イタリアGPが始まりました。ディマス選手は30番手、チャントラ選手に代わって参戦する名越選手は32番手で初日を終え、2人のライダーにとっては初めて走るサーキットを学ぶ一日となりました。
ディマス・エッキー・プラタマ(30番手)
「今日は一日、ムジェロ・サーキットを初めて走行し、コースを学ぶためにいろいろと試してみました。コースは、テクニカルでまた高速サーキットです。走行後にチーフメカニックと話をし、私のライディングスタイルの改善がもっともタイムの更新につながると思います。もちろんイタリア人の速いライダーたちから、ブレーキングポイント、走行ラインなどまだまだ学ばなくてはいけないことがたくさんあります」
名越哲平(32番手)
「世界選手権参戦の初日、とてもハッピーでまた興奮しました。私にとって、チーム、バイク、サーキット、タイヤとすべてが新しいものです。今日、世界のベストライダーたちと一緒に走りました。全日本選手権でも速いライダーはいますが、ここは全員私より速いです。とても貴重な経験です。今日はたくさんのことを学べた一日でした。出だしは緊張してしまいましたが、FP2では、走ることを楽しむことができました。明日も学べるように、ステップバイステップでがんばります」
青山博一|チーム監督
「ここムジェロ・サーキットは、我々2人のライダーにとっては初めてのサーキットです。コースをどのように攻略すればいいのか、彼らが悩むのは当然です。今日の結果は、これ以上でもこれ以下でもないと私は思います。もちろんですが、彼らの今日の結果からみると伸びしろは十分にあります。特に名越選手については、初めてヨーロッパに来てレースをするわけですから簡単ではありません。でも、このステップはとても大きいです。今は、コース上でたくさんの時間を過ごすことが大事です。ディマス選手ですが、望んでいるような進歩ができていません。でも我々はなぜ彼がうまく走れないかを理解しています。明日も、我々が持つ技術的な部分、経験をもって、彼がうまく、速くバイクを乗りこなしていけるように、全面的にサポートしていきます」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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30 | 20 | ディマス・エッキー・プラタマ | IDEMITSU Honda Team Asia | 1'55.549 |
32 | 19 | 名越哲平 | IDEMITSU Honda Team Asia | 1'56.879 |