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もてぎ1.5チャレンジカップ

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レジェンドドライバーたちがフィットRSで白熱バトル!

2012年3月25日 ツインリンクもてぎ

フィットRSに乗ってツインリンクもてぎに向かいます

3月25日(日)、栃木県・ツインリンクもてぎにて「2012 もてぎ1.5チャレンジカップシリーズ 第1戦」が開催されました。

順位 ドライバー マシン名 Laps
優勝中嶋 悟NAKAJIMA RACING 10
2位土屋 圭市ARTA FIT 43号車10
3位金石 勝智REAL RACING10
4位鈴木 亜久里ARTA FIT 8号車10
5位後藤 比東至AUTOSPORT FIT10
6位鈴木 俊治Ct雀フィットRS10

市販車(左)と比較すると車高が若干、低い

「もてぎ1.5チャレンジカップ」は、1500cc以下の市販車両に最低限のレース用モデファイと安全性を確保するための装備を加えて走る参加型レースです。

マシンは主にサスペンションとブレーキとLSDをレース用に交換しています。

具体的には、安全性を保つために、ロールバー、バケットシート、4点式フルハーネス、消火器、カットスイッチ、水温計、車外からボンネットを開けるレバー、フロント・リアの牽引フックなどが装着されています。

ドライバーブリーフィングは和やかに行われました

今日のレースの出場ドライバーは高橋国光さん、中嶋悟さん、鈴木亜久里さんなど、そうそうたる顔ぶれ。豪華な開幕レースとなりました。

全ドライバーが集合したフォトセッション

往年のドライバーたちは今もなお、まばゆいばかりのオーラを放っていました。

ファンが持参したミニカーにサインをする高橋国光さん

高橋国光さんは「楽しかった。もう少しクルマをいじればもっとおもしろくなるよ!」とコメント。この競技に興味を持たれていました。

予選出走前に談笑する鈴木亜久里さん、土屋圭市さん

中嶋悟さん:「『フィットRS』は楽しいクルマだと思います。ぜひ、みなさん乗ってみてください」

土屋圭市さん:「レースに限らず、クルマを運転することを楽しまないとね。このクルマは本当におもしろい」

鈴木亜久里さん:「もてぎをレースで走行するのは2000年以来かな。え? レース中にクニさんを追い抜くかだって? できないよ。だってクニさんの方が俺より速いもの」

フィットRSを運転したフィーリングを話す金石勝智さん

金石勝智さん:「昨日、初めて走ったのですが、フィットRSは思った以上に走りますね! 市販タイヤで走ったのですが、グリップがしっかりしていてビックリしました。コーナースピードとクルマのパフォーマンスが非常にマッチしているんです」

ピストン西沢さん:「フィットRSのスピードだと、コーナーに侵入しても他のクルマと接近しても安心してバトルが楽しめます。運転していて本当に楽しい!」

とうれしそうな表情で話してくださいました。

動画を撮影するピストン西沢さんと質問に応じる鈴木亜久里さん

今回、ラジオパーソナリティーのピストン西沢さんも参加。鈴木亜久里さんと一緒にこのレースの魅力を語っていました。

スタート直後の第1コーナーに飛び込む各マシン

レースは後藤比東至さんがポールポジションからスタートするも、好スタートを決めた中嶋悟さんがオープニングラップでトップに立ちました。

トップを走る中嶋悟さん(32号車)と後を追う鈴木亜久里さん(8号車)

レースは10周で行われました。

デッドヒートを繰り広げた中嶋悟さんと土屋圭市さん

レース終盤、土屋圭市さんが一時トップに立つも、中嶋悟さんが90度コーナーで再度抜き返しました。

横一線に並ぶ4台のマシン

ファイナルラップの最後のホームストレートでは4ワイドでマシンがチェッカーフラッグを目指しました。

優勝した中嶋悟さん、2位の土屋圭市さん、3位の金石勝智さん

最終的に中嶋悟さんがトップでチェッカーを受け、開幕戦を制しました。

今日のイベントはレジェンドドライバーの方々がとてもリラックスしていて、レースをとても楽しんでいました。

今日はクルマに乗る喜び、レースで競い合う楽しさ、レースを愛する人たちの優しさに満ちあふれた一日となりました。

このレースイベントは5、7、11、12月にも行われます。

今後もツインリンクもてぎに足を運ぶのが楽しみです。