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第2回 ホスピタリティーに出会う、癒しの宿へ。

NEW オデッセイ×ザ・ひらまつホテルズ&リゾーツ

名店が生んだオーベルジュから、安らぎの空間について学ぶ

「本質を感じる、知への旅」第二回目は昨年オープンした、ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 賢島が舞台。その空間へのこだわりを紹介しながら、NEW オデッセイのインテリアデザインを捉え、安らぎや癒しに必要なことを考えます。

ブロンズのメッシュに覆われたザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 賢島の正面玄関と新しいオデッセイ。エントランスではハーブの健やかな香りが漂い、それを伴ってスタッフの方が出迎えてくれます。

ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 賢島は三重県、伊勢志摩の英虞湾に面した、清々しい風景の前に建っています。この場所とホスピタリティ、ひらまつの料理を求め、全国各地から来客があるそうです。

食を軸に新たな文化をつくり、街に彩りをもたらした存在。

全国にフランス料理店やイタリア料理店などを展開する「ひらまつ」は、フランス料理店の開店にはじまり、以降、レストランやオープンカフェといったといった日本にまだ浸透していなかったことに先んじて挑戦してきました。
食を軸に新たな文化をつくり、街に彩りをもたらした存在ともいえるひらまつが、2016年に満を持してスタートさせたのがオーベルジュ*。元々、現会長の平松宏之さんは、自らが好んで訪れる場所に宿泊施設をつくることを夢としてもっていたといいます。それを叶えるべく建てられた「ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 賢島」が、「本質を感じる、知への旅」第二回目の舞台。そのおもてなしの空間、食に触れていきます。

*フランス語で宿を意味する言葉。日本においては、食事を主役にしたホテルを指すことが多い。

木をふんだんに使った和の要素と南仏にあるリゾートの優雅さをミックスさせることが、設計のコンセプトだったといいます。

必要な家具のみがレイアウトされた、とても爽やかな雰囲気のロビー。広い窓が設けられており、このロビーを中心に陽の光が集まってきます。

地方のリゾートに相応しい、穏やかな佇まいの建築。

ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 賢島の内装設計および建築ディレクションを手がけたのは、以前より、ひらまつのさまざまな店舗をつくってきた、グラマラスというデザインオフィスを率いる森田恭通さん。建物について、女将の今村美穂さんに聞きました。

「森田さんの作品は煌びやかなイメージが強いと思うのですが、ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 賢島はそれとは異なり、ファサードの佇まいから非常に穏やか。地方のリゾートというところをきちんと意識した上で、デザインをして下さいました」

2人で過ごすのに最適なエグゼクティブツイン。ベッドルームと先の浴室がつながっており、大きく開いた窓から外の景色を眺めることができます。

木漏れ日が床と水面を照らす、開放的な浴室。アメニティも充実。ひらまつならではの細やかな気配りが感じられます。

すっきりとした客室、英虞湾の風景を臨む大きな窓。

ロビーに入っても、その穏やかさは続いています。壁は優しいオフホワイトで、随所に大理石のタイルが敷かれ、色合いを崩さない家具が置かれる。木を多用した日本人にとって好ましい空間でありながら、高級感もあり、どこか南仏のリゾートを彷彿させる雰囲気も併せもっています。

客室に関しては「必要なものが手に届くことを重視し、シンプルで洗練された癒しを提供することを心掛けました」と今村さんは話します。余計なものを極力なくし、ゆったりとくつろげるソファとベッドを中心に構成し、視界の先に大きな窓を設けることで、英虞湾の風景が抜け、開放感が味わえる。設計の妙が効き、贅沢さと心遣いが素晴らしいバランスでまとめられています。ひらまつがレストランで培った、一人ひとりに寄り添ったおもてなしを実現する空間です。

レストランは、6つの個室と1つのダイニングで構成。朝、夕共にプライベートな空間でゆっくりと食事を堪能することができます。

食材は、三重県周辺で獲れたこだわりのものを使用。フランス料理の調理技法をベースにし、素材のよさを最大限に活かした調理法で、この地ならではの一皿を堪能できます。

安らぎや癒しは、余計なものを削ぎ落とした結果によって生まれる。

オデッセイがインテリアに追い求めてきたことは、ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 賢島の室内の造りに対する考えと重なり合います。ドアを開け、シートに腰をかけた瞬間からわかる室内、視界の広さ。滑らかで触り心地がいい、ドアの内貼りとシートに用いられているテキスタイル。必要なものだけが表に出ている、すっきりとしたコントロール類。インストゥルメントパネルを華やかにする、艶めくウッドトリム。

ミニバンのオーソドックスで扱いやすいパッケージに盛り込まれた贅沢、細やかな心遣い。それが、オデッセイが誕生から一貫してもつコンセプトのひとつとなっているのです。

艶やかなウッドトリムがアクセントとなっている、オデッセイのコックピット。インテリアデザインのテーマは「走るラウンジ」。

センターコンソール下部に備えられた、ドリンクや小物を置くことができるリフトアップトレイ。使わない時は閉まっておけば、足元の邪魔になりません。

進化を経て最も変わったのが、シートそのもののクオリティがより高まった点です。NEW オデッセイでとりわけ注目したいのは、2列目のプレミアムクレードルシート。7人乗り仕様に限った装備なのですが、シートバックを倒すと、同時にシートクッションがもち上がる仕組みになっており、さらにはオットマンが取りつけられています。横広になっているヘッドレストのデザインも独特で、頭を乗せた時の安定感はまるで上質な枕のよう。それぞれのシートの足元に備えられた、スマートフォンやペットボトルなどを置けるホルダーも嬉しいポイントです。

新しいオデッセイの2列目シートに採用されたプレミアムクレードルシート。3列目シートを床下に格納し後方にスライドさせれば、元々のゆとりがさらに広がり、足を伸ばしたり、組んだりもできる余裕が生まれます。

ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 賢島の空間とオデッセイの室内空間に共通する考え。それはお客様の実際の過ごし方や使い方などを考慮しながらも、品質を犠牲にしない形で、余計なものを削ぎ落とした結果によってつくり出されたということ。豪華過ぎるものから、真の安らぎや癒しは生まれないということ。身体に適した設計のなかにある特別性こそが、それらにつながっていくのです。

景色、食、空間に癒され、活力を得た後、またNEW オデッセイと共に次の場所へと向かいました。

<ホテル情報>

ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 賢島

住所:三重県志摩市阿児町鵜方3618-52
TEL:0599-65-7001
全8室
チェックイン15時、チェックアウト11時
本棟Aツイン¥48,000〜、本棟Bツイン¥51,000〜、別棟ダブルツイン¥62,500〜
※1室2名ご利用時のお一人様の価格(税抜)。価格はシーズンにより変動します。
http://www.hiramatsuhotels.com/kashikojima/