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バレンシアテストレポート バレンシアテストレポート
2005年1月24日

バレンシアテストレポート(1月21日)

 バルセロナ、カタロニアサーキットでのLucky Strike B・A・R Honda 007の新車発表会に続き、チームは2005年シーズンに向けての最初のテストプログラムを始動した。当初は同じバルセロナでテストを続行する予定だったが、新たに舗装された路面の状態に問題があったため、チームはテストスケジュールの変更を決定。急遽バルセロナから約400km南に位置する、バレンシアにて行うこととなった。水曜日から始まった3日間のテストでは、ジェンソン・バトンがニューマシン007、佐藤琢磨がコンセプトカーを2日間ドライブ。そして金曜日には、アンソニー・デビッドソンとエンリケ・ベルノルディが、それぞれのあとを継いだ。

 バトンは水曜日の午前中から007による本格的な走り込みを開始。まずは基本となるセットアップを決め、その後ニュータイヤでのマシンの評価を行い、38周を周回した。そして午後には、すぐにレースシミュレーションを始めたものの、第2スティントの途中でエンジンに問題が発生し、中断となってしまった。この日バトンはニューマシンで77周を走行し、佐藤はコンセプトカーでタイヤ評価を中心に83周をこなした。

 2日目午前中のバトンは、タイヤテスト、および空力評価のメニューで、54周を周回。午後にはタイヤのロングランを行って、結局この日は、ニューマシンの走り出しとしては異例の、127周もの周回を重ねた。佐藤もこの日は順調に周回を重ね、予定していたタイヤのロングランテストを無事こなした。午後にはニュータイヤのコンパウンドを各種試すテストに没頭し、合計132周を走りきっている。

 デビッドソンとベルノルディは、最終日の金曜日に合流。レースドライバーたちのあとを継いだ。007に乗り込んだデビッドソンは、午前中をタイヤテストに費やす。しかし43周を走ったところでエンジンに不具合を生じ、テストはいったん中断。だが午後には2度のタイヤロングランを行って、合計117周を周回した。一方のベルノルディは午前中にタイヤ評価を行っていたものの、トランスミッションのトラブルのため31周で中断。ベルノルディ自身も体調不良を訴え、昼食後にサーキット内のメディカルセンターで診察を受けた後、大事を取って走行を取りやめた。

ニック・フライ Lucky Strike B・A・R Honda代表
「2004年シーズンは、B・A・R Hondaチーム全員の努力とチームワークのおかげで、コンストラクターズ選手権2位という、満足できる結果を出せました。昨年はレース優勝を果たせなかったので、まずは一勝することが、我々のF1世界選手権タイトル獲得に向けての3年計画の第一歩です。B・A・R Honda 007 は更なる進化を遂げていますが、デザインやパフォーマンス面だけではなく、デザインと実際の製造プロセスについても大変スムースに完結しました。これは、この3年間 B・A・R Honda で成し遂げられた組織面及びプロセス面での変更が成熟し、チームの一体感が強まったことの現れです。また、これが目標達成に向けたシーズン中のマシンの開発や、今後の開発を進めることをできる要因となっています。Hondaはチームの45%の株主であり、B・A・R Honda 007 は、B・A・R とブリティッシュ・アメリカン・タバコそして Honda の間の新時代の証です。勝利に向けた体制が整ったと確信しています」

ジェフ・ウィリス B・A・Rテクニカル・ディレクター
「新車B・A・R Honda 007の出来栄えには大いに満足しています。チームにとって自然なステップアップであり、この新型マシンでは昨年のマシンコンセプトを強化するだけではなく、いくつもの重要な改良項目を盛り込んでいます。技術チームとHondaの協力体制がより一層深まり、エンジン、シャシー、トランスミッションの一体化が実現できました。さらに、昨年はミシュランとの間に、とても良い協力体制を築くことができました。007はタイヤの特性と新レギュレーションを念頭に置き設計しました。新レギュレーションの技術面での最難関は、空力性能とエンジンに関する課題です。この両面で、徹底的な開発プログラムを実施して、05コンセプトカーで広範囲にわたるテストを繰り返してきました。今回のマシン開発では、フェラーリとの差を縮めることができ、B・A・R Hondaがレース初優勝を飾れるマシンを開発することが、第一の目標となりました。これまでに達成してきたパフォーマンスの改善に自信を持っています。そして毎シーズンそうなのですが、7週間後に迫ったオーストラリアでの開幕戦で実際の成果を見届けることを、心待ちにしています」

ジェンソン・バトン
「バレンシアでは充実した日々を過ごせたし、007のテストはすごくスムーズに進んだよ。主にやったのはタイヤ比較と、セットアップ作業だった。冬のテストの通常のメニューだね。タイヤに関しては、まだやるべきことが山ほどある。でも正しい方向に向かってることは、間違いないよ。コンセプトカーと比べても、タイムは悪くない。たった2日間走っただけでこのレベルにいるのは、良い気分だね。来週のテストが待ちきれないよ」

佐藤琢磨
「今回が今年の初テストだったのですが、久しぶりにマシンに乗り込んでコースに出て行くのは、やっぱり最高の気分ですね。初日はかなり風が強く、突風にも悩まされました。それでも有益なデータを収集できたと思います。そして2日目には風もやんで、理想に近いコンディションになりました。タイヤテストを相当やりましたが、シーズンに向けての開発はかなり順調と言えると思います。僕のコンセプトカーでのテストはこれが最後で、来週のバレンシアからは、いよいよニューマシンで走れるのが楽しみで仕方ありません。新車での走行は発表会の時に体験済みですが、僅か6周でしたから、じっくり走り込めるのを楽しみにしています」

アンソニー・デビッドソン
「ニューマシンのステアリングを初めて握るのは、気持ちの良い体験だった。バレンシアに来たのは005で走って以来だけど、コースにもすぐに適応できたよ。ニューマシン自体がすごく走りやすいことにも助けられたね。このクルマも去年のに劣らず、かなり競争力がありそうだ。午前中にエンジントラブルに見舞われたりしたけど、周回数はかなり稼いだし、生産的な1日だったと思う。ミシュランは今季用タイヤの開発に精力を注いでいるし、少なくともここバレンシアでは良いパフォーマンスを発揮できているよ。来週も3日間、ニューマシンで走れるのを楽しみにしている」

アンドリュー・オズワース B・A・R Hondaテストチームマネージャー
「バルセロナから急遽バレンシアに移ったこともあって、相当に忙しい3日間になった。ニューマシンは最初の実地走行にしては、特に目立ったトラブルもなく1200kmを走破できたし、かなり良い走りができたと思う。今後数週間の集中テストできっちり走り込み、信頼性は完璧なものにしなければならない。次週のバレンシアには2台目のニューマシンも到着する予定で、これから作業がはかどるにつれ、マシンはどんどん進化していくはずだ」

中本修平 エンジニアリング・ディレクター Honda Racing Development
「ニューマシンの最初のテストとしては良いものでしたが、エンジンに関してはいろいろ見直すべきところが出てきました。もちろん、早急に対策を講じますよ」

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