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Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2015

September 20 20152015 Honda Eco Mileage Challenge

日本ツインリンクもてぎ

グループIVの一般クラスに参加した「チームファイアボール」が2,614.544km/リッターの記録で「最優秀賞 本田宗一郎杯」を獲得

2015年9月20日(日)・決勝
■大会名 : 本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2015 第35回 全国大会
■開催場所 : ツインリンクもてぎ(栃木県芳賀郡茂木町)
■主催 : 本田技研工業株式会社
■後援 : 公益社団法人 全国工業高等学校長協会、一般社団法人 全国高等専門学校連合会、日本私立中学高等学校連合会、茂木町、茂木町教育委員会、ホンダ自動車販売店協会
■天候 : 晴れ
■気温 : 20.5℃(午前7時30分時点)
■燃料密度 : 0.737(午前7時30分時点)

“本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2015 第35回 全国大会”は、グループWの一般クラスで出場した「チームファイアボール」が、全クラスで最高燃費となる2,614.544km/リッターで、「最優秀賞 本田宗一郎杯」を獲得しました。

  • チームファイアボールチームファイアボール
  • 東京都市大付属中高自動車部中学B東京都市大付属中高自動車部中学B
  • 千葉県立下総高等学校自動車部B千葉県立下総高等学校自動車部B
  • 名城大学SPICA名城大学SPICA
  • チームファイアボールチームファイアボール
  • 中国同済大学志遠車隊中国同済大学志遠車隊
  • 栃木県立矢板高等学校C栃木県立矢板高等学校C
  • 埼玉自動車大学校エコOB会埼玉自動車大学校エコOB会
  • VIRGINVIRGIN
  • 大会の様子大会の様子



この大会は、1リットルのガソリンで何Kmを走ることが出来るか、燃費の限界にチャレンジする競技会です。参加チーム各々が、創造力を駆使し挑戦する科学のモータースポーツとして、1981年に第1回大会が鈴鹿サーキットで開催されました。以来、全国各地の中学校や高等学校、高専、専門学校、大学や、社会人のチームが毎年、多数参加しています。

わずか一滴のガソリンも無駄にしない体験を通じ、限りある資源の大切さを体感し、さまざまな問題や課題を創意工夫とチャレンジ精神、チームワークで克服していく貴重な研さんの機会として広く社会に認知されています。

今大会には、合計で373 チームがエントリー。海外からは、タイ、中国、ベトナムの3 カ国から5チームがニューチャレンジクラスに参加しました。

競技は、ツインリンクもてぎのスーパースピードウェイのオーバルコースを、規定時間内に平均時速25km以上で7周(16,389.68m)を、二人乗りクラスと二輪車クラスは3周(6,872.72m)を走行後、ガソリンの消費量を計測し燃費を算出します。参加車両の搭載エンジンは、スーパーカブなどに搭載されているHonda 4ストローク50ccがベースとなっています。(ニューチャレンジクラスのみHonda 4ストローク50cc以上150cc以下)

グループIの中学校クラスには、合計31チームがエントリー。東京都から参加の「東京都市大付属中高自動車部中学B」が、919.969km/リッターで昨年に続き優勝し三連覇を達成。2位には長野県から参加の「附属長野中Apeiron」が、780.814km/リッターの記録で続きました。

グループII の高等学校クラスは、クラスで最も多い141台がエントリー。優勝は「千葉県立下総高等学校自動車部B」が、1,821.900km/リッターの記録で昨年に続き優勝。2位は「埼玉県立進修館高校 機械研究部B」で、記録は1,745.548km/リッターでした。

グループIIIの大学、短大、高専、専門学校クラスは、愛知県から参加の「名城大学SPICA」が、1,914.294km/リッターで優勝。2位は同大学の「名城大学エコノパワークラブ」が、1,670.705km/リッターで続きました。

 グループIV の一般クラスは「チームファイアボール」が2,614.544km/リッターの記録で優勝するとともに、全クラス総合の最高記録を樹立したチームに与えられる「最優秀賞 本田宗一郎杯」を受賞しました。2位は「TEAM10x KUMAMOTO」で、記録は2,521.752km/リッターでした。

ニューチャレンジクラスは中国から参加した「中国同済大学志遠車隊」が、1,905.236km/リッターの記録で優勝。

2人乗りクラスは、「栃木県立矢板高等学校 C」が、544.548km/リッターで優勝。

二輪車クラスは、「埼玉自動車大学校エコOB会」が、293.973km/リッターの記録で優勝を獲得しました。

決勝

グループI (中学校クラス、エントリー台数31台)

順位 ゼッケンNo チーム名 記録(km/リッター)
1 24 東京都市大付属中高自動車部中学B 919.969
2 18 附属長野中Apeiron 780.814
3 9 あきる野市立東中学校 MTK 744.710
4 21 芝学園技術工作部1号車 643.537
5 14 篠ノ井西中学校Creation▽ 617.230
6 19 附属長野中AirForce 545.336

グループII(高等学校クラス、エントリー台数141台)

順位 ゼッケンNo チーム名 記録(km/リッター)
1 167 千葉県立下総高等学校自動車部B 1,821.900
2 171 埼玉県立進修館高校 機械研究部B 1,745.548
3 196 埼玉県立川口工業高校機械研究部B 1,684.685
4 166 千葉県立下総高等学校自動車部A 1,621.368
5 162 学法福島ERL 1,416.084
6 130 昭和第一学園自研チャレンジャーA 1,399.675

グループIII(大学、短大、高専、専門学校クラス、エントリー台数85台)

順位 ゼッケンNo チーム名 記録(km/リッター)
1 344 名城大学SPICA 1,914.294
2 327 名城大学エコノパワークラブ 1,670.705
3 301 八戸高専自動車工学部NP号III 1,621.368
4 302 八戸高専自動車工学部BG号 1,431.184
5 377 長野高専 Selene 1,388.413
6 350 NATSエコラン部-B 1,246.563

グループIV(一般クラス、エントリー台数45台)

順位 ゼッケンNo チーム名 記録(km/リッター)
1 423 チームファイアボール 2,614.544
2 426 TEAM 10x KUMAMOTO 2,521.752
3 433 水曜クラブ 2,300.799
4 411 富士エコラン・チーム白糸 2,122.881
5 413 走れ!三輪車 1,948.257
6 427 EVOLUTION2 1,718.235

ニューチャレンジクラス(エントリー台数11台)

順位 ゼッケンNo チーム名 記録(km/リッター)  
1 504 中国同済大学志遠車隊 1,905.236 中国
2 511 E-LITE 1,786.863 中国
3 505 栃木県立矢板高等学校 OB 1,641.195 日本

※ニューチャレンジクラスは、50cc以上150cc以下のHonda 4ストロークエンジンをベースとした
エンジンを搭載したオリジナル車両で参加できるクラス。学生、一般を問わず参加できます。

2人乗りクラス(エントリー台数11台)

順位 ゼッケンNo チーム名 記録(km/リッター)
1 609 栃木県立矢板高等学校 C 544.548
2 603 チームテクノ 516.708
3 610 石山学園学校法人若松第一高等学校 462.766

二輪車クラス(エントリー台数49台)

順位 ゼッケンNo チーム名 記録(km/リッター)
1 711 埼玉自動車大学校エコOB会 293.973
2 721 室蘭工業大学単車究極之燃費追求会 269.515
3 702 Super Cub’s 55 241.443

<特別賞>

今大会に出場した参加車両の中で、記録やアイデア、独創性などに優れたチームに対し贈られる「特別賞」は、以下のチームが受賞しました。

クラス ゼッケンNo チーム名
最優秀賞 本田宗一郎杯
※今大会最高燃費記録を達成したチーム
グループIV 423 チームファイアボール
デザイン賞
※斬新なフォルム、美しいカラーリング、ユニークさといった総合的なデザインが印象的なチーム
ニューチャレンジクラス 508 VIRGIN (タイ)
新人賞
※グループI、グループIIの初参加チームで、最高燃費記録を達成したチーム。グループIには、4チームが初エントリーしたが、いずれのチームも、規定周回数・時間で完走できず
グループII 202 山口県立南陽工業高等学校科研部
第35回大会特別賞
※第一回大会から、連続して35回参加したチーム
グループIV 415 TEAM LUCKY
グループIV 421 T-ONE