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第4戦 岐阜・ウイングヒルズ
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リザルト
1 安達靖
2 内嶋亮
3 井手川直樹
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ポイント
JCFジャパンシリーズ
1 内嶋亮 627
2 安達靖 556
3 井手川直樹 532
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Honda RN01が2位、3位表彰台を獲得!

決勝日:8月8日(日) 会場:岐阜県郡上市 ウイングヒルズ白鳥リゾート 天候:晴れ 気温:スタート地点/26℃ ゴール地点/26℃

 JCF MTBジャパンシリーズ・ダウンヒル第4戦が、8月8日、岐阜県郡上市のウイングヒルズ白鳥リゾートで行われた。決勝日は強い陽射しが照りつける、ライダーたちには厳しい炎天下でのレースとなった。

 Team G Cross Hondaの#4井手川直樹は、RN01とともに激しい優勝争いを繰り広げたが、結果は僅かなタイム差で3位の表彰台となった。RN01を駆る#5内嶋亮(RYO77)が2位となり、今季現時点でのナショナルランキング1位を守った。シリーズ後半戦に入ったこの大会を制したのは#9安達靖(cannnondale/MAXXIS)。Team G Cross Hondaの#3高橋唯之は、前大会で負ったケガも順調に回復して8位となった。

 ウイングヒルズのコースは主に中部、東海、北陸エリアのライダーに人気の常設コース。今回はさらにジャパンシリーズならではのエリート、エキスパートクラス専用セクションが追加され、スピードとテクニック、どちらの実力も存分に試されるコースとなった。豪快な高速ストレート、こぎが勝負を分けるジープロード、バンク、ドロップオフやキャンバーの駆け上りもあり、さらにくねくねと激しく曲がりながら木の根が張り出すシングルトラック・通称『シマヘビコーナー』など、多彩なテクニカルセクションはエリートライダーをも悩ませた。

 しかし井手川にとっては、昨年ここで初優勝をしている縁起の良いコース。レース前から念入りにセクションごとのコース攻略を重ね、予選に挑んだ。井手川の予選タイムは2分54秒559で4位。予選トップの安達だけが2分50秒637で突出したが、2位の内嶋、3位の丸山弘起、そして井手川が2分54秒台にひしめく僅差の争いとなり、決勝も僅かなワンミスで順位の変わる激戦が予想された。

 30台のリバーススタートによる決勝戦。井手川はスタートからゴールまで積極的な攻めの走りでまとめ、みずからの予選タイムを6秒以上も上回る2分48秒062でゴールし、暫定トップライダーに用意されたホットシートに座った。が、その後ゴールした内嶋が2分47秒983、安達が2分47秒562とタイムを更新し、井手川は3位となった。井手川と1位との差は0.5秒、2位との差は0.079秒という、今季シリーズ中でもっとも緊迫したレースとなった。

 また今回の大会で、9月12日にフランスで開催されるMTB世界選手権への派遣選手が発表された。ダウンヒル男子シニアの日本代表には、全日本選手権大会の優勝者で全日本大会終了時点ナショナルランキング2位の安達、1位の内嶋、同じく3位の井手川の3名が発表され、日本から2台のRN01が世界選手権に挑戦することとなった。

 次回のジャパンシリーズは9月18日、青森県モヤヒルズで開催される。残るシリーズはわずか2戦。ナショナルランキングの行方もまた終盤戦の結果に委ねられてゆく。

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井手川直樹(3位)
「とにかく悔しい。決勝は大きなミスもなく思い通りに走りきれたんですが、コースが急激に乾いてきていた分、タイヤチョイスで少しマシンがあばれたかも知れない。でもそれはみんな同じ条件ですから、言い訳にはなりません。絶対優勝するという気持ちでしたから、予選があのくらいのタイムならば自分が決勝で出すタイムは47秒台と予想していたんです。それが実際は48秒台になってしまい、優勝タイムがやはり47秒台だった。0.5秒の差は本当にリアがわずかに流れるだけの差ですが、でもそれがレース、すべて実力の結果です。次の青森へ向けて練習します。その前に世界選手権がありますね。思いきり頑張ってきます」

高橋唯之(8位)
「予選まではうまくいっていた場所で、決勝のときには木に突っ込むような感じでベストラインをはずしてしまうミスがありました。でも、ケガをした前大会の時から比べれば調子は良くなってきているので、このままシリーズ最後まで挽回する気持ちで頑張りたい」

市川哲也監督
「ライダーそれぞれの課題を明確にしながら取り組み、改善することで、本来のレベルを発揮してきているようです。課題というのはコースやセクションで得意、不得意などさまざまにあるわけですが、次回までにさらにそれらを煮詰め、改善しながら、チームはこれからが巻き返し、というところです」

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