出したタイムは1分23秒088。土壇場でスーパーラップ進出を決めました。
昨日までの自分を超えた瞬間でした。

レインボーコーナーを立ち上がり、バックストレッチを眺める

レインボーコーナーを立ち上がり、バックストレッチを眺める

スポーツランドSUGOは勾配が強いレイアウトです。ハイブリッド車によるメリットがどのように生かされるのか、非常に興味深いところです。

シックなデザインで人気の無限グッズ

シックなデザインで人気の無限グッズ

イベントエリアでは無限SHOPがグッズを展示・販売しています。

#16 MUGEN CR-Z GTを送り出す熊倉淳一監督

#16 MUGEN CR-Z GTを送り出す熊倉淳一監督 (TEAM無限)

14時30分になりスーパーラップが始まりました。
#16 MUGEN CR-Z GTは4番目にアタックします。

ホームストレートを疾走する#16 MUGEN CR-Z GT(武藤英紀選手)

ホームストレートを疾走する#16 MUGEN CR-Z GT(武藤英紀選手)

スーパーラップには武藤英紀選手が登場、観客の視線が#16 MUGEN CR-Z GTに注がれます。

#32 EPSON HSV-010のドライバーを務める道上龍選手、中山友貴選手も見守ります

#32 EPSON HSV-010のドライバーを務める道上龍選手、中山友貴選手も見守ります

#16 MUGEN CR-Z GTのタイムアタック後、EPSON NAKAJIMA RACINGの中嶋悟監督が中嶋大祐選手に声を掛けるシーンがありました。

他車のタイムアタックを注意深く見つめる武藤英紀選手

最終的に#16 MUGEN CR-Z GTは予選9番手のポジションを獲得。決勝に向けて期待の高まる結果となりました。

予選終了後の中嶋大祐選手(左)と武藤英紀選手(右) 

予選終了後の中嶋大祐選手(左)と武藤英紀選手(右) 

予選が終了して、監督と選手からコメントを頂きました。

TEAM無限 熊倉淳一監督
「中嶋大祐選手がマシンをセットアップして、最後の最後でスーパーラップ進出をキッチリ決めてくれたのでよかったんじゃないかと思います」

武藤英紀選手
「マシンのフィーリングは悪くなかったです。自身のコンディションですが、この半年間、常にここでのデビューを頭に入れて準備してきました。明日が楽しみです」

中嶋大祐選手
「Q1でタイムアタック中に赤旗中断があり、タイヤの一番いい部分を使いきってしまっていて、ちょっと厳しいかなと思っていたんですが、最後にタイムをしぼり取ることができてよかったです」

EPSON NAKAJIMA RACING 中嶋悟監督
「常に注目しています。赤旗でセッションが中断する中で、最後の最後でスーパーラップに残ったのは大変よかったと思います。ただ、明日のレースは自分のチームしか見る余裕はありません」

似顔絵入りのケーキを手に笑顔を見せる小暮卓史選手

似顔絵入りのケーキを手に笑顔を見せる小暮卓史選手

SUPER GT SUGOラウンドでは2人の誕生日パーティが開かれました。
まずは#18 ウイダー HSV-010のドライバーを務める小暮卓史選手(8月1日生まれ)です。

EPSON NAKAJIMA RACING 中嶋悟監督(右)に顔を押さえつけられる中山選手(中央)、左は道上龍選手

EPSON NAKAJIMA RACING 中嶋悟監督(右)に顔を押さえつけられる中山選手(中央)、左は道上龍選手

続いて#32 EPSON HSV-010のドライバーを務める中山友貴選手(7月29日生まれ)です。
誕生日となる明日、中山選手がどのような走りを見せてくれるのか、注目したいと思います!

スポーツランドSUGOのグランドスタンド

スポーツランドSUGOのグランドスタンド

皆さん、おはようございます!
日曜日、決勝の朝を迎えました。

サーキットにはすでにたくさんのお客さまが来場されています。

40台以上のCR-Zがホームストレートに並ぶ姿は圧巻です!

40台以上のCR-Zがホームストレートに並ぶ姿は圧巻です!

今回、MUGEN CR-Z GTのSUPER GTデビューを記念して、宮城県Honda Cars協力のもと、宮城県のCR-Zオーナーによるサーキットパレード走行が行われました。

決勝スタート前の中嶋大祐選手(左)と武藤英紀選手(右)

決勝スタートの午後2時が迫り、サーキットは緊迫した雰囲気に包まれます。

スタンド、グリッドともに多くのファンで埋め尽くされました

国歌独唱が行われ、サーキットは静寂に包まれます。

ハイポイントコーナーに進入する#16 MUGEN CR-Z GT

スタートドライバーは武藤英紀選手が務めます。

慎重なスタートを切り、少しずつポジションを上げていきます。

「Honda Racing」と「無限」、2つのフラッグがドライバーを後押しします

グランドスタンドのHonda応援シートではファンの皆さまが熱心に応援を送ってくださいました。

武藤英紀選手の力強い走りに見入る中嶋大祐選手

全81周で行われるレースも中盤に差しかかります。

ドライバー交代の時間が近づいてきます。

ドライバー交代がすばやく行われました

武藤英紀選手がピットイン。ドライバーが中嶋大祐選手に交代します。

レインボーコーナーに向かう#16 MUGEN CR-Z GT

MUGEN CR-Z GTだけでなく、中嶋大祐選手もSUPER GTデビュー戦です。

着実な走りで周回数を重ねていきました。

#16 MUGEN CR-Z GTガレージの注目度は際立っていました

レース終了後、監督とドライバーにコメントをいただたくことができました。

TEAM無限 熊倉淳一監督
「久しぶりのレースでスタッフも緊張していたと思います。武藤選手はベテランらしい、いいスタートを切ってくれて、すばらしい走りで着実にポジショションを上げてくれました。中嶋選手もGTデビュー戦でしたが、最後まで走りきることができて、まずまずの週末になったと思います」

武藤英紀選手
「7月に走り出したマシンが今日、よくここまで走ってくれたと思います。次の鈴鹿ラウンドに向けて収穫のあったレースでした。自分自身、GT300クラスのデビュー戦で、前半スティントを確実に走って中嶋大祐選手につなぐという役割は果たせたと思います」

中嶋大祐選手
「武藤選手が前半、すばらしい走りをしてくれました。後半スティントを担当したのですが、マシンもタイヤもフィーリングは非常によかったです。今後の見通しは明るいと言えると思います」

“まずは完走”という目標を果たしたTEAM無限 #16 MUGEN CR-Z GT。
次戦は鈴鹿サーキットにて走行距離1000kmというシリーズ最長距離レースに挑みます。