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CEV

Round08スペインバレンシア

Moto3

2019.11.10(日)・決勝

バレンシア・サーキット

第8戦 バレンシア

レース1では山中が4位、
レース2ではロペスが表彰台にわずかに届かず4位

最終戦を迎え、チャンピオン争いが焦点となりました。ジェレミー・アルコバ(ハスクバーナ)が179点でランキングトップ。ランキング2位のカルロス・タタイ(KTM)に49点もの大差で、タイトルに王手をかけています。ランキング2位争いは、タタイが130点、3位のハビエル・アルティガス・ロペス(Leopard Impala Junior Team)が124点、4位のバリー・バルトゥス(KTM)が121点と接戦となっています。

今大会は2レース開催。ポールポジションはダビデ・ピッツォーリ(Leopard Impala Junior Team)、2番手ダニエル・オルガド(Junior Team Estrella Galicia 0,0)、3番手にタタイ。4番手に山中琉聖(Junior Team Estrella Galicia 0,0)、9番手に國井勇輝(Asia Talent Team)、12番手に埜口遥希(Asia Talent Team)。15番手にマリオ・アジ(Astra Honda Racing Team)、22番手にビリー・バン・エールデ(Asia Talent Team)がつけます。

レース1

レース1、気温13℃、路面温度17℃、曇り空の下で18周のレースが行われました。オルガドがホールショットを奪い、そのままレースをリードします。ロペス2番手で追い、山中は3番手に浮上。さらに、セカンド集団がトップ争いに追いつき、トップ争いは14台とふくれ、この集団の中に山中、國井、埜口も加わり、激しいポジション争いを繰り広げます。

その後、7ラップ目にアルコバ、8ラップ目にタタイ、10ラップ目にはオルガド、11ラップ目には山中と、トップ争いが目まぐるしく入れ替わります。山中、オルガド、タタイが僅差で続きます。山中は逃げ始め、タタイ、ダビド・サルバドール(KTM)のトップ3となりますが、後続集団が追いつき、トップ争いは20台近い大きな集団となりました。

山中は首位を守りレースをリードしますが、残り2ラップで追突されペースダウン。オルガド、サルバドールらもコースアウトという波乱の展開となります。そこを抜け出したアルコバが優勝し、チャンピオンを決めました。2位にホセ・フリアン・ガルシア(TM Racing)、3位にアレイクス・ヴィウ(KTM)、4位山中、6位に國井、9位埜口、16位にアジ、28位にエールデとなりました。

レース2

レース2は気温21℃、路面25℃と気温が上がり、18周の戦いとなりました。好スタートを切ったのは、ロペス。トップに出て大集団を引っ張りますが、背後につけていたタタイがすぐさまトップに浮上。アルコバ、ロペス、バルトゥスが僅差で続く展開となります。この間、山中がポジションを上げ、3ラップ目にファステストラップを記録しトップ争いに迫ります。トップ争いは11台の集団となり、タタイ、ロペス、山中と続きます。

10ラップ目、2番手にはバルトゥスが上がり、ロペス、山中が続き、2番手争いは7台の混戦となります。さらに、後方の集団も追いつき、数珠つなぎの集団が続きます。

15ラップ目、タタイは逃げ、バルトゥスが2番手、ロペスは3番手に浮上。山中8番手、埜口10番手、國井13番手で続きます。タタイはそのままを逃げきって優勝を果たし、激しい2位争いを制したのはバルトゥス。3位にアドリアン・フェルナンデス(ハスクバーナ)が入り、4位ロペス、5位オルガド。7位山中、9位に國井、埜口は13位。16位にエールデ、26位にアジとなりました。

最終戦を終え、チャンピオンはアルコバが獲得、ランキング2位にタタイ、3位にロペス。山中は1勝を挙げ5位、ケガでキャンセルしたレースも多かった國井は2勝を挙げ7位、埜口は15位。アジは18位でシーズンを終えました。

コメント

山中琉聖(4位/7位)山中琉聖
「バレンシアは以前優勝しており、今回は今のメカニック達と最後のレースでした。また自分の18歳の誕生日の直後で、いろいろな思いがあった最終戦でした。表彰台でのシャンパンファイトはこれまで炭酸水で行っていましたが、18歳になると本物のシャンパンでできるのでそれをとても楽しみにしていました。とてもフィーリングがよく、レース1の後半はレースをリードできましたが、逃げきることはできませんでした。ラスト2周の最終コーナーでは、1台が自分に突っ込んできて、ラインをはらみ大きく順位を落としてしまいました。そこから残り1周でどうにか4番手になり、3位との差は本当に少しで、ゴールした瞬間は3位かと思いましたが、4位で表彰台も乗れずとても悔しかったです。1分40秒台のラップを刻めていれば逃げられていたと思うので、それを狙ってレース2に挑みました。しかし、ホイールがゆがんでいたため、リアのフィーリングが悪く、うまく攻めることができませんでした。
今年は年間ランキング5位と目標には届きませんでしたが、マシンセッティングからライディングと大きなことを学ぶことができました。まだまだライダーとしては未熟なので、冬の間、いろいろなことを考え、それを試し、充実した2020年シーズンにしたいです」

國井勇輝(6位/9位)國井勇輝
「復帰戦なので、木曜日からの走行でケガをした手の感覚を取り戻すように走りました。思ったより回復していると感じたのですが、2回転倒をしてしまい、やはり、ブランクを感じました。金曜日の走行で感覚を戻そうとしましたがコンディションが悪く、うまく走ることができず苦戦しました。予選1回目でなんとかタイムを出すことができましたが本来の走りがまだできませんでした。レース1は、トップ争いにつけましたが、ブレーキングの時になかなかケガをした手をうまく使えず、パスするのに苦戦してしまいました。周回を重ねるごとに徐々に相手を抜くことができましたが、走りに課題が残るレースになってしまいました。レース2はレース1よりはいいフィーリングで、しっかり相手を抜くことができていました。しかし、前のライダーの転倒に巻き込まれそうになり、それを避けるために止まってしまい、そこからポジションを上げるのに苦労してレースが終わってしまいました。今シーズン、ケガでいいシーズンにすることはできなかったですが来年につながる経験が多くできました。チーム、Honda、スポンサーの方々、応援してくださった皆さまに感謝しています。ありがとうございました」

埜口遥希(9位/13位)
埜口遥希 「バレンシアは第2戦以来、今年2回目のレースでした。後半戦のヘレスから調子がよく、練習からいいペースで走ることができていましたが、風が強く、寒いコンディションでした。予選1ではトラブルがありタイムを上げきれなかったのですが、予選2では序盤からいいラップタイムを出せました。レース1は12番グリッドからのスタートで、序盤からトップグループでレースを進めることができましたが途中で接触してしまい順位を上げることができませんでした。レース2では序盤に遅れ、転倒に巻き込まれそうになる不運もありましたが、自身の弱さが出てしまいました。後半は追いついていきましたがロングラップペナルティー(コースを大回りしなくてはならないペナルティー)を受けてしまいました。両レースともにペースもよく、シーズン序盤に比べると大きく成長できたと思っています。1年間走らせてくれたHondaをはじめとして、ドルナやスポンサーの皆さんに感謝したいです。ありがとうございました」

リザルト

レース1

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
1 52 J.アルコバ ハスクバーナ 18 30'28.338
2 20 J-J.ガルシア TM Racing 18 +0.086
3 81 A.ヴィウ KTM 18 +0.093
4 6 山中琉聖 Honda 18 +0.291
5 24 ハビエル・アルティガス・ロペス Honda 18 +0.653
6 33 國井勇輝 Honda 18 +0.882
           
9 32 埜口遥希 Honda 18 +1.616
12 23 ダビデ・ピッツォーリ Honda 18 +2.071
13 96 ダニエル・オルガド Honda 18 +2.532
14 36 イザム・イクマル Honda 18 +4.664
15 30 マックス・クック Honda 18 +4.677
16 34 マリオ・アジ Honda 18 +4.825
20 76 フリアン・ジラル Honda 18 +11.573
23 39 シャリフディン・アズマン Honda 18 +12.019
27 28 マッテオ・ベルテッレ Honda 18 +17.261
28 29 ビリー・バン・エールデ Honda 18 +17.490
34 65 有田光 Honda 18 +27.098
35 88 マッテオ・パタッカ Honda 18 +27.230

レース2

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
1 99 C.タタイ KTM 18 30'26.640
2 7 B.バルトゥス KTM 18 +1.564
3 25 A.フェルナンデス ハスクバーナ 18 +1.618
4 24 ハビエル・アルティガス・ロペス Honda 18 +1.670
5 96 ダニエル・オルガド Honda 18 +2.008
6 37 P.アコスタ KTM 18 +2.029
7 6 山中琉聖 Honda 18 +2.443
9 33 國井勇輝 Honda 18 +5.222
11 30 マックス・クック Honda 18 +5.487
13 32 埜口遥希 Honda 18 +8.131
14 28 マッテオ・ベルテッレ Honda 18 +24.409
16 29 ビリー・バン・エールデ Honda 18 +24.542
20 88 マッテオ・パタッカ Honda 18 +25.600
23 65 有田光 Honda 18 +30.623
26 34 マリオ・アジ Honda 18 +40.990
RT 39 シャリフディン・アズマン Honda 7 +11Laps
RT 23 ダビデ・ピッツォーリ Honda 4 +14Laps
RT 76 フリアン・ジラル Honda 4 +14Laps
RT 36 イザム・イクマル Honda - +18Laps

ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
1 52 J.アルコバ ハスクバーナ 212
2 99 C.タタイ KTM 167
3 24 ハビエル・アルティガス・ロペス Honda 149
4 7 B.バルトゥス KTM 146
5 6 山中琉聖 Honda 122
6 96 ダニエル・オルガド Honda 101
7 33 國井勇輝 Honda 100
         
10 23 ダビデ・ピッツォーリ Honda 59
15 32 埜口遥希 Honda 41
18 34 マリオ・アジ Honda 26
22 76 フリアン・ジラル Honda 19
23 28 マッテオ・ベルテッレ Honda 18
25 30 マックス・クック Honda 16
28 65 有田光 Honda 2
29 36 イザム・イクマル Honda 2

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