"コカ・コーラ"鈴鹿8時間耐久ロードレース
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モータースポーツ
鈴鹿8耐
Rider's Profile & Interview
  #11 TEAM CABIN HONDA VTR1000SPV
■加藤 大治郎■
 
加藤 大治郎  昨年、WGP 250ccクラスにおいて16戦11勝と圧倒的な戦績でチャンピオンを獲得した加藤選手は、本年MotoGP(※1)クラスへステップアップ。NSR500を駆り、第3戦スペインGPでは2位表彰台を獲得。鈴鹿8耐へも参戦を重ね、本年で8回目の参戦となります。2000年には念願の初優勝、昨年も4位と素晴らしい成績を上げています。
■プロフィール
生年月日 1976年7月4日
出身地 埼玉県
身長 162cm
体重 51kg
血液型 A型
趣味 テレビゲーム、寝ること
デビュー戦 1992年
2002年シーズン WGP MotoGPクラス参戦
(7月1日現在、ランキング8位)
■鈴鹿8耐戦績
1994年 リタイア (ペアライダー:辻本 聡)
1995年 12位(ペアライダー:T.ライマー)
1997年 9位(ペアライダー:武田雄一)
1998年 リタイヤ(ペアライダー:武田雄一)
1999年 8位(ペアライダー:玉田 誠)
2000年 優勝(ペアライダー:宇川 徹)
2001年 4位(ペアライダー:宇川 徹/玉田 誠)

ゼッケン 11(黒地に白文字)
腕章
展開の速さが8耐の醍醐味。バトルを楽しんで見てください

加藤選手の鈴鹿8耐参戦は今年で8回目ですね。今年にかける意気込みをお聞かせください。
 8耐は今年で25周年を迎えますが、僕は優勝だけを狙っています。とにかくミスをしないように心がけて走るつもり。6連覇は僕らで達成したいですね。

―加藤選手にとって8耐とはどんなレースですか?
 一言で言えばしんどいレースですね(笑)。ライダーはみんな暑そうにしていますよ。実際、みんなが思っている以上に暑いですし。それにレース時間も長いので、勝つためにはスプリント・レース(※2)よりもいろいろな要素が必要。簡単には勝てないレースです。でも、1年に1回しかないので、楽しみなレースでもあります。

―8耐で優勝するために重要なポイントは何ですか?
 ミスをしないことが一番大事。ライダーがミスをして転倒したら勝てないし。だけど、ミスをなくすのはやっぱり難しい。ライダーもピットのスタッフもミスをしないように心がけています。8耐ではピット・ストップがあるので、スタッフはピット作業も練習しています。まぁ、優勝するにはそういう努力が大事なんじゃないかなぁ。

―具体的にどんなミスが起こりうるのでしょう?
 8耐では一昨年から宇川さんとペアを組んでVTR1000SPWに乗っていますが、普段WGPで乗っているNSRとは全然違うマシンなんです。だからセッティングは難しいんですが、優勝するためにもセットアップは、ギリギリまで詰めてレースに挑みたいですね。以前にチェーンが切れてバックストレートで転倒したことがあるんです。ああいったミスはもう、したくないですね。

―最後にファンのみなさんへメッセージをお願いします。
 2輪のレースはバトルが多くて、展開も速いので見ていて楽しいと思います。今年の8耐でも、そんなバトルを楽しんで盛り上がってください。ぼくは2000年に初優勝しましたけど、昨年は4位と不本意な成績でした。今年はいかに転倒しないで、早く走れるかに挑戦して優勝を目指しますので、みなさん見てくださいね。
 え? 岡田さんは地道にがんばるって言ってるんですか? それじゃ、僕も地道にがんばります(笑)

※1)MotoGP:世界各地を転戦して催される“FIMロードレース世界選手権シリーズ”のこと
※2)スプリント・レース:規定周回数をいかに早いタイムで走れるかをあらそうレース。MotoGPやスーパーバイク世界選手権、全日本ロードレース選手権などはこれにあたる。これに対し、鈴鹿8耐などの耐久レースは規定時間内に何周できるかを争う
  ■宇川 徹■
 
宇川 徹  WGP参戦6年目の2001年に500ccクラスにステップアップした宇川選手は、本年、4ストロークマシンHonda RCV211Vを駆り、第2戦の南アフリカGPにて念願の初優勝を飾りました。鈴鹿8耐では、これまでの最多勝記録に並ぶ通算4勝目を目指し、本年再び最多勝タイ記録に挑みます。
■プロフィール
生年月日 1973年5月18日
出身地 千葉県
身長 169cm
体重 59kg
血液型 O型
趣味 映画鑑賞、ドライブ
デビュー戦 1989年
2002年シーズン WGP MotoGPクラス参戦
(7月1日現在、ランキング2位)
■鈴鹿8耐戦績
1996年 8位(ペアライダー:M.デュハメル)
1997年 優勝(ペアライダー:伊藤真一)
1998年 優勝(ペアライダー:伊藤真一)
1999年 リタイヤ(ペアライダー:伊藤真一)
2000年 優勝(ペアライダー:加藤大治郎)
2001年 4位(ペアライダー:加藤大治郎/玉田 誠)

ゼッケン 11(黒地に白文字)
腕章
 
8耐に2位や3位はない。目指すは優勝のみ

―宇川選手にとって8耐とはどんなレースですか?
 8耐は年に1回の特別なレース。僕がミニバイクに乗っていた子供のころから、いつかは走りたいと憧れていたレースでもあるんです。普段、参戦しているWGPとの掛け持ちは時間的にも体力的にも大変だけど、それでも8耐に出場する価値があると思ってます。
 そもそも、僕からレースを取ったら何も残らない。「楽しい」を通り越してコレがないと生きていけないという、レース中毒ですから(笑)

―これまでの8耐にはどんな思い出がありますか?
 優勝できなかったときの悔しさは今でも忘れられませんが、やっぱり一番の思い出は1997年、1998年、2000年に優勝したときのことがなによりも記憶に残っています。表彰台の下にたくさんのお客さんが集まって「宇川コール」をしてくれたことが、心に焼き付いています。8耐は肉体的にも精神的にもツライけど、優勝すれば全てが報われるっていうもんですよ。

―すると、今年の目標順位はズバリ?
 もちろん優勝です。それに、僕にとってはホンダの6連覇、自身4回目の優勝という大会タイ記録、大会史上最多周回数という記録への挑戦でもあります。8耐にあるのは1位だけで、2位3位はないと思って走ります。

―優勝するために大切なことは何でしょう?
 8耐はレース時間が1時間程度のスプリント・レースと違って長丁場。だから僕だけではなく、チームスタッフやペアライダーの力も重要です。転倒しない、ミスをしない……。それに、実力だけでなく運も必要です。チーム一丸にならなければ絶対に勝てないのが8耐です。今年は「TEAM CABIN HONDA」という最高の状態での参戦なので、優勝を逃したくないですね。

―ファンの方に注目してもらいたいポイントは何ですか?
 8耐で勝つとマスコミに注目されて、たくさんのメディアに取り上げてもらえる。実は、僕は目立ちやがりやなんで、名前が出た新聞や雑誌は全部買ってるんです。そのワリには、僕はあんまり目立たないみたいなんだけどね(笑)。今年は優勝して目立ちたいので、ぜひ期待していてください。
 僕が表彰台で裸になったりするパフォーマンスを期待している人もいるんじゃないですかね。

  コーリン・エドワーズ Colin Edwards (第3ライダー)■
 
 一昨年、スーパーバイク世界選手権において、シーズン8勝の大活躍で念願のワールドタイトルを手に入れ、本年は初戦の第1レースを除く8大会16戦中15戦連続表彰台という記録を継続しながら現在ランキング2位につけています。鈴鹿8耐でも毎年のように上位入賞を重ね、昨年は2001年WGP 500ccクラスチャンピオンを獲得したバレンティーノ・ロッシ選手とチームを組み、1996年以来の2勝目を挙げています。
■プロフィール
生年月日 1974年2月27日
国籍 アメリカ
身長 179cm
体重 66kg
血液型 A型
趣味 ゴルフ、水上スキー、スノーボード、マウンテンバイク
デビュー戦 1990年
2002年シーズン スーパーバイク世界選手権参戦
(6月23日現在、ランキング2位)
■鈴鹿8耐戦績
1995年 5位(ペアライダー:永井康友)
1996年 優勝(ペアライダー:芳賀紀行)
1998年 3位(ペアライダー:岡田忠之)
1999年 2位(ペアライダー:A.スライト)
2000年 リタイヤ(ペアライダー:V.ロッシ)
2001年 優勝(ペアライダー:V.ロッシ/鎌田 学)

ゼッケン 11(黒地に白文字)
腕章
 

フッタ
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