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2018 合同テスト 2日目 2018.07.11

最終セッションで大きくタイムを更新したRed Bull Honda with 日本郵便
総合順位では5番手につける

鈴鹿8時間耐久ロードレースに向けての公開合同テスト2日目が、三重県・鈴鹿サーキットで行われました。昨日と同様の暑さとなり、湿気が多く蒸し暑い中、各チームによる走行が繰り返されました。

テストは、引き続きAグループ、Bグループに分かれて行われました。9時からBグループ、Aグループの順で2回ごとに40分の走行が行われ、トータル80分。午後は14時からBグループ、Aグループがそれぞれ90分の走行をこなしました。

Red Bull Honda with 日本郵便は、中上貴晶がMotoGP参戦のため不参加、レオン・キャミアは10日の転倒の影響で走行を見合わせていたため、高橋巧のみが走行。高橋は2台のマシンを乗り換えながらテストを行い、最後のセッションでは24ラップのロングランをこなし、マシンの仕上がりを確認しました。

(左から)宇川徹、高橋巧

MuSASHi RT HARC-PRO. Hondaは水野涼に加え、パトリック・ジェイコブセンが前日に引き続き参加。ドミニク・エガーターはMoto2に参戦のため、不参加でした。水野とジェイコブセンは前日同様、それぞれのマシンで走行を重ねました。

F.C.C. TSR Honda Franceは、昨日に引き続きフレディ・フォレイ、ジョシュ・フックが走行。アラン・テシュはケガの影響により走行は見合わせましたが、ピットに顔を出してチームメートの走行を見守りました。最終日には走行に参加する予定です。KYB MORIWAKI MOTUL RACINGは清成龍一、高橋裕紀に加え、ダン・リンフットが参加。ピレリから届いた新しいスペックのタイヤに合わせて、マシンの調整を重ねました。

MuSASHi RT HARC-PRO. Honda

F.C.C. TSR Honda France

au・テルル MotoUP RTは、Moto2に参戦中の長島哲太とイサック・ビニャーレスが不参加だったため、秋吉耕佑のみが走行。前日同様、単独でドライのセッティングを詰める作業を行いました。

Honda Asia-Dream Racingからは、ザクワン・ザイディ、トロイ・ハーフォス、アンディ・イズディハールの3名がそろって参加。Team SuP Dream Hondaは山口辰也、J-GP2クラスに参戦中の作本輝介と岩戸亮介が走行、Honda Dream RT 桜井ホンダは濱原颯道のみが参加しました。

au・テルル MotoUP RT

(左から)トロイ・ハーフォス、ザクワン・ザイディ、アンディ・イズディハール、玉田誠

テスト2日目も前日と同様、何度か赤旗が出て走行が中断される中、各チームはそれぞれの課題に取り組むため、走行を重ねました。セッション4のBグループでは、au・テルル MotoUP RTの秋吉が2分8秒723で2番手タイムを記録。4番手にRed Bull Honda with 日本郵便の高橋巧、5番手にはHonda Asia-Dream Racingが入りました。F.C.C. TSR Honda Franceは7番手。Team SuP Dream Hondaは12番手につけました。KYB MORIWAKI MOTUL RACINGは15番手でした。

AグループではMuSASHi RT HARC-PRO. Hondaが6番手、7番手につけ、水野とジェイコブセンがともに2分9秒台を記録。2人はともに遜色ないタイムでラップを重ねながら、本番への準備を進めていました。Honda Dream RT 桜井ホンダは、濱原が2台のマシンを乗り換えながらセッティングの確認作業を続け、それぞれ15番手、17番手につけました。

KYB MORIWAKI MOTUL RACING

セッション5のBグループではRed Bull Honda with 日本郵便がトップに浮上し、2分8秒144を記録しました。5番手にF.C.C. TSR Honda France、8番手にはKYB MORIWAKI MOTUL RACINGが入りました。10番手にTeam SuP Dream Honda、16番手にはHonda Asia-Dream Racingがつけています。

Aグループでは2分8秒974とタイムアップを果たしたMuSASHi RT HARC-PRO. Hondaが5番手、Honda DREAM RT 桜井ホンダは15番手でした。

Team SuP Dream Honda

Honda Dream RT 桜井ホンダ

セッション6のBグループでは、2分7秒500と大きくタイムアップを果たしたRed Bull Honda with 日本郵便の高橋がトップタイム。高橋は別マシンでも4番手と、2台のマシンで上位につけるタイムを記録しました。秋吉が5番手、8番手にHonda Asia-Dream Racingが浮上し、9番手にKYB MORIWAKI MOTUL RACING、F.C.C. TSR Honda Franceは10番手に。Aグループの5番手には、2分8秒280を記録したMuSASHi RT HARC-PRO. Hondaがつけました。

今日の総合タイムではRed Bull Honda with 日本郵便が5番手、MuSASHi RT HARC-PRO. Hondaが8番手につけ、10番手にau・テルル MotoUP RT、17番手にHonda Asia-Dream Racing、KYB MORIWAKI MOTUL RACINGが18番手となりました。F.C.C. TSR Honda Franceは20番手、Team SuP Dream Hondaが24番手、31番手にHonda DREAM RT 桜井ホンダとなりました。

山中正之

初日はナイトセッションがあったため、ピットワークの練習があまりできませんでしたが、この日は練習するチームの姿が多く見られ、ピットロードは賑わいました。テストは明日が最終日となり、多くのチームはここでマシンセッティングの最終調整を行い、26日からの本番に向かいます。

藤井正和|#5 F.C.C. TSR Honda France- 監督
「毎日、着実に進歩はしています。今年の我々は世界耐久選手権のチャンピオンを獲るということを目標に活動しているわけですが、そこはキチッとこなせていますよ。今年の8耐は今までとは違いますからね。ランキングで首位に立っているからこそ、絶対になくしちゃいけないレースなんですよ。今までは鈴鹿8耐で勝つことだけを目的にずっとやってきていたわけですが、今年は世界耐久選手権の最終戦という、トータル的な目で見るようになりながらここへ来てます。勝つのが目的のレースなら転んでも負けてもいいぐらいの勢いでいってもいいんですが、今年はこれまで積み上げてきたものがかかってるわけですから。レースでは、絶対に走りきらないといけないという思いが強いです。昨日のテストではマシンのセッティングに苦しみましたが、今日もまだ似たり寄ったりかな。ただ、おおかたの問題はつかめてきているので、明日は一発逆転があるんじゃないですかね」

清成龍一|#19 KYB MORIWAKI MOTUL RACING
「今日も昨日の続きで、マシンのセットアップを少しずつ進めていきました。暑い時間帯は昨日と同じで、まだ望むようなグリップが手に入らなかったですね。夕方のちょっと気温が下がった時間だといいと思うのですが。それもありまして、一番路面温度が高い時間帯に、自分たちがこれから使うだろうタイヤのテストをやったりしましたので、昨日よりは少し前進したと思います。こればっかりは走れる残りの日数が決まっていますから、焦っても仕方がない。正直に話せば、作業の流れは少し遅れています。それは最初のテストが雨だったので、どのチームも同じだと思いますが……。とりあえず、今日までにできることはやれて満足はしています」

高橋裕紀|#19 KYB MORIWAKI MOTUL RACING
「タイヤの比較をやり、そこからマシンのアジャスト作業を進め、最後には長い距離を走ることができました。そこで燃費を計測したり、タイヤのライフを確認したり、アベレージを探ってみたりと、まだまだ大雑把な部分もあるのですが、それらの項目でデータを取れたのはよかったと思います。明日の走行でまた細かい作業、電子系だったり、トラクションコントロールだったりと調整を煮詰めて、次の走行に向けてもっといい方向に進めていきたいと思います。8耐テストが始まるまではかなり順調にきていましたが、ここまで路面温度が上がったら、“あれ?"となってしまいました。それでも、試行錯誤して状況を改善し、走行アベレージを上げられるようにしていかないといけません」

ダン・リンフット|#19 KYB MORIWAKI MOTUL RACING
「今日のテストではロングランを中心にタイヤのテストを行いました。昨日はセッティングの検証をあまり進めることができなかったのですが、今日は昨日より前進できたのでよかったです。この調子で一歩一歩、進めていきます。明日の走行に関しては、このあとチームとミーティングをしてテストするべき項目を決める予定です。昨年はリザーブライダーとして鈴鹿8耐に来ましたが、今年は決勝レースでも走るチャンスがあるので、楽しみです」

ザクワン・ザイディ|#22 Honda Asia-Dream Racing
「昨日マシンに発生したテクニカル面でのトラブルを解決することができ、今日はテスト項目を順調に解消することができました。昨日に引き続き今日もロングランを行いました。マシンが非常に扱いやすく、安定して速いペースが保てたので、今日は幸せな気持ちです。トロイ(ハーフォス)もかなりいいペースで周回を重ねていましたし、このまま行けば予選でもトップ10に進出できると思います」

トロイ・ハーフォス|#22 Honda Asia-Dream Racing
「今日は昨日のラップタイムをさらに更新できたので、みんなポジティブな気持ちです。ザクワン(ザイディ)もかなり調子がよかったですね。昨日も今日もロングランをしたのでさすがに少し疲れましたが、おかげでセッティングはかなり固まりました。あとは明日のテストで、細かな調整をしていくだけです」

アンディ・イズディハール|#22 Honda Asia-Dream Racing
「昨日のマシントラブルの原因をメカニックたちが特定してくれたので、今日のロングランはかなり調子がよかったです。マシンにはまったく問題がありませんでしたし、ペースもいいです。この調子のまま、明日のテストでも走行できたらいいですね」

高橋巧|#33 Red Bull Honda with 日本郵便
「残念ながら、昨日の転倒でレオン(キャミア)が大事をとって出走しなかったので、今日は一人で走行しました。主にメインマシンとスペアマシンのすり合わせをしたのですが、まだまだ仕上がりまで、いくつも調整したい感じですね。午後の最後のセッションでは、本番想定のロングランをして、予定周回数には少し足りなかったのですが、基本的なタイヤの消耗や燃費などのデータ取りもできました。明日ももう一本、ロングランをします。本来なら自分が基本セッティングをピシッと決めて2人に渡したいのですが、まだそこまで仕上がっていないのが正直なところです。まずはコンスタントに速いタイムで周回を続けられるよう、最後の最後までセッティングを詰めたいです」

濱原颯道|#72 Honda Dream RT 桜井ホンダ
「今日は、レースラップを想定した周回数を走ってみました。短い走行時間で頻繁にピットに入ってセットアップしていくより、こういう風に長い時間乗り続ける方が、上手くマシンに乗る方法が見つけられると思い、実行しました。ベストタイムは昨日の方がよかったのですが、アベレージに重点を置きました。焦らずに、転ばずに、着実にやっていこうと思います。明日は伊藤(真一)さんもテストに参加するので、よく相談しながらがんばっていきたいと思います」

山口辰也|#79 Team SuP Dream Honda
「今日のテストで3人のライダーが、マシンに対して同じコメントを言っているので方向性としては間違いないのかと思います。それでマシンがどんどんよくなれば、タイムは上がっていくでしょう。雨のテストでやったセッティングをドライに持ってきたときに出てきた問題点に対して、徐々に改善してはいるものの、まだ現時点ではいろいろ試している部分もあります。明日は、この2日間でまとめたセッティングで走ってみて、いい手応えがあればニュータイヤを履いて走ってみようと思います」

岩戸亮介|#79 Team SuP Dream Honda
「今日は朝のセッションでニュータイヤを履いて、マシンの感触を確かめながら走ってみました。現状ではそこそこいいタイムが出たのですが、目標としているタイムにはまだまだ遠いので、さらに上げられるようにしたいと思います。午後のセッションではロングランをしてみました。新品タイヤのうちにいろいろなミスをしたり、集団にのまれてしまってペースを上げられなかったりと、トラブルこそありましたが、昨年走った自分のアベレージタイムよりよくなっています。でも上位で戦うためには、まだまだタイムを上げないといけません。明日もしっかりセッティング作業をやって、ミスなく走りきりたいと思います」

作本輝介|#79 Team SuP Dream Honda
「今日は、いろいろ試しながら少しずつですが、いい部分が見つかり、最後のセッションではロングランをすることができました。明日に繋がる走りができたと思います。今は可能な限り走り込んで、いろいろ試行錯誤している段階なので、もっと周回数をこなしていきたいです。Team SuP Dream Hondaの皆さんにマシンをしっかり仕上げていただいているので、その勢いに自分も加わり、もっといいラップタイムを出して、もっといいアベレージ走行をやりたいと思います」

秋吉耕佑|#090 au・テルル MotoUP RT
「ドライで2日目になる今日のテストは、燃調とロングランに重点を置いて走りました。限られた燃料で、どれくらいの走りができるかを試しました。その結果、そこそこいい数値が出たので、今後はこれをベースにもっとエンジンパワーを出す方向に持っていく作業をやります。ラップタイムを上げながら、ほかのコンパウンドのタイヤもチェックできそうなので、これまでは順調に進んでいます。ぜひトップ10トライアルに進出して、そこで走りとチームをアピールしたいと思います。最終日となる明日も3本の走行枠があるので、乗りきっていくつもりです」

水野涼|#634 MuSASHi RT HARC-PRO. Honda
「先週のテストから新しいフレームになったのですが、雨だったのでドライで試すことができませんでした。最初はいいセットがなかなか見つからずに、僕もPJ(パトリック・ジェイコブセン)もずっと苦戦していました。でも走行ごとに少しずつですが、よくなってきています。これまでは2台のマシンを、2人別々にセットアップしてきました。今日の3本目走行の最後の方で僕がセットしたマシンにPJが乗ったのですが、すごくいいと言ってくれて安心しました。そのままPJがニュータイヤを履いて走ったら、すぐに好タイム(2分8秒280)を出しました。いいフィーリングという感想で、昨日よりは明るい気持ちですね。僕はまだこのセッティングでニュータイヤを履いてないのでどんな具合か分からないですが、着実によくなっています。若干、予定より作業が遅れていますが、先週からのシャシーですからしょうがない部分もあります。焦っても転ぶだけなので、上位を狙えるよう確実にやっていこうと思います」

パトリック・ジェイコブセン|#634 MuSASHi RT HARC-PRO. Honda
「今日のテストで、涼(水野)と自分が乗りやすいセッティングを見つけられ、ペースもよくなりました。まだ最適なセッティングを探している途中ではありますが、今日でだいぶ固まった感があるので、明日にはロングランも行えると思います。予選ではとにかくトップ5には入りたいですね」

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