―加藤選手の鈴鹿8耐参戦は今年で8回目ですね。今年にかける意気込みをお聞かせください。
8耐は今年で25周年を迎えますが、僕は優勝だけを狙っています。とにかくミスをしないように心がけて走るつもり。6連覇は僕らで達成したいですね。
―加藤選手にとって8耐とはどんなレースですか?
一言で言えばしんどいレースですね(笑)。ライダーはみんな暑そうにしていますよ。実際、みんなが思っている以上に暑いですし。それにレース時間も長いので、勝つためにはスプリント・レース(※2)よりもいろいろな要素が必要。簡単には勝てないレースです。でも、1年に1回しかないので、楽しみなレースでもあります。
―8耐で優勝するために重要なポイントは何ですか?
ミスをしないことが一番大事。ライダーがミスをして転倒したら勝てないし。だけど、ミスをなくすのはやっぱり難しい。ライダーもピットのスタッフもミスをしないように心がけています。8耐ではピット・ストップがあるので、スタッフはピット作業も練習しています。まぁ、優勝するにはそういう努力が大事なんじゃないかなぁ。
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―具体的にどんなミスが起こりうるのでしょう?
8耐では一昨年から宇川さんとペアを組んでVTR1000SPWに乗っていますが、普段WGPで乗っているNSRとは全然違うマシンなんです。だからセッティングは難しいんですが、優勝するためにもセットアップは、ギリギリまで詰めてレースに挑みたいですね。以前にチェーンが切れてバックストレートで転倒したことがあるんです。ああいったミスはもう、したくないですね。
―最後にファンのみなさんへメッセージをお願いします。
2輪のレースはバトルが多くて、展開も速いので見ていて楽しいと思います。今年の8耐でも、そんなバトルを楽しんで盛り上がってください。ぼくは2000年に初優勝しましたけど、昨年は4位と不本意な成績でした。今年はいかに転倒しないで、早く走れるかに挑戦して優勝を目指しますので、みなさん見てくださいね。
え? 岡田さんは地道にがんばるって言ってるんですか? それじゃ、僕も地道にがんばります(笑)
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