Presented by pen

第5回 刺激と癒しが同居する施設へ。

オデッセイ×小淵沢アートヴィレッジ

ユニークな施設、建築から、感性を学ぶ

「本質を感じる知への旅」第五回は、小淵沢アートヴィレッジが舞台。ホテル、美術館などが複合したフィールド、その奇抜な建築や空間性を紹介しながら、オデッセイのエクステリア、インテリアが感性を刺激する理由を紐解きます。

インスピレーションを与えてくれるアートと建築、温もりのあるもてなし。

時間を気にせずに、好きな時に好きな場所へ出発できるのが自動車旅行のいいところ。そしてインターネットが普及したいま、実際にハンドルを握って移動を楽しみ、感性を刺激するものと出会う“リアルな体験”こそが、真の贅沢だと考えられます。

今回は、Hondaオデッセイで山梨県北杜市の小淵沢アートヴィレッジを訪ねました。
こちらはアートを軸にしたリゾート施設で、前衛的な建築や現代アート作品がインスピレーションを与えてくれると同時に、温もりのあるもてなしによって充実した体験を提供してくれます。また、周囲を取り囲む豊かな自然や、そこから生まれる新鮮な食材も心と身体を満たしてくれます。

ハッとする造形で惹きつけ、上質な空間でリラックスできるという点は、旅のパートナーであるオデッセイとどこか通じるところがあります。

ゆっくりと時が流れる客室、大自然を一望できるパノラマビュー。

ドキッとするような外観から、一歩足を踏み入れると安らぎを感じさせる空間へ。このコントラストが、実に新鮮な体験。

ホテルキーフォレスト北杜は、東京藝術大学の教授も務めた建築家、北川原温がデザインしたものです。見る者を驚かせるチャレンジングな意匠は、この地が縄文文化発祥の地であることから着想を得たと言います。
縄文人の目線で、小淵沢の自然がもつプリミティブな生命力を造形として表現したのが、この建築なのです。

一方、全6室の客室は、尖った印象の外観とは一変、温かい雰囲気で迎えてくれます。それぞれの部屋は「湧き水」「肥沃な土地」「繁茂する植物」「明るい陽光」「澄んだ空気」「壮大な山々」がモチーフとなっており、そこにアンティークのインテリアが組み合わされます。部屋の中では、時間がゆっくりと流れているように感じます。

八ヶ岳や南アルプスはもちろん、遠くに富士山の偉容を一望することもできます。

ホテル屋上のスカイテラスに上がってみると、360度のパノラマビューが広がります。ここからの眺めは、小淵沢という土地が自然に恵まれていることを実感させてくれると同時に、日本が山紫水明の国であることを改めて気付かせてくれました。

また、空気が澄んでいることと街の灯りから離れているという好条件が重なり、夜になれば満天の星が広がる。望遠鏡を使わなくても教科書で見た通りの星座がはっきりと見え、心が躍ります。

ホテルキーフォレスト北杜から徒歩2分のところにある、完全プライベートのスパ施設では大自然の中で源泉かけ流しの露天風呂を楽しむことができます。

大地の力を感じさせる、パワフルな美術館の建築。

中村キース・ヘリング美術館の裏庭にて。先ほどのスパ施設は美術館の敷地に隣接しています。

中村キース・ヘリング美術館をデザインしたのはホテルキーフォレスト北杜と同じく北川原温で、大自然との融和と、「混沌から希望へ」をテーマに掲げていました。

1980年代のニューヨークのアート・シーンを席巻し、わずか31歳で夭逝したキース・ヘリング。小淵沢アートヴィレッジにある中村キース・ヘリング美術館は、キース・ヘリングの作品を展示する世界で初めてのプライベート美術館で、中村和男氏が収集したヘリングの資料を含む約300点が収蔵されています。

中村キース・ヘリング美術館はJIA日本建築大賞とアメリカ建築家協会JAPANデザイン賞を受賞。2015年に増改築されると、大地の力を感じさせる、さらにパワフルな建築物となりました。ただし、単に目立つための造形ではありません。自然環境を保全するために敷地内の樹木の伐採は最低限に抑えられています。

館内はヘリングの作品が主役となるようなレイアウトとなっています。ホテルと同様に、刺激的な外観と落ち着いた内観の対比が見事。

All Keith Haring Artworks © The Keith Haring Foundation
Courtesy of Nakamura Keith Haring Collection

ホテル、美術館の造形と通底する、オデッセイのデザイン。

オデッセイは単に便利さを追い求めたミニバンではありません。ハッとしたりドキッとしたり、流麗さと迫力を併せ持つ、見る人に何かを感じさせるスタイルがあります。

フロントフェンダーの下部からリアフェンダー、バンパーまでつながり、一本線を描くキャラクターライン。空力に寄与するだけでなく、ボディをシャープに見せます。

オデッセイのフォルムがひときわ個性的なのは、空間を広くするために、天井を高くするのと同時にフロアを低くするという、Honda独自の発想が深化しているからです。乗員に快適に過ごしてもらいたいという考えが、造形にも表れています。

また、フロアを低くする低床プラットフォームは室内を広くすると同時に、重心が低くなることによる安定性や乗り心地の向上、乗り降りのしやすさなどにもつながります。そしてこうした独創的なフォルムに、迫力のあるフロントマスクや彫りの深いキャラクターライン、伸びやかなルーフラインが相まって印象的な造形となっています。

プレミアムクレードルシートには、足を伸ばすためのスライド機構や足を休めるためのオットマン機構も備わるので、乗員は快適に移動を楽しむことができます。

オデッセイのフロントガラスは面が広いため、運転席からの見晴らしがとても良いのも特徴。

オデッセイの室内が「走るラウンジ」のように快適なのには理由があります。それは物理的に広い空間があることと、上質さを極めることを両立しているから。
上質さを感じさせる一例が、2列目のプレミアムクレードルシート。このシートは、背もたれを倒すと連動して座面の前部が持ち上がり、リラックスした姿勢をとることができます。

3列目シートの使い勝手のよさも特筆すべきレベル。3つの座席それぞれにリクライニング機構が備わるため、3名乗車の状態でも思い思いの姿勢をとることが可能です。
しかも3列目シートを床下に格納すれば、大容量のラゲッジスペースとしても活用でき、室内空間は使う人の目線でキメ細やかに設計されています。

ホテルキーフォレスト北杜や中村キース・ヘリング美術館の造形、空間の設計も、このオデッセイ特有のデザインと通じるものがあります。「チャレンジングな意匠の外観」、それとは相反する「温かい雰囲気の客室」。その組み合わせの妙が人びとに喜びと驚きを与え、感性を刺激するのです。

ホテルと美術館を堪能し、オデッセイは次の場所へと向かいました。

<ホテル情報>

ホテルキーフォレスト北杜

住所:山梨県北杜市小淵沢町 10248-16
TEL:0551-36-8755
全6室
チェックイン15時、チェックアウト11時
¥24,200〜
※1室2名ご利用時のお一人様の価格(税込)。価格はシーズンにより変動します。
http://www.kob-art.com/hotel/

<美術館情報>

中村キース・ヘリング美術館

住所:山梨県北杜市小淵沢町10249-7
開館時間:9時〜17時
定期休館日なし(ただし冬季は休館)
http://www.kob-art.com/museum/

※このコンテンツは、2019年11月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。