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本田技研工業(株)の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーター(本社:カリフォルニア州 トーランス、社長:近藤広一)は、2006年7月20日に以下を発表致しましたので、その内容をご案内致します。
ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(HPD、カリフォルニア州サンタクラリタ) は、2007年シーズンからアキュラブランドで参戦するアメリカン・ルマン・シリーズ（ALMS）の参戦ラインアップを発表した。
来シーズン、アキュラ・エンジンを搭載するのはハイクロフト・レーシング・リミテッド(Highcroft Racing Ltd.,)、ロウズ・フェルナンデス・レーシング(Lowe's Fernandez Racing)、アンドレッティ・グリーン・レーシング(Andretti Green Racing)の3チームである。
参戦クラスはLMP2のプロトタイプクラスで、シャシーはアンドレッティ・グリーン・レーシングとハイクロフト・レーシングがクラージュLC75を使用する。なお、ハイクロフト・レーシングはHPDと共に車体の改良・開発を担当することになる。ローラB05/40を走らせるフェルナンデス・レーシングは、HPDのエンジン開発をサポートする立場としてデータ収集やフィードバックを担当する。
エンジン設計と開発はHPDが担当する。HPDがアメリカン・ルマン・シリーズ、IRL IndyCarシリーズという二つのレース活動を同時に行うのは初めてのことである。
3チームはともにミシュランのレーシングタイヤを使用する。3チームのドライバーズ・ラインアップは近日中に発表する予定である。
アメリカン・ルマン・シリーズは、歴史と伝統を誇るルマン24時間をモデルに運営されている。合衆国でもっとも急速に成長しつつあるシリーズでもあり、毎年260万人以上の観客を集めている。
アキュラLMP2は来月からテストを開始し、来年3月に開催されるセブリング12時間がアメリカン・ルマン・シリーズへのデビュー戦となる。
■ロバート・クラークHPD社長
「ハイクロフト・レーシング・リミテッド、フェルナンデス・レーシング、アンドレッティ・グリーン・レーシングのように優秀なチームと協力してアメリカン・ルマン・シリーズを戦えることになり、とても楽しみにしている。アンドレッティ・グリーンとフェルナンデスは、フォーミュラカー・レースの分野で以前から私たちにとって重要なパートナーであり、新しいレース活動のプログラムを実施するにあたり、彼らとの協力関係を拡大することは当然の選択だった。新たに私たちの‘ファミリー’に加わるハイクロフトも、車体の開発プログラムを進めてゆく上で理想的なチームだ。ハイクロフトは新興のチームなのでこれまでに得た経験は限られているが、高い士気と有力チームに対抗しうる能力を備え、HPDの期待に応えて高い目標を達成してくれるに違いない。ただし、アキュラが参戦するアメリカン・ルマン・シリーズは非常にレベルが高く、もちろん厳しいチャレンジになることは承知している」 |
