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Honda Racing F1 Team、2005年のテストをすべて終了
2005年12月16日

 12月14日から16日までの3日間、Honda Racing F1 Teamはスペイン・ヘレスサーキットにて2005年最後のテストを行った。今回のテストには、ジェンソン・バトン、アンソニー・デビッドソン、アダム・キャロルが参加。2台のコンセプトカーを使用して、車体・エンジン開発を中心に、空力やタイヤ評価のメニューも精力的に行った。

 11月下旬から始まった冬のテストで、チームは通算7000km以上を走行。新型V8エンジンにおいては、約6000kmを走行した。テストを通じてきわめて高い信頼性を発揮し、エンジンをはじめ来季のパッケージの開発に大きく寄与した。

 初日の水曜日は、デビッドソンとキャロルが078-07号車と078-08号車の2台のコンセプトカーに乗り、テストを開始。二人は空力テストを主として、車体・エンジン開発にも努めた。この日、デビッドソンは93周を走行。V8エンジンのF1マシンは初めてとなったキャロルは、85周を走行した。

 木曜日は早朝に降った雨のために、路面がところどころ濡れているコンディションで始まった。しかし、浅溝のインターミディエイトタイヤを履くのに十分なウエット路面状況ではなかった。気温がかなり低かったこともあり、プログラムは順調には行えなかったが、その後、路面状況が回復し、デビッドソンは各種タイヤ、コンパウンドの評価テストに専念した。一方アダムは、車体セットアップと空力評価を行った。デビッドソンは115周を順調にこなし、アダムも92周を走行した。

 金曜日にはアダムに代わり、バトンが合流。078-08号車のシャシーバランスの調整から、テストを始めた。その後は、車体セットアップ作業に専念。いくつか細かいトラブルのほか、ギアボックスにも不具合が出て、走行はいったん中断された。再開後は走り込みに集中し、合計86周を周回した。テスト3日目となるデビッドソンは、午前中はロングランでのタイヤ評価。午後には車体セットアップ作業を行い、81周を走行した。

 翌日土曜日にはバトンのみヘレスに残り、ミシュランのウエットタイヤプログラムに参加した。

ジェンソン・バトン
「今日(金曜日)はいくつかトラブルが出たために、プログラムをすべて消化することはできなかったが、いくつか違うセットアップを比較したりして、有用なデータが収集できたよ。この3日間、全般的にはとても有意義なテストになった。これまでで最高のウインターテストを送れたと、言ってもいい。信頼性も、テストプログラム自体も素晴らしかったしね。年明けから始まるテストも、この調子で行けることを楽しみにしてるよ」

アンソニー・デビッドソン
「これまでの冬のテスト同様、今回もいい調子だった。車体もエンジンも、終始信頼性抜群だったしね。今回はタイヤ評価や車体セットアップなど、ロングランでいろいろ試してみた。その中で、いくつか改良点が見つかったよ。テストを通じてかなりの距離をこなしたことで、V8エンジンにもずいぶん習熟できた。全体として、1年を締めくくるのに大変有意義なテストになったね」

アダム・キャロル
「この2日間、チームのみんなとヘレスでテストができて最高だった。マシンを楽しく走らせられたしね。予定していたプログラムはほぼ消化できたし、マシンにも新しいエンジンにもよくなじめたよ。V8エンジンのパワーは、予想以上で、運転していてとても面白いよ。2日間、ほとんどトラブルらしいトラブルも出なかった。マシン開発に貢献できたことを、うれしく思うよ」

マーク・エリス チーフテストエンジニア
「今週も順調にテストを終えることができ、これで2005年のプログラムをすべて終了した。2006年に向けてのV8エンジンとタイヤテストの結果には、非常に勇気づけられた。かなりの距離を走ったために、いくつかトラブルも出た。しかし全般的には、新型エンジンとギアボックスのパッケージは、性能面、信頼性ともに素晴らしかった。明日のウエットテストを終えて、われわれはクリスマス休暇に入る」

中本修平 Honda Racing Developmentエンジニアリングディレクター
「今回はエンジンに若干の改良を施し、期待通りの結果が得られました。このスペックでは、2レース分の距離をトラブルフリーで走り切れました。年明けからのテストも、楽しみです」

 
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