2018鈴鹿8耐 フリー走行

鈴鹿8耐レースウイークがスタート
Hondaワークス「Red Bull Honda with 日本郵便」は3番手発進

真夏の祭典「鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)」に向けての特別スポーツ走行が三重県・鈴鹿サーキットで行われました。走行セッションは、13時30分からの1時間、15時45分からと16時45分からのそれぞれ45分間となり、青空の下で実施されました。

HondaワークスチームのRed Bull Honda with 日本郵便は20日に非公式のテストを行い、高橋巧、中上貴晶、パトリック・ジェイコブセンが顔をそろえました。一日だけのテスト走行で限られた時間だったこともあり、今日の特別スポーツ走行から、フルメンバーがそろっての本格的な走行が始まりました。MuSASHi RT HARC-PRO. Hondaも水野涼、ドミニク・エガーター、ランディ・ドゥ・プニエの3人がそろって走り始めました。

Red Bull Honda with 日本郵便

MuSASHi RT HARC-PRO. Honda

FIM世界耐久選手権のタイトルに王手をかけているF.C.C. TSR Honda Franceはフレディ・フォレイ、ジョシュ・フック、アラン・テシェが参加。KYB MORIWAKI MOTUL RACINGは、清成龍一、高橋裕紀に加え、ケガで鈴鹿8耐欠場となったダン・リンフットに代わりにラタパーク・ウィライローがテストに臨みました。

(左から)アラン・テシェ、フレディ・フォレイ

(左から)ラタパーク・ウィライロー、高橋裕紀、清成龍一

au・テルル MotoUP RTは秋吉耕佑、長島哲太、イサック・ビニャーレス、Honda Asia-Dream Racingからは、ザクワン・ザイディ、トロイ・ハーフォス、アンディ・イズディハール、Team SuP Dream Hondaは山口辰也、岩戸亮介、作本輝介、Honda Dream RT 桜井ホンダは濱原颯道、伊藤真一、Honda Suzuka Racing Teamは日浦大治朗、亀井雄大、安田毅史と、Honda勢は精鋭たちが本番に向けて調整し、確認作業を進めました。

au・テルル MotoUP RT

Honda Asia-Dream Racing

Team SuP Dream Honda

Honda Dream RT 桜井ホンダ

Honda Suzuka Racing Team

HONDA ENDURANCE RACING

1回目の走行ではスタート後、すぐに赤旗が出て中断となりますが、走行が再開されると、F.C.C. TSR Honda Franceが2番手につけ、2分9秒115を記録。その後、au・テルル MotoUP RTが2分8秒515を記録して2番手にあがり、F.C.C.TSR Honda Franceは最終的に5番手となりました。セッションの終盤に再び赤旗中断となると、そのまま走行終了となりました。Red Bull Honda with 日本郵便は、6番手タイムとなる2分9秒538、KYB MORIWAKI MOTUL RACINGは7番手の2分9秒687となります。

2回目の走行では、Red Bull Honda with 日本郵便が2分8秒155とタイムアップして3番手。6番手にF.C.C. TSR Honda Franceで2分9秒495、7番手のKYB MORIWAKI MOTUL RACINGは2分9秒511、8番手にMuSASHi RT HARC-PRO. Hondaが2分9秒551となり、10番手にHonda Suzuka Racing Teamが2分9秒793が入りました。

3回目の走行ではMuSASHi RT HARC-PRO. Hondaが2分8秒379で3番手に浮上。4番手にHonda Suzuka Racing Teamが2分9秒148、7番手にTeam SuP Dream Hondaが2分9秒357と2分10秒台を切ります。走行終盤になると、MuSASHi RT HARC-PRO. Hondaが2分8秒379とタイムアップして3番手となります。Red Bull Honda with 日本郵便は2分9秒896の10番手で走行を終えました

総合ではRed Bull Honda with 日本郵便が2分8秒155で3番手につけました。4番手には2分8秒379でMuSASHi RT HARC-PRO. Honda、5番手に2分8秒515でau・テルル MotoUP RT、7番手に2分9秒115でF.C.C. TSR Honda France、8番手に2分9秒148でHonda Suzuka Racing Team、10番手にTeam Sup Dream Hondaが2分9秒357とトップ10内に入りました。11番手には、KYB MORIWAKI MOTUL RACING、13番手にHonda Asia-Dream Team、16番手にHonda Dream RT 桜井ホンダとなりました。

(左から)中上貴晶、高橋巧、パトリック・ジェイコブセン

(左から)水野涼、ドミニク・エガーター、ランディ・ドゥ・プニエ

台風12号が接近している予報の中で、今後の空模様を気にしながらの走行となりました。本格的に3人がそろったチームもあり、ここから、金曜日の午前中に予定されている2時間のフリー走行で最終調整をして、午後からの予選に挑みます。

高橋巧|#33 Red Bull Honda with 日本郵便(3番手)
「2015年、16年はマシントラブルでリタイア。昨年は転倒がありました。それがなければ少なくとも表彰台に上がれていたかと思います。ここ数年、負けて悔しい思いをしています。今年はHondaファクトリーチームが復活して、なにがなんでも勝つ、という体制になりました。それに自分たちがこたえられるようにしないといけないです。Hondaワークスチームは、絶対に勝たないといけないというイメージですから心理的な重圧もありますが、それをいい方向に変換して、モチベーションのアップに繋げられたらいいなと思っています。週末、ちょっと天候が心配ですが、その分この前のテストのように気温が上がらないですし、まったく問題はなくよりハイペースで走れるんじゃないかと思っています」

中上貴晶|#33 Red Bull Honda with 日本郵便(3番手)
「レギュラーライダーがテストで負傷して交代になり、それからすぐにレースウイークですから、準備不足の面は否定できません。だからHondaワークスチームの持てる力をすべて発揮しなければなりません。発揮できればマシンのパフォーマンスやチーム力は申し分ないはずなので、ライダー3人が力を合わせて、個々のパフォーマンスを最大限に引き出せば、結果に繋がるはずです。楽な状況ではないですが、諦めず、優勝だけを目指してやっていくだけです。10年ぶりに復活したワークスチームのライダーとして抜擢されたということで、勝たなければいけないというプレッシャーを感じています。ただ、それはネガティブな気持ちになるようなプレッシャーではなく、同じ気持ちでみんなが勝利へ向かっているので問題ありません。自分としては昨年のリベンジという思いも強いですから、すべてをいい方向に進めていきたいです」

パトリック・ジェイコブセン|#33 Red Bull Honda with 日本郵便(3番手)
「レオン(キャミア)の欠場が決まってから、HRCより直接連絡があり、Hondaワークスチームで走ることが決まったと言われました。『もちろん!』っていう気持ちでしたね。このチームから、鈴鹿8耐という歴史あるレースに参戦できるのは大きなチャンスです。このチームにはすばらしいマシンと強いチームメートがそろっていますし、レースではとにかく優勝を目指します。MuSASHi RT HARC-PRO. Hondaではテストを通じてマシンの習熟がかなり深まっていたのですが、HRCのマシンは先週の金曜日に数ラップ走っただけなので、これからいろいろ調整を行っていく必要があります。鈴鹿8耐への出場はまだ2回目なので、プレッシャーがないと言ったら嘘になります。でもHRCは勝つためにここへ来ているチームですし、僕も優勝のことだけを考えて走るつもりです」

宇川徹|#33 Red Bull Honda with 日本郵便 - 監督
「何度も言うようですが、やっぱり優勝を目指してがんばるとしか言えません。それに向かってチーム一丸となって進むしかありませんね。勝たないといけないなどのプレッシャーは随分前から感じています。レースウイークに入ったから、どうのこうのではなく、もう全力でやるだけです」

水野涼|#634 MuSASHi RT HARC-PRO. Honda(4番手)
「3人のライダーがそろってのドライコンディションは今回が初めてでした。その中でもドミニク(エガーター)がまだドライを走ったことがなかったので、今日はドミニク中心に進める予定です。決勝まで天気が少し微妙ですし、どうなるか予想がつかないのですが、ランディ(ドゥ・プニエ)は、ポンと乗ってもすごく速いですし、ドミニクもすぐに速く走れると思います。レースだけではなく、チームメートの中でも争いがありますから負けられないですね。表彰台、よければ優勝を狙えるパッケージングだと思うので、自分を追い込みながら集中して走るだけです。不安や緊張より自分の走りをアピールできるというのが、楽しくてうれしいです」

ドミニク・エガーター|#634 MuSASHi RT HARC-PRO. Honda(4番手)
「前回、テストに参加した際は2日間とも雨だったので、今日のような晴れたコンディションでもっと走行を重ねたいですね。今年は強いチームが多くそろっているなという印象ですが、ぜひ表彰台に上がって僕たちが速いチームだということを、Hondaやファンの皆さんにみせたいと思います。レースウイーク初日を終えて、フィーリングはいいですよ」

ランディ・ドゥ・プニエ|#634 MuSASHi RT HARC-PRO. Honda(4番手)
「先週初めてHARC-PRO. Hondaのマシンに乗っての今日でしたが、フィーリングはよかったです。総合結果で見ても全体で4番手のラップタイムを記録できていますし、このままマシンの改善を続けていけば、トップチームとの差をさらに縮めていけるはずです。ただ、まだまだタイムは伸ばせるはずです。セッティングのベースはほぼ固まっていますし、レースに向けては自信がありますよ。明日の予選ではトップ3には入りたいですね」

本田重樹|#634 MuSASHi RT HARC-PRO. Honda - 総監督
「うちのはなかなか本番のライダーがそろわなかったのですが、各々がテストをこなしてきています。ウエット、ドライ両方でのテストもきちんとできています。それを踏まえての、水野(涼)、ランディ(ドゥ・プニエ)、ドミニク(エガーター)のライダー3人のコンビネーションを考えたマシンのセッティングもほぼいいところに固まってきています。チームのみんなが今回の決勝レースを楽しみにしていますし、表彰台、可能ならば一番上まで登っていけるようにがんばりたいと思います」

秋吉耕佑|au・テルル MotoUP RT(5番手)
「ようやくレース本番のウイークに入りました。決勝の日曜日に向け路面状況が変わりそうですし、天候も悪くなるという予報ですので、それを想定しながらチームと打ち合わせをして、どんなときもどんなことになっても対応できるようにしたいです。タイヤだったり、マシンの状況だったり、みんなで調整していこうと思っています。初日の今日は長島哲太がまず乗って、次に私、最後にイサック(ヴィニャーレス)と走行します。8耐がやっとスタートしました。応援よろしくお願いします」

長島哲太|au・テルル MotoUP RT(5番手)
「私はテストでまだ1日しか乗れていないんですが、今のところライダー3人とも安定したラップタイムで走れています。決勝レースに向けて、まだまだ細かいところをつめていく必要があるんですが、ライダーはみんないいフィーリングで走れているので、もう少し煮詰めればトップ10トライアルも狙えると思います。決勝でもうまくいけば表彰台を狙える位置を走れるでしょう。ライダー3人がひとつになって表彰台獲得に向けてがんばりたいと思います」

フレディ・フォレイ|#5 F.C.C. TSR Honda France(7番手)
「今日は新しく試したセッティングが非常にうまくいき、チームワークも抜群でした。マシンに関しての自信を高めることができたのでよかったです。アラン(テシェ)のヒザの調子もかなりよくなってきたので、決勝レースは3人一緒に走ることができると思います」

ジョシュ・フック|#5 F.C.C. TSR Honda France(7番手)
「レースウイーク初日は最高のかたちで終えることができました。前回のテストが終わってから、チームのメカニックたちと初心に戻って自分たちになにが必要かを話し合ったんです。多くの時間と手間がかかりましたが、結果として、今日のテストではこれまでで一番の手応えを感じられるマシンができました。なので、セッティングに関しては今後、あまり大きな変更を加える予定はありません。チームはすばらしい仕事をしてくれました。初日をこのようなポジティブな気持ちで迎えられて、とてもうれしいです」

アラン・テシェ|#5 F.C.C. TSR Honda France(7番手)
「ヒザの調子がよくなり、走行に参加することができました。今日はそこまで多くの周回数はこなしていませんが、ラップごとにフィーリングが向上しているのが実感できました。ジョシュ(フック)がハイペースで周回できていましたね。僕個人としては、今日は焦らず着実に走ることを心がけながら走行していました。やはり一番大事なのは決勝ですから。レースに向けては自信があります。ライダーとしての自信はもちろん、僕ができること、そしてTSRができることをよく知っていますからね。今はとにかく早くレースしたくて仕方がない気持ちです!」

山口辰也|Team SuP Dream Honda(10番手)
「今回の鈴鹿8耐にはチームをサポートしていただいている、たくさんのサプライヤーさんの思いが入っているので、目標をしっかり達成できるようにがんばらないといけないと、気が引き締まる思いでレースウイークを迎えています。マシンもある程度セットアップが詰められてきていますし、岩戸(亮介)選手もベストタイムを大幅に更新したので、チームとしてはいい方向で進んでいます。ただ台風のこともあるので、気を抜かずに、天候がどうなってもいいように、みんなでがんばっていきます」

岩戸亮介|Team SuP Dream Honda(10番手)
「なんとかトップ10トライアルに進出して、少しでも前に出るというのが目標です。全日本で走っているクラスとは違う1000ccで高い注目度ですから、自分をアピールできる一番のチャンスだとも思っています。まずはチームメートの山口辰也さんより速く走れること。それから少しでも上位のライダーと並んで、追い越していけるように。転倒しないようにして、チームがいい結果を手に入れられるようにと思っています。今日は新品タイヤを履いてロングランをやり自己ベストタイムを更新しました。アベレージも以前のテストよりも、よくなりました。いい方向へ向かっているので、順調だと感じています」

作本輝介|Team SuP Dream Honda(10番手)
「鈴鹿8耐には今回が初めての参戦なので、すごく楽しみに思ってきました。いろいろと目標を持っていまして、それに向けてがんばりたいと思います。天候が不安定で、これから台風がどう動くかにもよるのですが、できるなら決勝は晴れてほしいですね。最悪中止になったりしなければいいのですが。もう練習で走れる時間はあまりありませんが、その中でしっかりセッティングをつめていけたらと思います」

清成龍一|KYB MORIWAKI MOTUL RACING(11番手)
「レースウイークに入ったからといって、プレッシャーはまったくないです。今日は前回のテストからなにも変更していない状態で乗ったので、悪くもなく、特別いいわけでもなく、といった感じでしょうか。周回数もあまり走っていません。新しいタイヤを試したりもしましたが、確認程度だったので。新たに第三ライダーになったラタパーク・ウィライロー選手が普通に乗れていましたから、そこは安心しました。少しずつですが次に向けて進めていきたいです」

高橋裕紀|KYB MORIWAKI MOTUL RACING(11番手)
「まずは、最後のテストまで一緒に走ってくれていたダン(リンフット)が英国スーパーバイク選手権のレースでケガをしてしまい8耐に参加できなくなったのが残念です。彼が早く復帰できることを願うと同時に、チームは決勝に向けて進んでいかなければいけません。そこであらたにラタパーク・ウィライロー選手が加わってくれました。乗ることが数日前に決まって、彼はブランクもあるのですが、一生懸命がんばってくれています。これでまたチームが引き締まって、一丸になれたと思います。初日の走行では、上位にくるだろうチームが順当にきました。今後は天候も気になりますが、その場、その場で可能な限りのベストをつくしたいと思います」

ラタパーク・ウィライロー|#19 KYB MORIWAKI MOTUL RACING(11番手)
「2、3日前に急遽、チームから連絡が来て、MORIWAKIの第3ライダーになることが決まったときは本当に驚きましたね。長い伝統を誇る強豪チームから鈴鹿8耐に参戦できるのはすばらしいことです。今日、マシンに乗ってみてすぐにそのすごさに改めて気がつかされました。今年は4耐の監督も務めているのですが、8耐と両方に携わることができて本当にラッキーだと思っています。もちろんその分、大きなプレッシャーもあるのですが。監督を務めているA.P. HONDA RACING THAILANDは昨年、4位だったので、今年はぜひ表彰台を獲得してほしいです」

森脇緑|#19 KYB MORIWAKI MOTUL RACING - チームマネージャー
「台風が近づいてきていますから天候が不安ですが、決勝レースでは自分たちのできることをやってトップを目指します。ここまできたら、不安とかプレッシャーはないですね。力をつくしてやれることはやってきましたから、あとは勝負、戦うしかないです。ライダーとチームを信じ、あとは長年レースをやってきましたから、レース職人魂でがんばるだけです」

ザクワン・ザイディ|#22 Honda Asia-Dream Racing(13番手)
「まだまだマシンに慣れるための時間が欲しいところではありますが、今日でレースウイークの初日を迎えました。今日はラップタイムどうこうと言うよりは、8時間をしっかり走り切るための走行の仕方や、マシンのセッティングを煮詰める作業を中心に行いました。明日は予選があります。天候がどうなるのか少し不安はありますが、全力を尽くします」

アンディ・イズディハール|#22 Honda Asia-Dream Racing(13番手)
「今日はレースウイークに入っての初日でしたが、興奮しっぱなしでした。やっぱりテストとは雰囲気が全然違いますね。さっき走行が終わったばかりなのに、もう明日が待ちきれない気持ちです。3回のセッションで走行しましたが、とりあえず初日はいい手応えを得ることができました。明日の予選がどうなるかに関しては、また様子を見てみましょう」

トロイ・ハーフォス|#22 Honda Asia-Dream Racing(13番手)
「明日からの予選、レースに向けて今日はマシンの最終チェックを行いました。先週の合同テストに引き続き、今日もチーム全員がポジティブになれる結果を得ることができました。アンディ(イズディハール)はベストラップに近いタイムを記録していましたし、ザクワン(ザイディ)も徐々に本来の調子を取り戻しつつあります。明日の予選は、とにかくプッシュする日です。何番グリッドを獲得できるかは正直分かりませんが、とにかくベストを尽くすつもりです。全力を発揮するのが僕にとっては一番大事なことですし、それができればトップ10圏内には入ることも可能でしょう」

玉田誠|#22 Honda Asia-Dream Racing - 監督
「決勝レースが近づいてきましたけれど、準備はやってもやっても終わらないですね。もう不安だらけです。初めてアジアのスタッフだけで準備から始まりすべてをやっていますから、変なミスをしないように、ノートラブルで最後までやり抜けるよう集中してしっかりやらないといけないです。まずはそこです。そこさえクリアできれば、ライダーがやってくれると分かっているので、自ずと結果につながると思います」

濱原颯道|Honda Dream RT 桜井ホンダ(16番手)
「不安なところもまだあるのですが、今日、明日と練習走行時間がありますので、しっかり走って最終調整ができたらいいと思っています。週末に向かって天気が崩れそうな予報なんですが、テストでは大雨もありました。だからコンディションは晴れでも雨でもどちらでもいいと思っています。狙えるのであればトップ10トライアルに出たいと伊藤(真一)さんと話しているんですが、無理をして転倒をしてしまうとチームに迷惑をかけてしまいますから、決勝まで無事に走りきることが目標ですね。早くレースがしたいです」

伊藤真一|Honda Dream RT 桜井ホンダ(16番手)
「鈴鹿サーキットにきてみると暑いのでびっくりしました(笑) ライダー2人で臨む8耐なので、若い(濱原)颯道の力を借りながら51歳の自分もがんばろうと思います。チームも一丸となってやっていますので、まずは完走を目指して、あわよくば入賞したいですね。とにかく決勝では最後まで走りきって、いいポジションで終わりたいと思っています」

セバスティアン・ジンバート|#111 Honda Endurance Racing(19番手)
「僕らのチームは合同テストには来ていなかったので、マシンのセットアップでまだまだ煮詰めなくてはいけないところが多いです。今日は新しいタイヤを中心にテストを進めました。明日はもっといいセッティングを見つけられると思います。レースでは毎回、限界までプッシュするようにしています。鈴鹿8耐には多くのチームが参戦していますが、これまでと同じようにプッシュして、いいリザルトを獲得したいですね」

ジョニー・トゥエルヴツリーズ|#111 Honda Endurance Racing - 監督
「合同テストに来ていなかったので、今日はタイヤのオプションや、鈴鹿8耐仕様のセッティングなど、多くのテスト項目を短時間で解消していきました。難しいレイアウトの鈴鹿サーキットで、すぐにライダーたちがペースをつかめたのはよかったですね。3人のライダーがそれぞれにいいタイムを刻んでくれました。決勝日に向けては、現在ランキング2位につけているGMT94 YAMAHAとバトルしていきたいです。少なくともトップ10には入りたいですね。自分たちができることをミスなく完遂できれば、最大の目標であるポイントランキング3位を達成することも可能だと思います」

順位 No. チーム名 マシン ベストタイム/差
121YAMAHA FACTORY RACING TEAMヤマハ2'07.213
211Kawasaki Team GREENカワサキ +0.014
333Red Bull Honda with 日本郵便Honda +0.942
4634MuSASHi RT HARC-PRO. HondaHonda +1.166
5090au・テルル MotoUP RTHonda +1.302
612ヨシムラ スズキ MOTULスズキ +1.346
75F.C.C. TSR Honda FranceHonda +1.902
825Honda Suzuka Racing TeamHonda +1.935
97YART-YAMAHAヤマハ +1.939
1079Team SuP Dream HondaHonda +2.144
1119KYB MORIWAKI MOTUL RACINGHonda +2.298
1322Honda Asia-Dream RacingHonda +2.805
1672Honda Dream RT 桜井ホンダHonda +3.369
19111HONDA ENDURANCE RACINGHonda +3.913
2216Mistresa with ATJ RacingHonda +4.608
3496TEAM FRONTIERHonda +6.504
3943Honda緑陽会熊本レーシングEWCHonda +7.696
4234Honda緑陽会熊本レーシングSSTHonda +8.637
4478HondaブルーヘルメットMSC熊本&朝霞Honda +8.695
45041speed Heart TTS Racing teamHonda +8.699
5255Honda浜友会浜松エスカルゴHonda +9.373
5588CLUBNEXT & MOTOBUMHonda +9.972
56112Honda EG RacingHonda +10.140
6273R.C.のりもの & モトラボEJHonda +11.684
6370Honda向陽会ドリームレーシングチームHonda +11.976
6485Honda QCT明和レーシングHonda-
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