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バルセロナテストレポート
2005年4月8日

バルセロナテストレポート(4月8日)

 2台のマシン、4人のドライバーが参加して行なわれたスペイン・バルセロナでの3日間のテストで、Lucky Strike B・A・R Hondaは速さと信頼性の高さの両方を、極めて高いレベルで披露した。

 今回のテストは、大幅にバージョンアップされた空力パッケージ、最新のHondaエンジン、そしてミシュランが今後のヨーロッパラウンドに投入を予定しているスペックの評価が、主なメニューだった。ここまで期待したような成績が挙げられていないB・A・R Hondaにとっては、第4戦から始まるヨーロッパでの戦いで、ぜひとも巻き返したい。このテストは、そのための重要な準備と位置付けられた。そしてちょうど1年前に佐藤琢磨が記録したコースレコードを更新したのみならず、グランプリ11レース分に相当する、719ラップもの周回をこなし、速さと信頼性の高さを発揮した。

 テスト初日の水曜日には、ジェンソン・バトンとアンソニー・デビッドソンが、007-1号車と、完成したばかりの5号車を走らせた。基本セットアップを終えた後、バトンは新しい空力パッケージの評価に専念。合計で109周を走り込んだ。一方のデビッドソンは、今回のカタロニアサーキットで戦われるスペインGPに向けての、タイヤスペックの評価を行なった。同時にエンジンの耐久性テストも行ない、143周もの周回をこなした。

 2日目もバトンは1号車のステアリングを握り、空力テストを続行。141周を走った上に、1分13秒552のベストタイムをたたき出した。これは同サーキットの、非公式最速記録となるものである。この日からチームに合流した佐藤は、5号車をドライブ。主にタイヤ評価を担当して、121周を周回。プログラムをほぼ終了した午後4時以降は、エンリケ・ベルノルディにバトンタッチ。ベルノルディはセットアップ作業をこなして21周を走った。

 最終日は、佐藤とベルノルディという顔ぶれ。佐藤が5号車を、ベルノルディが1号車をドライブした。しかしこの日は終日、雨が降ったりやんだりという天候。このため2人は主に、インターメディエイトタイヤでの走行を行なった。ベルノルディは65周を走ったところで、エンジンが予定走行距離に達してテスト終了。一方の佐藤は、午後遅くには路面がほぼ乾いたこともあって、空力のテストを行なった。この日の佐藤は、129周を周回した。

ジェンソン・バトン
「今週のテストはずいぶん忙しく、僕だけでも2日間で250周も走ったよ。基本的なメニューは信頼性の確認と、新しい空力パッケージの評価だった。テストは順調に進んで、進化の手応えはあったよ。それがライバルに比べて、どれほど大きなステップアップなのかは、今の時点では分からない。でもかなりたくさんのパーツを試したからね。その中でベストのものが、選択できたと思うよ。2日目にはコースレコードも樹立できたし、気分良かったよ」

佐藤琢磨
「今週は、良いテストになりました。主なメニューは空力とタイヤ評価で、僕は初日にはまずタイヤテストに集中しました。進化が実感できたし、なによりタイム表の上位に記録されるのは、良い気持ちですよね。2日目は残念ながら雨模様の天候になってしまいましたけど、ウェットタイヤで良いテストができました。その間にも何回かドライタイヤで走れたので、セットアップ作業も進みました。全般的にとても良い感じでしたね。この調子を、ぜひ次週のポールリカールテストでも続けたいところです」

アンソニー・デビッドソン
「水曜日の走行で、僕は143周663kmもの距離をこなすことができた。これはチームがバルセロナテストで1日に走った中で、最長記録になるんだ。主なメニューは、スペインGPに向けての、プライム、オプション両スペックのタイヤテストだった。期待できそうな結果が出たし、ハンドリングも悪くなかった。終盤には、かなり良いタイムも出せたしね。とても良い1日だったよ」

エンリケ・ベルノルディ
「今回のテストが、僕が今年のマシンである007を走らせる初めての機会だった。初日は2回のショートランをドライ路面で走れたけれど、2日目はウォームアップランの頃からあいにく雨が降り出してしまった。それでレインタイヤのテストに切り替えたんだ。ニューマシンのフィーリングは、コンセプトカーよりずっと良い感じだね」

マーク・エリス B・A・R Hondaチーフテストエンジニア
「今週は、最高のテストになった。マシンは2台とも実に高いレベルの信頼性を示し、おかげでスタッフは連日、予定していたメニューを存分にこなすことができた。マシンパフォーマンスの評価もずいぶんやって、かなりの進化が確認できた。次週のポールリカールでも、このテストを続ける。ヨーロッパラウンド初戦となるイモラに向けての、さらに新しい空力パッケージを試すことになると思う。それから今回のテストでは、3基のエンジンがそれぞれ、2レース分の距離を問題なく走りきった。これもまたHondaにとっては、かなりの好材料となった。グリッド最前列に復帰するために、チームは必死に頑張っている」

中本修平 Honda Racing Developmentエンジニアリング・ディレクター
「今週はエンジン面でも、かなりの進化が確認できました。次週ポールリカールテストでも、さらなる努力を続けます」

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