性能・安全
走行性能

運転中のちょっとした負担を、ひとつひとつ、ラクにする。
毎日使うクルマだからこそ、運転中の負担や不安は少しでも減らしたい。
N-WGNは、誰もが無理なく運転できる、さまざまな機能や装備を取り入れています。
オートブレーキホールド機能
ブレーキペダルから足を離しても、止まったままでいてくれる。便利な機能を全タイプに。
停車中にブレーキペダルから足を離しても、停車状態とアイドリングストップが続きます。
足が疲れにくく、気持ちにもゆとりがもて、さらに低燃費。アクセルを踏めばブレーキが自動で解除され、発進が可能です。
信号待ちの間や一時停止している時などに便利な機能です。
■シートベルトを着用し、エンジンを始動してからスイッチを押すと、機能がオンになります。
電子制御パーキングブレーキ

パーキングブレーキは、指一本でかんたん操作。
スイッチを引くだけで作動するパーキングブレーキを全タイプに標準装備。力も手間もいらず、かんたんに操作できます。アクセルを踏めば自動的に解除され、再発進が可能。スイッチを押せば手動でも解除できます。
■作動・解除時に後輪付近からモーター音が聞こえますが異常ではありません。また、アクセルペダルによる自動解除は、運転席のシートベルトが着用されている時のみ作動します。
広い視界

狭い道でも、視界は広く。
前席の窓枠を細く、ワイパーはフロント/リアともに位置を下げ、より広くすっきりとした視界を確保しました。狭い道への右左折やバック駐車の際にも、周囲の状況をしっかりとつかめるので安心です。
自然な操作感

少ない動作でしっかり曲がれる。
いつでも安心して運転できるように。ハンドルは、少ない動作でしっかり曲がれる自然な操作感にこだわりました。
7インチTFT液晶メーター

全面液晶パネルで、情報を見やすく。
Honda SENSINGなどの作動状態などをわかりやすく表示して運転をサポート。燃費や航続可能距離、前輪のおおよその向きなどの情報は、マルチインフォメーション・ディスプレーに表示します。
毎日の走りやすさ

心のゆとりを生む、スムーズな加速とパワー。
坂道や合流時、追い越しなどのシーンでもストレスなく走れる、スムーズな加速とパワーにこだわりました。
速度のコントロールがしやすく頼もしい走りが、運転中のゆとりにつながります。
ブレーキ操作ステップダウンシフト制御

急な下り坂や、雪道もこわくない。
ブレーキを踏んだ力に合わせて自動でダウンシフトし、エンジンブレーキを効かせる機能を搭載。下り坂での不安を軽減します。
また、セレクトレバーを「S」に合わせると、従来の「L」より穏やかなエンジンブレーキがかかります。雪道などでブレーキを踏むのがこわい時も安心です。
アジャイルハンドリングアシスト

カーブが多い道も、安心して走れる。
カーブを曲がる時にはクルマの内側にブレーキをかけ、ハンドルを直進に戻す時には反対側のブレーキをかけることで、安定感のあるスムーズなコーナリングをサポートします。
4WD

不安な道も、しっかり進める。
安定感があり、パワフルに走る4WD車を全タイプに設定。雪の多い地域やすべりやすい道での運転を、安心感でサポートします。
パドルシフト

マニュアル車のような運転も、楽しめる。
ステアリングの「+」と「-」のパドル(レバー)を指先で操作することで、マニュアル車感覚のシフトチェンジが楽しめます。
[ターボ車に標準装備]
予防安全性能

毎日を見守るHonda SENSINGと、安心で快適な運転をサポートする装備。
いつでも、どんな場面でも、不安なく安心して運転できるように。
ドライバーと一緒に周囲に気を配り、もしもに備える、さまざまな機能や装備が充実しています。
Honda SENSING
広い水平画角のフロントワイドビューカメラと前後8つのソナーセンサーで、万が一に備えを。
近距離衝突軽減ブレーキ

ぶつからないよう、ブレーキをかけます。
フロントおよびリアバンパーのセンサーが、前方または後方の障害物を検知。衝突するおそれがある場合、ブレーキを制御し衝突回避や衝突による被害の軽減を支援します。
急アクセル抑制機能

踏み間違いを検知すると、加速を抑制。
ブレーキとアクセルの踏み間違いに備えた機能を採用。
障害物がない場合も、踏み間違いによる急発進、急加速を抑制し、音と表示で警告します。
- 工場出荷時は機能オフの設定です。オンにするには別途販売会社の専用機器によるセッティング作業が必要です。別途セットアップ費用 (ディーラーオプション)が必要となります。
- 急アクセル抑制機能は自動で停止する機能ではありません。必ず運転者がブレーキペダルを踏んで停止してください。ブレーキを制御するシステムではありません。
- アクセルを速く踏み込むような運転をした時に、意図せずシステムが作動することがあります。
- 前進および後退時、自車車速が約30km/h以上では作動しません。
- 電波の発信により植込み型心臓ペースメーカー等の医療用電子機器に影響を与える場合があります。
Honda SENSING シーン別機能一覧
街中を走行するとき
高速道路を走行するとき
夜間に走行するとき
駐車をするとき
「誤発進抑制機能」、「後方誤発進抑制機能」、「近距離衝突軽減ブレーキ」を組み合わせて「踏み間違い衝突軽減システム」と呼びます。
Honda SENSINGは、ドライバーの運転支援機能のため、各機能の能力(認識能力・制御能力)には限界があります。各機能の能力を過信せず、つねに周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いします。
その他の安全運転支援機能
さまざまなシーンで、安心感のある運転をサポートします。
衝突安全性能
運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステム
前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム〈前席/後席対応〉

写真は機能説明のため、エアバッグが展開した状態を合成したものです。
どの席にいる人にも、安心を。
「早く」「やさしく」「長く」ふくらんで、さまざまな体格や衝突状況に対応。Honda独自の「内圧保持タイプ」のi-SRSエアバッグシステムを、前席に。また、側面衝突時、センサーが衝撃を感知するとスピーディーに展開し、乗員保護性能を高めるエアバッグも全タイプに標準装備。しっかりと守られる安心感を、すべての席に拡大しました。

交通事故の多重衝突を防ぐ、衝突後ブレーキシステム。
エアバッグシステムが衝撃を検知すると、ブレーキを自動的に作動させ、さらにストップランプも点灯。車両の減速とともに周囲へアラートを出し、多重衝突事故の被害軽減を図ります。
燃費・環境性能
燃費
N-WGN CUSTOM L(FF)
燃料消費率(国土交通省審査値)※3
*
23.1km/L
市街地モード*
19.5km/L
郊外モード*
25.0km/L
高速道路モード*
23.7km/L
燃料消費率(国土交通省審査値)※3
29.0km/L
* WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード。市街地モード:信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定。郊外モード:信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定。高速道路モード:高速道路等での走行を想定。
環境性能
「2030年度燃費基準」に対応。平成30年排出ガス基準50%低減レベル」を全タイプでクリアしています。

2030年度燃費基準80%達成車
N-WGN L(FF)/
N-WGN CUSTOM L(FF)/
N-WGN CUSTOM L 特別仕様車 BLACK STYLE(FF)

2030年度燃費基準75%達成車
N-WGN CUSTOM L・ターボ(FF)/
N-WGN CUSTOM L・ターボ 特別仕様車
BLACK STYLE(FF)

2030年度燃費基準70%達成車
N-WGN L(4WD)/
N-WGN CUSTOM L(4WD)/
N-WGN CUSTOM L 特別仕様車 BLACK STYLE(4WD)/
N-WGN CUSTOM L・ターボ (4WD)/
N-WGN CUSTOM L・ターボ 特別仕様車
BLACK STYLE(4WD)

「平成30年排出ガス基準50%低減
レベル」認定車
全タイプ
アイドリングストップシステム

停車時にエンジンを止めて省エネをサポート。
信号待ちなどの停車時にエンジンをストップ※4。燃料消費と排出ガスを抑えます。
■オートブレーキホールド機能がオフの場合は、減速中からエンジンを自動的にストップ※4。より長くエンジンを止め、燃料消費と排出ガスを抑えます。オートブレーキホールド機能については「走行性能」をご覧ください。
ECONスイッチ(ECONモード)

クルマ全体を、低燃費モードに。
エンジンやエアコンといった、クルマ全体の動きを燃費優先で自動制御するECONモード。空調など快適性を優先したいときは、スイッチを押してオフにできます。
評価・コンテスト
次のページ:装備・室内空間

いつも心地よく過ごせる快適な空間。荷室や収納の使いやすさにもこだわりました。乗り降りしやすい福祉車両もご紹介しています。
- 工場出荷時は機能オフの設定です。オンにするには別途販売会社の専用機器によるセッティング作業が必要です。別途セットアップ費用(ディーラーオプション)が必要となります。
- ナビ画面上に表示するには、対応するナビゲーションが必要となります。
- 燃料消費率は定められた試験条件での値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。
- 条件によってはエンジンを停止させない場合があります。
- 掲載の写真やイラストには、機能説明のための作動イメージが含まれます。
- 各技術の能力には限界があります。つねに周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いします。ご使用の前に、必ず取扱説明書をお読みください。
- ABSは滑りやすい状況での制動時に車輪ロックを防止。EBDはブレーキング時の前輪と後輪の制動力配分をコンピューターがコントロールし、制動ポテンシャルをフルに引き出します。EBD付ABSは、あくまでもドライバーのブレーキ操作を補助するシステムです。VSAはあくまでもドライバーのブレーキ操作やアクセル操作等を補助するシステムです。したがって、EBD付ABSやVSAがない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、ムリな運転までは制御できません。安全運転をお願いします。
- エマージェンシーストップシグナルは追突されるおそれを低減するためのシステムです。運転する時は不必要な急ブレーキを避け、安全運転をお願いします。
- エアバッグシステムは、あくまでもシートベルトを着用することを前提として開発されたシステムです。くれぐれもシートベルトの正しい着用をお願いします。
- 前席用i-サイドエアバッグシステムおよびサイドカーテンエアバッグシステムは、実際の衝突時には衝突側のみ展開します。前席用i-サイドエアバッグシステムおよびサイドカーテンエアバッグシステム装備車は、システムを正しく機能させるための注意事項があります。
- 運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステムは、横方向や後方向からの衝撃には作動しません。前方向からの、設定値以上の衝撃を感知したときのみ作動します。
- 衝突後ブレーキシステムは、走行中に前方向または横方向からの衝突により、エアバッグまたはシートベルトプリテンショナーが作動したときに作動します。ただし、システムを構成する部品が破損している場合は作動しません。本システムは、必ずしも二次衝突の被害を軽減できるとは限りません。事故の状況によって効果は変わります。衝突が発生した場合は、周囲の状況を確認し、適切に車両を操作して停車させてください。
- ISOFIXとは、誤使用防止、車両適合性の向上、取り付け方法の国際的な統一を目的とした、ISO(国際標準化機構)規格のチャイルドシート固定方式です。
- 必ず適合するチャイルドシートをお選びください。
- インテリアの写真には、カットボディーによる合成写真が含まれます。
- 画面はハメコミ合成。
- メーター類は撮影のため点灯。
- 各装備・仕様の詳しい設定につきましては、「主要装備表」「主要諸元表」をご覧ください。
必ずこちらをお読みください
急アクセル抑制機能のご使用にあたって
キー操作と連動し、⾃動的に作動します。

販売会社でセッティング(別途セットアップ費用がかかります)されたHondaスマートキーで解錠またはエンジン始動すると、⾃動的にシステムが起動。乗りこむたびに設定する⼿間がなく、いつでも安⼼感を持って運転できます。
2個あるキーは、1個ごとに機能オンの設定が可能。キーの区別ができるよう、番号が刻印されています。
●急アクセル抑制機能をオン設定したキーは、設定されていないキーと同時持ち込みをしないでください。同時持ち込みをすると急アクセル抑制機能が起動しないことがあります。起動のためには必ずオン設定されているキーで、内蔵キーを使わずに解錠するようにしてください。
必要なシーンでは、いつも通りに加速します。
システム作動中でも、次のような場合は通常通り加速できます。
道路状況や自車の状態などによって、急アクセル抑制機能が正常に作動しなかったり、加速したい場合に作動する場合があります。
- 坂道、凹凸道、砂利道など非舗装路/縁石など大きな段差を乗り越えたとき
- 雪道などスリップが発生するような道路
- 坂道の出口など、車両姿勢が急激に変化したとき
- カーゴスペースやリアシートに重い荷物を積んで、クルマが傾いているとき
- 惰性走行から急いで加速したとき(ETCレーン通過後の加速など)
- 通常運転では、ブレーキをかけて停止したのち、すぐにアクセルペダルを踏んで発進したり、右左折時などでもブレーキを離してすぐにアクセルに踏みかえることが多いですが、そのような意思をもっての運転においては、この機能は作動しません。
- あくまでも運転中にブレーキを離している状態(停止時、惰性走行時等)から、何らかの事象により咄嗟にブレーキを踏もうとしたところ誤ってアクセルを踏んでしまい、クルマが意思とは違う動きをしてパニックになり、思わぬ事故になることを未然に防ぐためのものです。
- ■急アクセル抑制機能は自動で停止する機能ではありません。必ず運転者がブレーキペダルを踏んで停止してください。ブレーキを制御するシステムではありません。
- ■アクセルを速く踏み込むような運転をした時に、意図せずシステムが作動することがあります。
- ■前進および後退時、自車車速が約30km/h以上では作動しません。
- ■電波の発信により植込み型心臓ペースメーカー等の医療用電子機器に影響を与える場合があります。
必ずこちらをお読みください
車両をご使用になる前に必ず取扱説明書をお読みください。各システムは、いずれも道路状況、天候状況、車両状態等によっては作動しない場合や十分に性能を発揮できない場合があります。
- 衝突軽減ブレーキ(CMBS)は、約5km/h以上で走行中に自車との速度差が約5km/h以上ある車両や歩行者、人が乗車して移動する自転車に対して衝突するおそれがあるとシステムが判断したときに作動し、停止または減速することにより衝突回避や衝突被害の軽減を支援します。
- 先行車発進お知らせ機能は、先行車との車間距離が約10m以内で、先行車の発進を検知しても自車が停止し続けたときに作動します。
- 歩行者事故低減ステアリングは、約10km/h~約40km/hで走行中、システムが歩行者側への車線逸脱と歩行者との衝突を予測したときに、ステアリング操作による回避を支援します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断したとき、また、ウインカーを作動させている場合には作動しません。
- 路外逸脱抑制機能は、草、砂利などの道路境界や対向車両に接近した場合は約30km/h以上で、白線(黄線)の場合は約60km/h以上で走行中、システムが路外への逸脱を予測したときに作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断したとき、また、ウインカーを作動させている場合には作動しません。
- 標識認識機能は、最高速度、はみ出し通行禁止、一時停止、車両進入禁止の道路標識を認識し、メーターに表示します。一時停止、車両進入禁止は約60km/h以下で走行中に作動します。
- 渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)は、停車中またはブレーキペダルが踏まれていない時に作動します。先行車に接近しすぎる場合には、ブレーキペダルを踏むなどして適切な車間距離を保ってください。高速道路や自動車専用道路を運転するときに使用してください。
- 車線維持支援システム(LKAS)は、約65km/h以上で走行中に作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者がステアリングから手を放した状態や、運転者が意図的に車線を越えるようなステアリング操作をしているとき、また、ウインカーを作動させている場合には作動しません。高速道路や自動車専用道路を運転するときに使用してください。
- 誤発進抑制機能は、停車時や約10km/h以下で走行中、自車のほぼ真正面の近距離に壁などの障害物があるにもかかわらず、アクセルペダルを踏み込んだことにより、衝突するおそれがあるとシステムが判断したときに、エンジン出力を抑制し、急な発進を防止します。
- 後方誤発進抑制機能は、停車時や約10km/h以下で後退中、自車のほぼ真後ろの近距離に壁などの障害物があるにもかかわらず、アクセルペダルを踏み込んだことにより、衝突するおそれがあるとシステムが判断したときエンジン出力を抑制し、急な後退を防止します。
- 近距離衝突軽減ブレーキは、約2km/h~約10km/hで走行中、壁などの障害物に衝突するおそれがあるとシステムが判断したときに、ブレーキを制御し停止または減速することにより衝突回避や衝突被害の軽減を支援します。
- 急アクセル抑制機能は、停止中や約30km/h以下で走行中に、踏み間違いと思われる急なアクセルペダル操作であるとシステムが判断したときエンジン出力を抑制し、急な加速を抑制します。交差点や本線への合流など、加速が必要な状況を想定した、ウインカー操作中と解除後約2秒間、アクセルペダルを大きく踏み込むことが想定される登坂路、加速のためのブレーキペダルからアクセルペダルへ踏み換え直後約2秒間は作動しません。
- パーキングセンサーシステムは、車両や周囲の状況によりシステムが正しく作動しない場合があります。システム使用時も直接目視で周辺の安全確認を行いながら運転してください。
- オートハイビームは、約30km/h以上で走行中に作動します。ハイビームとロービームの自動切り替え制御には状況により限界があります。必要に応じて手動で切り替え操作を行ってください。