FEATURES 主な特徴

スタイリング

PCX/PCX160

Photo:PCX

躍動感のある高品位スタイリング

流麗で伸びやかなフォルムを基調としながら、ボディー外観の部品同士がつながる塊感のある造形。そこに施したエッジラインが光と影のコントラストを生み、一新されたLED灯火器類と相まって、上質かつアクティブなスタイリングを演出している。

LEDヘッドライト

PCX/PCX160

Photo:PCX
左から 消灯/ロービーム点灯/ハイビーム点灯/ハイビーム、ハザードランプ点灯

流麗な美しさを引き立てる、光の演出

ヘッドライトにはLEDを採用し、ボディーと合わせてエッジの効かせる印象的な造形とした。さらにポジションランプやウインカーとの一体感も追求し、高品位なスタイリングを演出している。

LEDテールランプ

PCX/PCX160

Photo:PCX
左から 消灯/テールランプ、ストップランプ点灯/テールランプ、ストップランプ、ハザードランプ点灯

PCXらしい存在感を強調

LEDテールランプは独自の発光技術によって光の立体感を生み出し、その存在感を強めた。ストップランプは、テールランプと一体化するように配置し、高い被視認性を確保。さらにテールランプ、ストップランプ、ハザードランプが点灯することで、特徴的な「X」の形状を浮かび上がらせ、後方からもPCXらしい印象を強める。

コクピット

PCX/PCX160

Photo:PCX

車体との調和を高めるスタイリッシュなデザイン

大きくて見やすい位置に配置した液晶メーターパネル。メーターの枠やウインカーとのまとまりを強化したワイドな形状とすることで、流麗でシャープな車体イメージとマッチさせている。また、エクステリアデザインと合わせてシルバー塗装を施したハンドルカバーで、よりスタイリッシュな印象にまとめている。

シート

PCX/PCX160

Photo:PCX

見た目とともに乗りやすさも追求

シートの表皮はブラックを採用し、ボディー全体の質感を引き立てている。また足つきの良さを追求した座面形状のシートは十分な広さを確保。さらに適度な座り心地のクッションが疲れにくいライディングに貢献する。

エンジン

PCX/PCX160

エンジン イメージCG

なめらかで力強い走りのエンジン「eSP+」

すぐれた出力特性と環境性能を両立した水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒エンジン「eSP+」を搭載。マフラー内部の構造とキャタライザーの配置を最適化し、排気抵抗の低減と排気ガスの浄化性能に寄与。吸気効率を追求することで、低開度から高開度までスロットル操作に対するレスポンスの良さも実現している。また、油圧式カムチェーンテンショナーリフターや、ダブルコグ構造とした駆動系のドライブベルトが低フリクションに貢献するとともに、剛性の高いクランクシャフトを採用し、振動と騒音も低減。さまざまな速度域におけるなめらかで力強い走りを追求している。

アイドリングストップ・システム

PCX/PCX160

Photo:PCX

余分な燃料消費や排出ガスを抑え、騒音も低減

信号待ちなど停車時の燃料消費、騒音、排出ガスを抑え、より高い燃費性能や環境性能を発揮するアイドリングストップ・システム*を採用。スイッチひとつでシステム稼働のON/OFF切り替えができる。電子制御式ACGスターターによって、アイドリングストップモードの停車時からでも静かでスムーズな発進が可能。また、バッテリーの電圧を監視し、電圧が一定以下の時は自動でシステム稼働をOFFとする機能を備えている。

* アイドリングストップ・システムの作動には、バッテリーの電圧状態など一定条件が必要です。

フレームボディー/リアサスペンション

PCX/PCX160

フレームボディー イメージCG

カーブも道路の凹凸も、安定した乗り心地

軽量化と剛性の高次元での両立をめざして設計されたフレームは、ハンドリングの軽快感と安定感のある乗り心地に貢献。フレームを構成するパイプ径や材質を選り抜き、各パーツの接合位置を最適化することで、剛性を確保。また、リアのクッションストロークを95mmに設定し、路面にできた凹凸からの突き上げをしなやかに吸収することを可能としている。

ライディングポジション

PCX/PCX160

ディメンション / ライディングポジション
※ Honda測定値。
※ イラストの車両は2024年モデルです。

リラックスした姿勢で、心地よくライディング

より上質な乗車感をめざして、フレームを設計。フットスペースに余裕を持たせることで、着座位置の自由度が高いシートとの相乗効果を生み、ゆったりとした快適感のあるライディングポジションとしている。

ブレーキ/タイヤ&ホイール

PCX/PCX160

Photo:PCX

フロントブレーキのABSなど、安心感を追求

フロントとリアに大型ディスクブレーキ(φ220mm)を採用するとともに、フロントブレーキに1チャンネルABS(アンチロック・ブレーキ・システム)を装備し、ブレーキング時の安心感を高めている。フロント14インチ、リア13インチのホイールは、剛性バランスを最適化し、さらに5本のY字スポークデザインで、高級感と軽快な走りを演出。幅広のタイヤがもたらす、走りの安定感と快適な乗り心地も追求している。

* リアブレーキにはABS機能は装備されていません。
* ABSはライダーのブレーキ操作を補助するシステムです。ABSを装備していない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、無理な運転までは対応できません。運転するときは急なブレーキ操作を避け、安全運転をお願いします。ABS作動時は、キックバック(揺り戻し)によってシステム作動を知らせます。

HSTC(Honda セレクタブル トルク コントロール)

PCX/PCX160

HSTC システム概念図 ※イラストの車両は2024年モデルです。

加速時の後輪スリップ抑制など、安心感に貢献

後輪への駆動力レベルを必要に応じて制御するHonda セレクタブル トルク コントロール。前・後輪の車輪速センサーが算出した後輪のスリップ率がライダーの選択した所定のレベル以上となった場合、ECUが後輪のタイヤがスリップしたと判断し、燃料噴射量を最適にコントロール。エンジントルクを最適化し、加速時の後輪スリップ抑制やスリップしやすい路面での安心感に寄与している。システムの作動はインジケーターの点滅によってライダーに知らせ、スピードメーターのマルチファンクションスイッチでON/OFFの選択ができる。

※ HSTCはスリップをなくすためのシステムではありません。あくまでもライダーのアクセル操作を補助するシステムです。したがって、HSTCを装備していない車両と同様に、無理な運転までは対応できません。運転するときは急なアクセル操作を避け、安全運転をお願いします。

メーターパネル

PCX/PCX160

Photo:PCX
※ メーターまわりの写真は機能説明のために任意に点灯したものです。

見やすく、情報伝達にすぐれた、機能性

中央に反転液晶デジタルメーターを配したメーターパネルは、各種インジケーターをバランスよく配置するなど視認性にこだわり、豊富な情報を分かりやすく表示。また、エンジン始動時に規定のバッテリー電圧を下回った場合に点灯し、バッテリー上がりを未然に認識できるバッテリー電圧低下警告灯を設定している。

Honda SMART Keyシステム

PCX/PCX160

エンジン始動やロック解除を便利にする

ポケットなどからキーを取り出さなくても、イグニションのON/OFF、ハンドルロックの施錠/解錠、シートとフューエルリッドの解錠操作が可能なHonda SMART Keyシステム。スマートキーのボタン操作に応じ、車両のウインカーを点滅させて自車の位置を知らせるアンサーバック機能やイモビライザー(電子照合)機能も搭載している。

Honda純正アクセサリー

PCX/PCX160


トップボックス 35L スマートキーシステムタイプ

スイッチ操作でカンタンに解錠。Honda SMART Keyシステムと連動し、トップボックス取付ベース下のスイッチ操作によりボックスの解錠が可能。より快適に荷物の出し入れができる。

※ 映像の車両はPCX160(2021年モデル)のアクセサリー装着車です。

シート下ラゲッジスペース

PCX/PCX160

Photo:PCX

使い勝手に優れた、十分な収納スペース

容量30Lを確保した、ラゲッジボックス。日常のさまざまな荷物を収納できる、ゆとりある広さとした。シートを開閉途中の位置で固定し、荷物を便利に出し入れできるストッパー機能も採用している。

* Honda測定値。
※ ラゲッジボックスには、ヘルメットの形状・大きさによっては入らない場合があります。ご購入の際には、必ずご確認ください。
※ ラゲッジボックスには、熱の影響を受けやすいもの、こわれやすいもの、貴重品は入れないでください。
※ 写真のヘルメットは別売です。

フロントインナーボックス/USBソケット

PCX/PCX160

Photo:PCX

乗車姿勢でも使いやすい、収納とスマートフォン充電

500mLペットボトルなどの収納に便利なフロントインナーボックス。乗車姿勢でも荷物の出し入れがしやすく、USB Type-Cソケットでスマートフォンなどの充電もできる。

* 5V、3A以下。
※ フロントインナーボックスには、熱の影響を受けやすいもの、こわれやすいもの、貴重品は入れないでください。充電を目的とした機器をフロントインナーボックス内で管理する際は、走行中の振動などにより破損する可能性があります。
※ USBソケットはエンジンがかかっている状態でお使いください。また、接続する機器や充電用アダプターの仕様などによっては、充電・使用できない場合があります。
※ 運転中のスマートフォン、携帯電話などの操作・通話はおやめください。

※ 運転中はフロントインナーボックスの操作はしないでください。

その他の装備

ほかにも充実、便利な装備

  • ラゲッジボックスに収まらないヘルメットに対応するヘルメットホルダー
  • 質感とデザイン性にもこだわった収納式ピリオンステップ
  • 使い分けできるセンタースタンド&サイドスタンド
  • デザインと操縦安定性を両立したサイドミラー
  • 8.1Lの燃料タンク
  • ETC2.0車載器やアンテナの取り付けが可能な内部形状(PCX160のみ)

ACCESSORIES/PARTS/WEAR アクセサリー・パーツ・ウェア

※ メーターまわりの写真は機能説明のために任意に点灯したものです。