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へレステストレポート
2005年7月15日

 2005年シーズンもすでに全19戦中11戦を終えたが、チームはB・A・R Honda 007のいっそうの戦闘力向上に向け、精力的に開発を続けている。

 ドイツGPに先立つ週にも、チームはスペイン・へレスで3日間のテストを敢行し、4人のレギュラードライバーが全員参加した。今週から始まる2連戦後、8月下旬までテストは禁止される。そのため今回のテストは、新たな空力パッケージの確認、改良パーツの評価、ミシュランの新スペックタイヤ、Hondaエンジンの最新バージョンのテストなど、多岐にわたった。

 夏休み前の最後のテストということで、スタッフにしてみれば1分も時間を無駄にできない。そんな彼らの努力もあって、来週末ホッケンハイムで戦われるドイツGPには、さらに強力になったパッケージで臨めそうだ。

 テスト初日水曜日には、ジェンソン・バトンとアンソニー・デビッドソンが参加。バトンは空力評価に専念して、78周を周回。総合2番手のタイムだった。一方デビッドソンは新しい足回りを試し、62周をこなした。午後のセッションが始まると、計6度もの赤旗中断に見舞われ、2人にとっては欲求不満気味の初日になってしまった。

 2日目のバトンは空力評価を中心に、予定したプログラムをほぼ終了する、生産的な1日となった。この日に合流した佐藤琢磨は、007-3号車と069-8号車の両車体を交互にドライブ。主に冷却システムの評価に専念したほか、車体セットアップやドイツGPに向けてのタイヤ評価を行った。佐藤は89周を走って、総合2番手の速さだった。

 最終日の佐藤はタイヤプログラムを中心に、合計118周を周回。ただしこの日は午前中、エンジントラブルに見舞われ、32周を走ったところでコース上に立ち往生する場面もあった。デビッドソンは前日のバトンのあとを継いで、新空力パッケージの評価を続行。車体セットアップなども行って、120周を周回した。またエンリケ・ベルノルディは069-8号車で、他の2台の合間を縫って、2006年に向けての新たなシステムをテストした。

ジェンソン・バトン
「僕は2日間、主に空力評価に専念した。かなり暑かったし、しょっちゅう赤旗中断されたりもしたけど、テストはおおむね良い感じだったよ」

佐藤琢磨
「テストは順調で、かなりの距離をこなせました。僕は主に、エンジンとタイヤを担当。ホッケンハイムとハンガロリンクで使われる予定のタイヤを1日で決めましたから、相当密度の濃いテストでした。これからの3つのGPは、いずれも酷暑のコンディションが予想されます。その意味でも今回のかなり暑かったへレステストは、良い予行演習になりました。いくつか細かい問題は出ましたが、全般的には有意義なテストでした」

アンソニー・デビッドソン
「最初に空力テストに集中し、その好結果を見届けてから足回りのテストに移行した。午後にはトラクションコントロールもテストしたし、忙しいけれど得るものは多かったよ」

エンリケ・ベルノルディ
「良い1日だったね。069-8号車で2006年用の新システムを試した。基本的に古いタイヤで走ったから、いつものテストのようには行かなかったけれどね。でも十分に良いデータが取れた」

マーク・エリス B・A・R Hondaチーフテストエンジニア
「今週は信じがたいほど暑く、おかげでホッケンハイム、ハンガロリンク、トルコに向けての、良い練習になった。今回もかなりたくさんのパーツを試すことができた。トップチームに追いつくべく頑張ったファクトリースタッフの努力に、大いに感謝したい」

中本修平 Honda Racing Developmentエンジニアリングディレクター
「かなり過酷なコンディションでのテストでしたが、ドライバーは皆がんばって走ってくれました。赤旗がずいぶん出ましたが、ホッケンハイムに向けての新型エンジンは、期待通りの性能を確認できました」

 
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