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鈴鹿8時間耐久ロードレース

鈴鹿8耐 TOP10タイムトライアル レポート

2013年7月27日(土)  会場:三重県・鈴鹿サーキット  天候:曇り  気温:30.3℃  観客:2万8000人

#634 MuSASHi RT ハルク・プロ(高橋巧/ハスラム/ファン・デル・マーク組)が3番手へと躍進
#11 F.C.C.TSR Honda(レイ/清成組)は4番手
#22 Honda Team Asiaは8番手に浮上、#104 TOHO Racing with MORIWAKIは9番手

真夏の祭典「2013 FIM世界耐久選手権シリーズ第2戦 "コカ・コーラ ゼロ"鈴鹿8時間耐久ロードレース 第36回大会」(以下、鈴鹿8耐)の決勝グリッドを決めるトップ10トライアル。前日の公式予選の上位10台が参加できるもので、各チーム2人が一周のアタックに挑むものです。コース上を走ることができるのは一台のマシンだけのため、ライダーの走りをじっくりと見ることができるのもこの機会です。タイムの上がり具合や、コースの得意、不得意を見極めることもできます。この走行を楽しみにしているファンも多いのですが、TOP10トライアル前のフリー走行後になると、雨雲が鈴鹿上空へ向かうとの予報で、緊急ミーティングが開かれ、15時30分からのトップ10トライアルは中止されることになりました。

  • マイケル・ファン・デル・マークマイケル・ファン・デル・マーク
  • 清成龍一清成龍一
  • 高橋裕紀高橋裕紀
  • 山口辰也山口辰也
  • MuSASHi RT ハルク・プロ(右)MuSASHi RT ハルク・プロ(右)
  • ジョナサン・レイジョナサン・レイ
  • 清成龍一清成龍一
  • F.C.C. TSR HondaF.C.C. TSR Honda

代わって16時から40分間の計時予選が行われることになりました。トップ10トライアルは2人が参加可能ですが、計時予選では第3ライダーも走行可能となります。とは言え、コース上を走るマシンは一台のみ。各チームはだれを走らせ、交代はどのタイミングで行うのかが重要となりました。

16時からの走行開始早々、津田拓也(スズキ)が2分6秒960にタイムアップし、リーダーボードのトップに立ちます。次に中須賀克行(ヤマハ)が2分6秒817と、津田のタイムを上回ってトップに浮上。#634 MuSASHi RT ハルク・プロのマイケル・ファン・デル・マークが3番手となる2分7秒260を記録します。

その後、ファン・デル・マークからマシンを受け取った高橋巧がアタックに飛び出しました。全日本ロードレース選手権では2分6秒台をマークしているだけに注目を集めましたが、ファン・デル・マークのタイムを超えることなく終了。

#11 F.C.C.TSR Hondaの清成龍一は、ル・マン式スタートの練習をして走行を開始。決勝を見据えた走行となり、タイムアタックすることなくジョナサン・レイに交代。レイは2分7秒302を記録しますが、次の瞬間にコースアウト。ピットから悲鳴が上がりますが、無事、コースに復帰しました。

#22 Honda Team Asiaの高橋裕紀は、2分8秒507とタイムアップし、MotoGPのMoto2ライダーの貫録を示します。高橋はレースウイークにチームに合流したとは思えないパフォーマンスで、観客をわかせました。

#104 TOHO Racing with MORIWAKIの山口辰也は、2分9秒091を記録して、伊藤真一へとマシンを託します。8耐のポールポジションを7度も獲得している伊藤ですが、山口のタイムを上回ることはできませんでした。走行中、雨は落ちることなく、ドライでの走行となり、40分が終わりました。

最終的に#634 MuSASHi RT ハルク・プロが3番グリッドを獲得と躍進し、注目を集めます。#11 F.C.C.TSR Hondaは4番グリッド。#22 Honda Team Asiaが8番手に浮上。#104 TOHO Racing with MORIWAKIは9番グリッドからスタートすることになりました。

コメント

高橋巧(3番手) | #634 MuSASHi RT ハルク・プロ 「昨日のマークの予選タイヤを履くことができたので、狙っていました。しかし、気持ちが入りすぎたのか、転倒しそうになり、心が折れてしまいました。決勝に向けて転倒だけは避けたかったので、自分の走りをみてもらうのは決勝にします。3人とも、同じようなタイムで走ることができるので、いいレースができると思います」

レオン・ハスラム(3番手) | #634 MuSASHi RT ハルク・プロ 「チームメートががんばってくれて3番グリッドからスタートできるのはラッキーだと思います。8耐への参戦は2度目です。また、ここに帰ってこれたことがうれしいです。決勝は皆と力を合わせて、しっかりと自分のパートをこなしたいです」

マイケル・ファン・デル・マーク(3番手) | #634 MuSASHi RT ハルク・プロ 「なにもかもが初めての挑戦ですが、チームもチームメートも、マシンもタイヤも、すばらしいから、いいタイムが記録できているんだと思います。マレーシアのレースで暑さは体験していますが、8耐はそれ以上にタフなレースなのは間違いないと思いますので、ペースを守って確実に走りたいと思います」

ジョナサン・レイ(4番手) |#11 F.C.C. TSR Honda 「5番手に入れればいいなと思っていました。予選で2分7秒8でしたから、(2分)7秒5とタイムを超えることを目指しました。マシンについているタイムモニターで確認しましたが、やったと思ったらコースアウトしてしまいました。転ばなくてよかったです。清成さんとのコンビネーションもいいし、コンスタントに速く走れると思います。ぜひ、優勝したい」

清成龍一(4番手) | #11 F.C.C. TSR Honda 「予選が40分の走行へと変更されたのは、僕にとってはラッキーでした。1ラップでも多く走り込みたいので、走ることができてよかったです。タイムアタックはジョニーに任せていました。やりたいことも試したいこともたくさんあります。マシンセッティングに正解はなかなかないですが、だんだんとフィーリングに近くなっていますので、あとはしっかりと走ります。僕次第です」

武田将雄監督 | #11 F.C.C.TSR Honda 「トップ10トライアルの準備をしていましたが、トップ10ではなく、40分の走行時間を使えたのは、チームにとってはよかったと思います。戦う準備を整えることができました。あとは、どのコンパウンドのタイヤを、どのタイミングで使うかといった細かい詰めが大事になります。決勝朝のフリーで最終確認をして決勝を迎えたいと思います」

高橋裕紀(8番手) | #22 Honda Team Asia 「玉田さんがケガで欠場してしまい、2人で戦うことになりました。アズランのチームなので、アズランにしっかりとついていくつもりで走ります。8耐のためのトレーニングはしていませんが、GPを走るためのトレーニングは日常ですから、体力面での心配はありません。しっかりと走るだけです」

松山弘之監督 | #22 Honda Team Asia 「玉田の抜けた穴は大きく、戦力ダウンです。ですが、裕紀が日に日に伸びています。玉田がしっかりと足回りのセッティングを詰めていたことが、裕紀の好走につながっていると思いますので、玉田に感謝します。2分8秒台を記録して予選順位が10番手から8番手にアップしています。昨年はトラブルが出て悔しい思いをしましたので、ノントラブルで走りきりたい」

山口辰也(9番手) | #104 TOHO Racing with MORIWAKI 「伊藤さんを迎えたことで、チームはいろいろなことにトライをして、伊藤さんに力を発揮してほしいと努力しました。しかし、それがうまくいかなかったです。それでも、伊藤さんも一馬も、初乗りのときに2分10秒台を記録してくれました。ベースがありますので、そこに戻って、しっかりと走りたいです。昨年の8耐に比べて、自分はタイムを短縮しています。悪いことばかりでもありません。伊藤さんも一馬も、信頼できるライダーなので、力を合わせて上位を目指します」

伊藤真一(9番手) | #104 TOHO Racing with MORIWAKI 「よくしていこうと、いろいろなアイディアを皆で出し合い、試行錯誤してきましたが、3人が納得するセッティングを見つけることができませんでした。それでも、よくしようと意見を出し合い、チームの絆も強まったと思います。それを強みに、あとはしっかり走るだけです」

渡辺一馬(9番手) | #104 TOHO Racing with MORIWAKI 「自分のできることを精一杯にやるだけです。ミスをしないように、今ある自分の力を出しきりたいと思っています」

斉藤博士監督 | #104 TOHO Racing with MORIWAKI 「セッティングがまとまらないまま、レースウイークを過ごしてしまいました。よくしていこうとしたのですが、細かい調整が難しかったです。それでも山口が2分9秒台にタイムを入れてくれました。向かっている方向性は間違っていないと思いますので、あとはチーム一丸となって、着実に最大限の努力をして乗りきっていきたいです。耐久とはそういうものです。最後には笑顔で終わりたいと思っています」

リザルト

TOP10タイムトライアル
順位 No. チーム/ライダー マシン タイム
17MONSTER ENERGY YAMAHA -YART
中須賀克行/B.パークス/J.ウォーターズ
ヤマハ2:06.817
212ヨシムラスズキ レーシングチーム
津田拓也/青木宣篤/J.ブルックス
スズキ2:06.960
3634MuSASHi RT ハルク・プロ
高橋巧/レオン・ハスラム/マイケル・ファン・デル・マーク
Honda2:07.260
411F.C.C. TSR Honda
ジョナサン・レイ/清成龍一
Honda2:07.302
599BMW MOTORRAD FRANCE TEAM THEVENT
E.ニゴン/J.プリドモア
BMW2:07.368
6071Team KAGAYAMA
加賀山就臣/K.シュワンツ/芳賀紀行
スズキ2:08.188
71SUZUKI ENDURANCE RACING TEAM
V.フィリップ/A.デラール/J.ダ・コスタ
スズキ2:08.491
822Honda Team Asia
玉田誠/アズラン・シャー・カマルザマン/高橋裕紀
Honda2:08.507
9104TOHO Racing with MORIWAKI
山口辰也/伊藤真一/渡辺一馬
Honda2:09.091
1094YAMAHA FRANCE GMT94 MICHELIN YAMALUBE
D.チェカ/K.フォレイ/M.ラグリブ
ヤマハ2:09.275