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バレンシアテスト、RA106は高い信頼性を発揮し、順調な仕上がり
2006年2月2日

 Honda Racing F1 Teamは今週、バレンシアで、2週目となる、新車RA106のテストを行った。

 今回の主な目的は、2台の新車の走行距離を増やし、タイヤとエンジンの開発作業を進めることだった。チームはまた、予選・レースシミュレーションも行うなど、シーズン開幕に向けて、着々と準備を行った。冬の不安定な天候が続いたにもかかわらず、ニューマシンは終始、高いレベルで信頼性を発揮。またテストに参加したルーベンス・バリチェロ、ジェンソン・バトン、アンソニー・デビッドソンの3人のドライバーが、常に上位タイムを記録するなど、順調なペースを維持した。

 火曜日の初日は、バリチェロとデビッドソンが参加。前夜かなりの降雨があったため、フルウエットタイヤを履いての走行となった。2人はセットアップ走行の後、今年からの新しい予選方式に習熟するために、予選シミュレーションを行なった。午後になってようやく路面が乾き始める中、セットアップ走行を続けた。ともに62周を走って、バリチェロが総合トップ、デビッドソンも2番手のタイムだった。

 水曜日はデビッドソンに代わって、バトンがテストに合流。ウエットタイヤでの空力評価から、テストを始めた。バリチェロはその一方で、さまざまなセットアップを試した。昼頃には路面もほぼ乾いたために、ドライタイヤのプログラムをこなしつつ、レースシミュレーションを行なった。この日バリチェロは117周を走行。バトンは86周を走って、総合2番手だった。

 3日目木曜日はバリチェロが抜け、再びデビッドソンが走行。今回のテストでは初めて、午前中からドライ路面というコンディションの下、両ドライバーはロングランでのタイヤ評価から始め、午後にはレースシミュレーションを行なった。午後になってすぐ、バトンの2号車は、エンジントラブルでピットに戻ったが、再びトラックに戻り、予定されたテストを全て終了した。デビッドソンはこの日、126周を走行。バトンは85周を走行し、総合2番手の速さを記録した。

ルーベンス・バリチェロ:ベストタイム1分12秒062(水曜日)
「初日はウエット路面だったにもかかわらず、かなりの周回をこなすことができた。そして2日目は、ロングランでのタイヤテストに集中した。非常にスムーズなやり方で、新車の習熟が進んでるよ。走るたびに、乗りやすくなってるね。先週に続いて、新車がかなりの戦闘力を発揮してるのがうれしいよ」

ジェンソン・バトン:ベストタイム1分10秒924(木曜日)
「今週のテストは、全般的にはすごくいい感じだった。それだけに、最終日にエンジントラブルが出てしまったのは残念だ。今回は、ロングランでの速さに集中して作業した。安定した、いいタイムが出せたよ。まだ新車を投入したばかりだから、今はとにかく1周でもたくさん走るようにしてる。でもそんな中でも、マシンはどんどん磨かれて行ってるから、うれしいよ」

アンソニー・デビッドソン:ベストタイム1分11秒573(木曜日)
「今日は有意義な1日だったし、何より終日ドライ路面だったのがありがたかった。コンディションはいいし、マシンはずっと抜群の信頼性を示してくれて、かなりの周回をこなせた。他のドライバー同様、ロングランでのタイヤ評価が主なメニューだった。でもそれ以外に予選シミュレーションもやって、これは面白かったね。ふだん僕は、こんな練習は滅多にしないからね。今週のテストもすごく順調だった。来週以降も、マシンの熟成に専念するよ」

マーク・エリス Honda Racing F1 Team チーフエンジニア
「今週も、新車RA106のテストは非常にうまくいった。天候と路面コンディションは今一つだったけれど、マシンはどんな状況でも速くて安定していることが、証明されたしね。いくつか問題は出たものの、信頼性のレベルにも満足してる。来週ヘレスでのテストを、今から楽しみにしてるよ」

中本修平Honda Racing F1 Team マネジメントボード、ホンダ・レーシング・ディベロップメント エンジニアリング・ディレクター
「今回のテストで若干のパワーアップを果たし、トルクカーブも改善されました。目標は100%の信頼性ですから、今後やることはまだたくさんあります。とはいえ全体的にはいい感じで進化してますね」

 
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