母国タイでのレースで、ソムキャット・チャントラは最高のスタートを切りました。ケガから復帰したディマス・エッキー・プラタマは、バイクのフィーリング回復に努めた一日となりました。
ソムキャット・チャントラ(2番手)
「完ぺきな一日でした。少しバイクのセットアップを変更し、自分自身のライディングも改善し、ここ母国でのレースで、しっかりしたスタートを切ることができました。午後の走行では少し問題が発生し、時間をロスしましたが、走行終了5分前にまたコースインでき、トップと接近するタイムを出すことができました。明日も今日以上に改善を進め、がんばって走ります」
ディマス・エッキー・プラタマ(32番手)
「またチームと一緒にレースができることになり、とてもハッピーです。ブリーラムに来るまで、しばらくバイクに乗っていませんでしたので、今日の2回の走行は、バイクと自分のライディングスタイルの感覚を取り戻すために走りました。今日の走行結果を見る限りでは、トップとは大きな差がありますが、自分のライディングスタイルも含めて、まだまだたくさんの改善の余地があります。明日は自分の走りをもっと改善し、トップとの差を縮めることができるようにがんばります。チャントラ選手はすばらしい走りでした。彼はチームにとって最高の仕事をしたと思います」
青山 博一 | チーム監督
「今朝の走行から我々の2人のライダーはとても集中して仕事に取り組めました。チャントラ選手は、ここ母国でのグランプリで、とてもすばらしいスタートを切ることができました。午後の走行でテクニカルな問題が発生しなければ、1位(トップタイム)を取れていたかもしれません。ライダーのコメントからも分かりますが、彼はバイクにとてもいいフィーリングを持っていて、調子は最高です。初日をとてもいいかたちで終われたことは、彼にとってはとても重要なことです。ディマス選手ですが、しばらくサーキットから離れていたこともあり、自信を取り戻すには少し時間が必要です。彼自身がしっかりと一歩ずつ進み、コンディションを確認しつつ、バイクとコースに順応していってもらいたいです。チームとしてはいい初日で終われたと思います」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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2 | 35 | ソムキャット・チャントラ | IDEMITSU Honda Team Asia | 1'35.964 |
32 | 20 | ディマス・エッキー・プラタマ | IDEMITSU Honda Team Asia | 1'38.627 |