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ヘレステストレポート | ![]() |
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2005年2月14日 | ||||
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ヘレステストレポート(2月11日) ヘレステストで、B・A・R Hondaがトップタイムを記録 Lucky Strike B・A・R Hondaは、ウィンターテストの舞台をスペイン南部のヘレスに移し、精力的に開発プログラムを消化した。今回のテストには4人のドライバーがフル参加し、4日間の日程で実施された。新車投入後の3週間はバレンシアで走り続けていただけに、コース特性の違うサーキットで、初めてニューマシンB・A・R Honda 007を走らせるテストとなった。 テスト初日午前中は、前夜の雨で路面がまだ濡れていたために、ほとんど走行することができなかった。ほどなくコースインしたアンソニー・デビッドソンは、ニューマシン1号車でタイヤ評価とセットアップ作業を行った。しかし午後のセッションが始まって早々、佐藤の乗った2号車のリアウィングが、1コーナーに進入する際に脱落するアクシデントが発生。マシンはコースオフして、タイヤバリアに激突。幸い佐藤にほとんど怪我はなかったものの、この日のテストはこれで打ち切りとなった。ウイングの脱落原因についての調査は継続中だが、このウイングの製造上の問題という可能性が高いようだ。 2日目のデビッドソンは、昨年のマシンでタイヤコンパウンドの評価を中心にメニューをこなし、実に154周、680km以上を走破した。一方、新車のステアリングを握った佐藤は、午前中はギアボックストラブルに見舞われ、午後は10コーナーでスピン、コースアウトを喫するなど、思うように周回できず。マシンへのダメージはそれほどでなかったものの、この日のテストは予定より早く切り上げられた。 3日目にテストに合流したバトンは、007の2号車をドライブ。まずはこのサーキット用のマシンの初期セットアップと、バトン自身の習熟走行を重ねる。ところが前日の佐藤と同様のコースアウトを、同じ場所で喫してしまう。タイヤバリアに衝突し、マシン前部を破損。とはいえメカニックの敏速な作業のおかげで、午後にはコースに復帰した。その後セッション終了までに、ショートランでのタイヤ評価と空力プログラムを消化した。この日のバトンは72周を周回。一方の佐藤は006で主にタイヤ開発に集中し、129周を走行した。 そしてテスト4日目、金曜日のバトンは、タイヤプログラムを中心にニューマシンで129周を走行。Hondaのニューエンジンは、この時点での目標走行距離を達成した。また、この日テストに加わったエンリケ・ベルノルディは、空力とロングランでのタイヤテストをこなし、122周を走りきった。 3日目まではトラブルに見舞われたこともあり、若干欲求不満気味のテストだったが、金曜日にマシンの真のポテンシャルをうかがわせる結果を出せ、チームには明るい雰囲気が流れた。チームとしてはこの時点まで信頼性の確認と、新たなレギュレーションの下で、タイヤがどのような性能を発揮するかのテストの重点を置いていた。しかし、チームはこの日初めて燃料搭載量を軽くしてのタイムアタックにチャレンジ。その結果はバトンが1分15秒680という、今週を通しての最速タイムとなって表れた。バトンは、翌土曜日にはウエットテストに参加し、今回のテストを締めくくった。 ■ジェンソン・バトン ■佐藤琢磨 ■アンソニー・デビッドソン ■エンリケ・ベルノルディ ■アンドリュー・オズワース B・A・R Hondaテストチームマネージャー ■中本修平 エンジニアリング・ディレクター Honda Racing Development |
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