小椋藍が今季4度目の表彰台獲得。國井勇輝は完走し22位となりました。
小椋藍(3位)
「また表彰台に上ることができてよかったです。優勝にも近い位置にいますが、いつもそれを逃がしてしまいます。他のライダーたちが持つなにかが足りないのだと思います。コースの中や外でそのなにかを見つけなくてはいけません。先週のように表彰台を逃さないよう、最後のラップではグリーンエリアに触れないことを集中して考えていました。今日のパフォーマンスには満足しています」
國井勇輝(22位)
「走行するときに気合が入りすぎて、それがストレスとなり自分のライディングに悪い影響を与えていることが昨日分かりました。今朝のウォームアップ走行のとき、もっとリラックスして乗ることを意識してみると改善がみられました。レースの間はポイント獲得圏外であっても、これを努力して続けようと思いました。今はこのことに集中して取り組む必要があります。次戦ミサノまでは2週間あります。このままの状況を続けたくはありません。なにを変えるべきなのかを、ここオーストリアで見つけました」
青山博一 | チーム監督
「23周という長いレースでした。小椋選手は表彰台を、あわよくば優勝を目指して最後のラップまで果敢に攻めて戦いました。彼は自分のマシンにすべての力を注ぎ込み、最後の瞬間には優勝のチャンスがみえましたが、競い合っていた他の2人のライダーに今日は分がありました。ただ、とてもすばらしいレースをみせてくれました。國井選手は昨日と比べてとてもいいリズムで走れていましたが、単独走行となると速さを維持することができませんでした。我々はその原因を理解しています。その部分を改善し、他のライダーたちに追いつくようにする必要があります。今週末、我々は私たちのライダーの速さを見てきました。次戦のレースでもこのまま同じように速さをみせてくれることを期待します」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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3 | 79 | 小椋藍 | Honda Team Asia | 37'11.257 |
22 | 92 | 國井勇輝 | Honda Team Asia | 37'33.360 |