MENU

HONDA

検索
Honda
モータースポーツ
ニュース
ニュース
モータースポーツ > ニュース >  F1世界選手権第4戦サンマリノGPに関するFIA裁定についてのご報告
F1世界選手権第4戦サンマリノGPに関するFIA裁定についてのご報告
2005年5月13日

日頃は、Hondaのモータースポーツ活動にご声援を賜り誠にありがとうございます。また、この度のFIA(国際自動車連盟)裁定の件につきましては、皆様に多大なご心配をおかけしております。
ここに本件のこれまでの経緯につきまして、あらためてご説明させていただきます。

  • 4月24日のサンマリノGP終了後の車検で、ジェンソン・バトン選手の車両が通常通り、残った燃料を積んだままの状態で車重検査を受けました。その時は、ドライバーを含む車両の総重量が最低重量規定の600kgを上回っておりましたが、その後、バトン選手のマシンのみ、全て(メインタンク、コレクター、アキュムレーター等の燃料系)の燃料を抜いた状態で再度、重量検査を行った結果、車両総重量が600kgを下回っていました。
  • その時点でFIAの検査員は、チーム提供の燃料積載量、燃費、給油量データ等を照合し、レース中のいかなる時点においても最低重量を下回ること(規則違反)はなかったことを確認し、バトン選手の3位、佐藤琢磨選手の5位が確定しました。しかし、その後FIA本部は、検査員の判断を不服とし、再度詳細な説明を求めてきました。
  • B・A・R Hondaは、5月4日、パリにあるFIAの国際控訴裁判所で行われたヒアリングに参加し、FIAが求める情報を提出し十分な説明を行い、レース中のいかなる時点においても最低重量を下回ることはなかったことを証明する資料も提出いたしました。
    FIAが訴えた、チームが故意に不正手段を取ったとは認められないが、チーム提供の燃費データは最低重量要件を満たしていることを保証することはできないなどの理由により、5月5日の午後、B・A・R Hondaに対して第4戦サンマリノGPで獲得したポイントの無効、第5戦スペイン、第6戦モナコの2グランプリへの出場停止、6ヶ月間の出場停止(但し、1年間の執行猶予)という裁定が下されました。
  • 5月6日、Hondaは、このFIA裁定に対し声明を発表しました。
    大島裕志:本田技研工業株式会社 取締役広報部長 モータースポーツ担当役員のコメント
    「B・A・R Hondaが、現在のレギュレーションに適合している資料を提出し、十分な説明を行ったにもかかわらず、FIAから今回の裁定がだされたことは誠に遺憾である。今後も、B・A・R Hondaの意志を尊重し、最善を尽くしてレース活動を行っていけるようサポートしていく」
  • しかし、F1のルール上、FIA国際控訴裁判所が提訴の最終決定の場となっており、現在のF1の枠組みの中では、これ以上控訴する手段がないこと、さらにB・A・R HondaはF1界がいたずらに混乱することは避けるべきとも考えておりました。
  • その後、車両最低重量に関するレギュレーションの解釈が明確になったため、5月12日現地時間午後3時30分(日本時間同午後11時30分)に、B・A・R Hondaから下記の声明が発表されました。
    「Lucky Strike B・A・R Hondaは、今回の議論が起こるまで、レギュレーション上「レースで消費されることのない燃料」は、マシンの重量検査前に抜く必要がないと真摯に確信していた。他チームとの話し合いを含め、十分に検討した結果、レギュレーションの車両最低重量については、全ての燃料を完全に抜いた状態で常に600kgを上回っていなければならないという解釈を受け入れることにした。「レースで消費されることのない燃料」とは、燃料供給システムを正常に作動させるため、走行に必要な燃料に加え、常にシステム内に必要とする燃料である。
    Lucky Strike B・A・R Hondaは、この判断をもとにFIA国際控訴裁判所の裁定は、他のケースと同様に無報酬を基本として職務にあたる、高いレベルの弁護士と専門的知識を持った裁判官らによる独立した機関によって判断された公正なものとして、受け入れることにした。
    Lucky Strike B・A・R Hondaが求めることは、フェアでイコールコンディションなF1世界選手権において、他チームと競争すること以外のなにものでもなく、ヨーロッパGPから再び参戦することを楽しみにしている。」
  • 5月13日午後3時、Hondaは、上記のB・A・R Hondaの声明を受け、下記コメントを発表しました。
    福井威夫:本田技研工業株式会社代表取締役社長のコメント
    「F1世界選手権第4戦サンマリノグランプリ終了後、F1チームであるB・A・R HondaにFIAから裁定が出され、スペイングランプリを欠場するなど、一連の出来事についてモータースポーツファンの方々をはじめ多くの皆様にご心配をおかけしましたことを、大変残念に思っています。
    B・A・R Hondaは、レギュレーションの車両最低重量についての解釈が今回明確になったとして、FIAの判断を受け入れる声明を発表いたしました。Hondaは、B・A・R Hondaのこの声明を支持いたします。また、HondaはB・A・R Hondaが故意の不正行為を行なっていなかったことをあらためて確認いたしました。
    モータースポーツ活動は、Hondaの企業文化にとって大変重要な意味を持ちます。正々堂々とレースにチャレンジし、その過程で様々な障害を乗り越え、目標を達成した時に得られる個々人の経験や自信は、企業としての貴重な財産です。
    今までも、そしてこれからも、私たちHondaとB・A・R Hondaが求めるものはF1世界選手権において他チームとフェアに競い合い、そして勝利することです。第7戦ヨーロッパグランプリから、再びチーム一丸となってF1にチャレンジして参ります。
    これからもHondaは、皆様の期待にお応えできるよう、F1をはじめ様々なレースに今までと変わらずチャレンジし続けて参ります。皆様のご声援の程、よろしくお願いいたします。」
 
ページの先頭へ