全国大会2018 レポート&リザルト

大会概要

大会名称
本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2018 第38回 全国大会
開催日
2018年9月29日(土)決勝/9月30日(日)中止
会場
ツインリンクもてぎ 「スーパースピードウェイ」
燃料密度
0.744( 2018年9月29日(土)午前9時50分時点)
天候
雨 気温:21.5℃( 2018年9月29日(土)午前9時50分時点)

“本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2018 第38回 全国大会”は、は、台風の影響による荒天が予想されたため、2018年9月29日(土)の練習走行日を決勝として、栃木県「ツインリンクもてぎ」にて開催いたしました。
本大会は、限りあるガソリンの有用性を考え「1リットルのガソリンでどこまで走れるか?」をテーマとし、自由な発想であらゆる可能性にチャレンジする燃費競技大会です。

全国各地の中学校や高等学校、大学、短大、高専、専門学校や、社会人のチームが毎年多数参加しています。
今年は全356チームがエントリーし、内26チームが初参加となりました。
また、海外からは、タイ、中国、ベトナムの3カ国から9チームがニューチャレンジクラスに参加しました

今年は356チームがエントリー!燃費の記録に挑戦しました。

参加者ミーティングで、飯田 喜幸 大会競技委員長から注意事項の説明。

村上 洋 競技審査委員長のフラッグで競技スタート。

荒天が予想されましたが無事に決勝を実施。

午前8時より参加者ミーティングが行われ、飯田 喜幸 大会競技委員長、ツインリンクもてぎより競技に関する諸注意の説明が行われました。

グループⅠで優勝した、芝学園技術工作部2号車

グループⅡで優勝した、千葉県立下総高等学校自動車部B

最優秀賞 本田宗一郎杯は
ニューチャレンジクラス「PANJAVIDHYA」が受賞!!

グループⅠの中学生クラスは23チームがエントリー。「芝学園技術工作部2号車」が809.152km/lの記録で優勝。2位には「あきる野市立東中学校 チームB」が648.958km/lの記録で続き、3位は「信大附属長野中Apeiron」記録は641.448km/lでした。
グループⅡの高校生クラスは、全クラスの中で最も多い145チームがエントリー。優勝は、 2,120.682 km/l を記録した「千葉県立下総高等学校自動車部B」で、大会四連覇を達成しました。2位にも「千葉県立下総高等学校自動車部A」が2,080.874km/lで入賞し、上位を独占。3位は「埼玉県立進修館高校 機械研究部B」記録は1,625.856km/lでした。
グループⅢの大学・短大・高専・専門学校生クラスは74チームがエントリー。「八戸高専自動車工学部NP号Ⅳ」が1,674.989km/lの記録で優勝。2位には「鈴鹿高専エコカープロジェクトA」で記録が1,162.433km/l、3位は「Team淡青of有明高専」記録は925.184km/lでした。
グループⅣの一般クラスは43チームがエントリー。「富士エコラン・チーム白糸」が2,349.503km/lの記録で優勝し、大会二連覇を達成しました。2位には「走れ!三輪車」で記録は2,095.176km/l、3位は「TEAM POLARIS」記録は1,822.709km/lでした。
ニューチャレンジクラスは14チームがエントリー。タイから参加の「PANJAVIDHYA」が3,056.121km/lの記録で優勝するとともに、全クラス総合の最高記録を樹立したチームに与えられる“最優秀賞 本田宗一郎杯”を受賞しました。2位には「栃木県立矢板高等学校 OB」の記録で1,122.829km/l、3位は中国から参加の「I-MEGA」で、記録は1,029.892km/lでした。
2人乗りクラスは13チームがエントリー。「栃木県立矢板高等学校 C」が684.752km/lの記録で優勝し、大会五連覇を達成しました。2位には「富士エコラン・メッサーシュミット」で記録は643.304km/l、3位は「会津北嶺高等学校」記録は391.813km/lでした。
二輪車クラスは44チームがエントリー。「Team濃青of有明高専」が293.015km/lの記録で優勝。2位には「Super CubS‘+水戸藩」の記録で259.086km/l、3位は「Little Cubs」記録は258.037km/lでした。

また、デザイン賞としてグループⅣ一般クラスから「あきる野市立東中学校OB-OG」が選ばれ、「前一輪の難しいレイアウトを美しいデザインにまとめた。尚且つ、オリジナリティがある。」という点で高く評価されました。初参加チームの中で最も記録の良いチームに送られる新人賞には、グループⅠの中学生クラスからは、「白梅学園清修中学校エコランチーム」、グループⅡの高校生クラスからは「小田原城北工業高校課題研究」が選ばれました。また、昨年から最も記録を伸ばしたチームへ送られる「ステップアップ賞」には、グループⅠ中学生クラスから「芝学園技術工作部2号車」はプラス+402.020km/l、グループⅡ高校生クラスから「真岡工業高校機械研究部A」はプラス539.105 km/l、グループⅢの大学・短大・高専・専門学校生クラスから「神奈川県立産業技術短期大学校α」がプラス+337.903km/lで受賞。残念ながら歴代最高記録の更新はありませんでしたが、参加者の創意工夫には目をみはるものがあり、第39回大会での記録更新に期待したいと思います。

EMC NEWS 2018

全国大会当日の様子を掲載したタブロイド紙「EMC NEWS 2018」。
下記をクリックすると「EMC NEWS 2018」データがダウンロード出来ます。(約5MB)

  • EMC NEWS 2018

集合写真データ

下記をクリックすると集合写真データがダウンロード出来ます。

  • 集合写真1

全国大会リザルト

本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2018 第38回 全国大会 各グループリザルト

※本田技研工業株式会社ホームページ内 リリースページはこちら
URL:https://www.honda.co.jp/motorsports/topics/2018/emc/

各クラス優勝チーム

グループI (中学生クラス)

ゼッケン 11
チーム名 芝学園技術工作部2号車
記  録 809.152km/L

グループII (高校生クラス)

ゼッケン 171
チーム名 千葉県立下総高等学校自動車部B
記  録 2,120.682km/L

グループIII (大学・短大・高専・専門学校生クラス)

ゼッケン 311
チーム名 八戸高専自動車工学部NP号Ⅳ
記  録 1,674.989km/L

グループIV (一般クラス)

ゼッケン 430
チーム名 富士エコラン・チーム白糸
記  録 2,349.503km/L

ニューチャレンジクラス

ゼッケン 514
チーム名 PANJAVIDHYA
記  録 3,056.121km/L

2人乗りクラス

ゼッケン 612
チーム名 栃木県立矢板高等学校 C
記  録 684.752km/L

二輪車クラス

ゼッケン 724
チーム名 Team濃青of有明高専
記  録 293.015km/L

特別賞受賞チーム

最優秀賞 本田宗一郎杯

グループ ニューチャレンジクラス
ゼッケン 514
チーム名 PANJAVIDHYA
記  録 3,056.121km/L
【選考基準】
今大会最高燃費記録を達成したチーム

デザイン賞

グループ グループⅣ
ゼッケン 438
チーム名 あきる野市立東中学校OB-OG
【選考理由】
前一輪の難しいレイアウトを美しいデザインにまとめた。尚且つ、オリジナリティがある。

グループⅠ 新人賞

グループ グループI
ゼッケン 23
チーム名 白梅学園清修中学校エコランチーム
記  録 248.602km/L
【選考基準】
初参加チームの中で、最高燃費記録を達成したチーム
※グループI・グループIIのみ

グループⅡ 新人賞

グループ グループII
ゼッケン 174
チーム名 小田原城北工業高校課題研究
記  録 800.651km/L
【選考基準】
初参加チームの中で、最高燃費記録を達成したチーム
※グループI・グループIIのみ

グループⅠ ステップアップ賞

グループ グループI
ゼッケン 11
チーム名 芝学園技術工作部2号車
記  録 809.152km/L
(+402.020km/L)
【選考基準】
昨年の全国大会の記録から最も記録が伸びたチーム ※グループI・グループII・グループIII のみ

グループⅡ ステップアップ賞

グループ グループII
ゼッケン 155
チーム名 真岡工業高校機械研究部A
記  録 977.861km/L
(+539.105 km/L)
【選考基準】
昨年の全国大会の記録から最も記録が伸びたチーム ※グループI・グループII・グループIII のみ

グループIII ステップアップ賞

グループ グループIII
ゼッケン 321
チーム名 神奈川県立産業技術短期大学校α
記  録 591.077km/L
(+337.903km/L)
【選考基準】
昨年の全国大会の記録から最も記録が伸びたチーム ※グループI・グループII・グループIII のみ