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Hondaは、2006年9月23日(土/祝) から24日(日)に、東京都お台場青海地区NOP街区の特設会場にて行われた「モータースポーツ ジャパン2006 フェスティバル イン お台場」に参加した。
会場中央に位置する走行エリアでは、F1、SUPER GT、F3といったレーシングマシンがパフォーマンス走行を行い、会場に詰めかけた大勢のファンを魅了した。F1マシンは、1968年のRA301と2006年のRA106を、SUPER GTマシンは、#18 TAKATA童夢NSX、F3はHonda・無限 F107を、それぞれ現役のドライバーが操り、バーンアウトやスピンターンなどで、会場を大いに沸かせた。また、インテグラによるワンメイクカーレース同乗体験は、他のワンメイクカーと合同で多くの来場者が同乗し、人気を博した。
24日(日)には、「モータースポーツ ジャパン2006 スペシャルセッション」として、同じくお台場に位置するメガウェブにて、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトン選手がRA106をドライブし、パナソニック・トヨタ・F1チームのヤルノ・トゥルーリ選手とリカルド・ゾンタ選手がドライブするTF106との初共演が実現した。
今年が初開催となる「モータースポーツ ジャパン2006 フェスティバル イン お台場」は、“ニッポンのモータースポーツ文化”を「見て」「聞いて」「触って」「体感する」日本最大級の参加・来場規模を目指すモータースポーツイベントをコンセプトに開催され、23日48,500人、24日63,500人、2日間で112,000人の来場者数を記録した(主催者発表)。
参加マシンおよびドライバーは以下の通り。
Honda RA301 (1968年F1世界選手権参戦マシン)
ジェンソン・バトン(Honda Racing F1 Team ドライバー)24日のみ
Honda RA106 (2006年F1世界選手権参戦マシン)
23日ジェームズ・ロシター(Honda Racing F1 Team テストドライバー)
24日ジェンソン・バトン
TAKATA童夢NSX (2006年SUPER GT参戦マシン)
道上 龍(チーム・ホンダ・レーシング)
Honda・無限 F107 (2006年全日本F3選手権参戦マシン)
塚越広大(Honda TEAM 無限)
■ジェンソン・バトン(Jenson Button)のコメント
「F1マシンを一般道で走らせることは、サーキットと比べると路面が粗いので、いつも緊張するね。でも今日は、ファンのみんながものすごく近くにいて、喜ぶ顔を間近で見ることができたので、うれしかったよ。ジョン・サーティースのマシンRA301も、とってもエキサイティングだった。歴史のあるクルマだし、僕にとっては特別なものなんだ。彼のことはよく知っているけれど、彼は僕ほど体が大きくないので、コクピットに入ったら、その小ささにちょっと驚いたよ。今のマシンと比べるとこの当時のマシンはものすごく滑りやすくて、簡単にオーバーステアになっちゃうんだ。今のマシンでは、まずそうはならないんだけれどね。今度は是非、サーキットでこのマシンに乗ってみたいよ」
■ジェームズ・ロシター(James Rossiter)のコメント
「ものすごくたくさんの人がいたので、びっくりしたよ。このクルマは次の中国GPのTカーだから、無理してはいけないって言われたんだけど、こんなにたくさんの人の前で走るんだから、ドーナツやバーンアウトをやりたいって中本さんに言ったんだ。中本さんもOKを出してくれて、お客さんも喜んでくれて、よかったよ」
■道上龍(Ryo Michigami)のコメント
「モータースポーツ全体を見て、海外に比べるとまだまだ日本は発展途上にあると僕自身は感じています。その中で、今回お台場でこのような大きなイベントができたことで、いままでのレースファンに加えて、新たにレースに興味を持ってファンになってくれた人たちもいたと思っています。是非こういうイベントを今後も続けて頂き、僕たちドライバーも積極的に参加していきたいと思いました。走行については、特設コースなのでサーキットに比べると路面が荒れていて、マシンが暴れるので責めの走りはできませんでした。ですが、これだけ間近でお客さんがレーシングカー見ることができるというのは、普段のレースではできないことなのでがんばって走りました。またこのような機会があったら、今度はより一層レーシングカーの速さと迫力をお見せしたいと思います」
■塚越広大(Kodai Tsukakoshi)のコメント
「大きなイベントですね。たくさんのお客さんに足を運んでいただいて、見て、触れ合えて、よいイベントだと思います。F3はサーキット以外にお客さんの前で走る機会はほとんど無いので、今回はF3をみなさんにアピールできてよかったです。初日は様子を見ながら走ったので、ちょっと慎重でしたけれど、2日目はフィーリングもわかったし、思いっきり走っていいよってメカニックさんに言ってもらえたので、スピンターンをしたりして、気持ちよく走れました」
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