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Suzuka 8hours
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鈴鹿4時間耐久ロードレース
2003年8月2日 開催
Suzuka 4hours
 
レポート
レースレポート

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PPスタートの鈴木/稲垣組が終始リードする展開
鈴木/稲垣組が4耐史上最高の101周で優勝を果した
CBR600RR勢は表彰台を独占する活躍を見せた
CBR600RR表彰台独占。4耐3連勝を飾る
■決勝日時 :8月2日(土)
■コースコンディション:ドライ
■気温:30℃
全71台によるルマン式スタートで幕を開けた決勝

全71台によるルマン式スタートで幕を開けた決勝

 今年で23回目を迎える鈴鹿4時間耐久ロードレース。アマチュアレースの祭典4耐は、2001年からのレギュレーションの変更でST600で行われるようになったが、今年もHonda勢が大活躍。CBR600RRが3連勝を飾った。

 出場する二人の総合タイムでグリットが決まる予選。今年は72台が出場、8月1日金曜日に、A、B組の第1ライダー、第2ライダーが、それぞれ予選走行を行った。

 その結果、優勝候補の一角、CBR600RRに乗る鈴木慎吾/稲垣琢真組(MOTO WIN RACING)が4分35秒432でPPを獲得。以下、3番手に田島大輔/宮川英俊組(赤い3輪車レーシングクラブ)、5番手に谷誠士郎/福山明貢組(ピットサポート&TMカンパニー)など、Honda勢がトップ10に5台、20位までに12台と、今年も優勝を狙える位置からHonda勢がスタートすることになった。

 迎えた決勝日。71台がグリットに並び、午前9時に伝統のルマン式スタートが切られる。ホールショットを奪ったのは、PPスタートの鈴木/稲垣組で、オープニングラップから早くも後続をじりじりと引き離す展開。1時間経過の時点で2位に約15秒リードを築く順調なスタートを切った。

 99年からコンビを組み、悲願の4耐制覇に燃える鈴木/稲垣組。それ以後も快調にラップを刻み、2時間経過時点で約28秒、3時間で約45秒、そして午後1時にチェッカーフラッグ時点では約52秒というリードを築き、4耐史上初の100周を超える101周の新記録で、見事、4耐を制した。

 2位は、優勝した鈴木/稲垣組が、今大会の最大のライバルと予選からマークしていた田島/宮川組で、序盤から必死に鈴木/稲垣組を追ったが、ついに届かず。トップと同一周回数の101周を刻むレベルの高いを走りを披露したが、昨年の3位に続き、惜しくも今年も優勝を逃した。

 3位は、村田 丈/扇子次郎組(モトレスト&ストライカー RT)。1時間目はトップから約40秒遅れの5番手。2時間経過時点では6番手にポジションを落とすも、3時間目に再び5番手。ラスト1時間には一気に3番手に浮上する快走で、トップから約1分40秒遅れるも、101周をこなし、見事、表彰台に立った。

 こうして、71台で争われた4耐。高いレベルと激しい戦いとなったが、CBR600RRが表彰台を独占。サーキットに集まったファンの祝福の拍手を浴びていた。


MOTO WIN RACING 鈴木/稲垣組(優勝)
 鈴木「7月のテストは雨で思うように走れず、不安な気持ちで本番を迎えたが、今日はスタートからいいペースで走ることが出来た。とにかくピットの指示通り、いつもと同じように走ることを心がけた。ただ、ラスト15分は、さすがに緊張して自分の走りが出来なかった。優勝出来て嬉しい」
 稲垣「鈴木さんが築いたリードを守るというのが僕の役目だったし、ペースを守って走ることに集中した。今回、ニューCBR600RRに乗り始めるのが遅くて、自分の走りが出来るようになるまで時間がかかったが、本番でなんとかまとめることが出来た」

赤い3輪車レーシングクラブ 田島/宮川組(2位)
 田島「今日は鈴木さんに離されないように走ろうと思ったが、周回する毎に微妙に離されてしまった。それに鈴木さんのペアライダーの稲垣くんが予想していたより速くて届かなかった。去年は3位で嬉しかったけれど、今年は2位ですごく悔しい」
 宮川「自分のパートでなんとかトップとの差を挽回しようと思ったけれど、離されてしまった。自分が想定していたタイムより遅かったし、最後まで自分のペースを掴めなかった」

モトレスト&ストライカー RT 村田/扇子組(3位)
 村田「今日はスタートでエンジンがかかり難くて出遅れてしまった。予選も16番手だったし、作戦はなかったし、最後まで全力で走ろうと思った。初めての表彰台だったし、すごく嬉しい。最後は、前の選手とどんどん差が縮まったし、抜くことが出来た」
 扇子「予選を走った時点で、トップグループとはタイム差があったので、こけないように走ろうと思った。とにかく、村田君にきっちりバイクを渡すことだけを考えていた」

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