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9年ぶりの鈴鹿8耐に挑むMORIWAKI MOTUL RACINGがトップタイムを記録し3日間のテストが終了

鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)に向けての合同テスト3日目が13日、三重県・鈴鹿サーキットで行われました。昨日の午後は激しい雷雨に見舞われましたが、この日は天気が回復し蒸し暑い天候となり、終日ドライコンデションでテストが行われました。

MORIWAKI MOTUL RACING - 高橋裕紀
MORIWAKI MOTUL RACING - 高橋裕紀

この日はセカンドカーを含め102台がテスト走行を行いました。Honda勢としては、MuSASHi RT HARC-PRO. Hondaの高橋巧、中上貴晶、ジャック・ミラー、F.C.C. TSR Hondaのステファン・ブラドル、ドミニク・エガーター、ランディ・ドゥ・プニエ、MORIWAKI MOTUL RACINGからは高橋裕紀、清成龍一、ダン・リンフット、Team SuP Dream Hondaの伊藤真一、グレッグ・ブラック、ジョシュ・フック、Satu HATI. Honda Team Asiaはラタポン・ウイライロー、ザクワン・ザイディ、Honda Dream Racingは、山口辰也、小山知良、岩戸亮介らが参加しました。

テストスケジュールは12日と同様なセッションが行われ、Aグループ、Bグループの順番で、午前9時から40分ごとのセッション7、8が行われました。セッション7では、AグループのMuSASHi RT HARC-PRO. Hondaが2分8秒543の3番手タイムを記録するなど、順調にテストを消化。セッション8では、徐々にタイムを更新してきていた、BグループのMORIWAKI MOTUL RACINGの高橋裕紀と清成の両ライダーが2分8秒557の同一タイムで1-2となりました。

MORIWAKI MOTUL RACING - 清成龍一
MORIWAKI MOTUL RACING - 清成龍一

午後からは各組90分間のセッション9が行われました。AグループのトップタイムはMuSASHi RT HARC-PRO. Hondaの高橋巧が記録した2分7秒592。3番手にはチームメートのミラーが2分8秒251でつけました。Bグループでは、MORIWAKI MOTUL RACINGの高橋裕紀がさらにタイムを上げ、2分7秒346でトップに躍り出ます。2番手にはチームメートの清成が2分8秒094、3番手にF.C.C. TSR Hondaのエガーターが2分8秒184、チームメートのブラドルはこの日の自己ベスト2分8秒559を記録して5番手につけました。

MuSASHi RT HARC-PRO. Honda - 高橋巧
MuSASHi RT HARC-PRO. Honda - 高橋巧

この日の総合トップは9年ぶりの鈴鹿8耐参戦となるMORIWAKI MOTUL RACINGの高橋裕紀。チームメートの清成にもタイムアップのチャンスはありましたが、トラフィックに2度も遭遇してしまったことで叶わず。ただ、2人とも同様なタイムを刻めることが確認できました。同チームは、新型マシンで初めて使用されるピレリタイヤのデータを積み重ねていますが、両ライダーとも「まだまだ」と語ります。

2番手には、MuSASHi RT HARC-PRO. Hondaの高橋巧、F.C.C. TSR Hondaのエガーターは7番手となります。Honda 鈴鹿レーシングチームは、日浦大治朗が2分8秒886とタイムアップして12番手につけました。チームメートの亀井雄大、安田毅史も2分10秒台にタイムを入れ、順調な仕上がりをみせました。Team SuP Dream Hondaは18番手、2年ぶりに鈴鹿8耐に復帰するHonda DREAM RT 桜井ホンダは21番手でした。初参戦の水野涼が健闘し前回のテストでは2分8秒台に入れていますが、今回のテストで初参加したチームメートに走行時間を譲り、チームをまとめる働きをしました。Satu HATI. Honda Team Asiaは22番手、Honda Dream Racingは27番手、au&テルル・Kohara RTは32番手となりました。

F.C.C. TSR Honda - ドミニク・エガーター
F.C.C. TSR Honda - ドミニク・エガーター

本番に向けたロングランを行ったり、タイヤ選択を検討するなど、チームによってさまざまなテストプログラムを消化しているため、タイムだけではチームの実力を測ることはできませんが、Hondaチームは大きな手ごたえを得て、合同テストを終了しました。

Team SuP Dream Honda - ジョシュ・フック(左)、伊藤真一(中央)、グレッグ・ブラック(右)
Team SuP Dream Honda - ジョシュ・フック(左)、伊藤真一(中央)、グレッグ・ブラック(右)

高橋巧(MuSASHi RT HARC-PRO. Honda)
MuSASHi RT HARC-PRO. Honda - 高橋巧 「昨日とは違いコンデションが安定していたことで、マシンの確認作業を進めることができました。アベレージタイムは上がりましたが、まだ満足できるレベルではありません。しかし一歩前進できたと感じています。仕上がりとしては、まだ50%くらいです。今年から17インチにタイヤが変わったことにより、データがないこともあるのですが、車体部分にまだまだ改善する余地があると思っています。その認識は3人のライダーとも共通なので、もう残された時間はあまりないですが、できる限り理想のマシンに仕上げることができるように努力していきたいです」

中上貴晶(MuSASHi RT HARC-PRO. Honda)
MuSASHi RT HARC-PRO. Honda - 中上貴晶 「湿度が高く、路面温度も上昇し、鈴鹿8耐本番のような状況でテストができました。セッティングに関しては、3人とも同様な意見を上げているので、その課題をクリアできるようにと思っています。タイヤの本数制限があり、今回は新品タイヤで走る機会がありませんでしたが、ユーズドタイヤでも安定してタイムアップしていかなければと思っています。今日はロングランを行いました。フィジカルの問題は感じていませんが、本番では何度かのスティントをこなさなければなりません。経験がないので想像はできませんが、相当過酷だろうと覚悟し、準備をして挑みたいと思います」

ジャック・ミラー(MuSASHi RT HARC-PRO. Honda)
MuSASHi RT HARC-PRO. Honda - ジャック・ミラー 「3日間のテストを終えて、とてもポジティブな手応えを感じています。ニュータイヤを2回ほど試させてもらい、予選を想定した走行を実施させてもらいました。気温が高く、路面温度も高い中でのアタックは難しいと感じましたが、レースウイークに向けて重要な走行でした。確実に前進していると思います。MotoGPとは乗り方が全く違います。特に1コーナーへの進入では、Moto3のような走り方が必要だと感じました。まだ、このマシンでの走りに慣れていないのですが、慣れていけば、さらにタイムアップすることができると思います。初めての鈴鹿8耐で、チームメートとほとんど変わらないタイムが記録できていることは自信になりました。この調子で、勝利に向けて、しっかり前進していきたいです」

ステファン・ブラドル(F.C.C. TSR Honda)
F.C.C. TSR Honda - ステファン・ブラドル 「最終日は、すべてのセッションを自分のために割いてもらい、40~50ラップを周回することができ、マシンに慣れることができました。午後にシャシーのセッティングを変更してもらい、乗りやすくなり、2分8秒台にタイムアップすることもできました。まだ、ロングランはできていませんが、初日より1.5秒もタイムアップすることができたので、いいテストになったと思います。まだまだ上達できると思っていますし、満足はしていませんが、ほかの2人と同じようなラップタイムを記録できたことはよかったです」

ドミニク・エガーター(F.C.C. TSR Honda)
F.C.C. TSR Honda - ドミニク・エガーター 「この3日間は、とてもいいテストができたと思います。ステファン(ブラドル)もセッティングを変更してから、ものすごくいいペースで周回することができて、コンスタントにタイムを刻めていました。昨日は7秒台を記録できたけど、今日は8秒台でした。タイムアップを目標としたテストではなかったので、気にしてはいません。大事なことは、3人のライダーが安定して速く走れたことと、燃費テストを実施しながら、確実にテストをこなせたことです。本当にいいチーム、いいマシンです。チームメートにも恵まれて、とてもハッピーです」

ランディ・ドゥ・プニエ(F.C.C. TSR Honda)
F.C.C. TSR Honda - ランディ・ドゥ・プニエ「すごくいいテストができたと思います、セッティングもいい方向に進み、チームメートと同じようなスピードで周回でき、ミスもなくテストを終われてよかったと思います。先週のテストから、確実に前進していると思います。もちろん、まだ満足しているわけではなく、まだまだ仕上げていきたいところはあります。それでも現段階で80%くらいの仕上がりだと思います。あとは、10%をマシンセッティングで、残りの10%はライダーがなんとかカバーすればいいと思います。本番まで、トレーニングをこなして準備します」

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