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第3戦 島根・三瓶山
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島根・三瓶山 Round 3
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リザルト
1 内嶋亮
2 竹本将史
3 加納慎一郎
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ポイント
JCFジャパンシリーズ
1 内嶋亮 480
2 井手川直樹 399
3 竹本将史 388
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Honda RN01が連続優勝を遂げる!

決勝日:6月26日(土) 会場:島根県大田市三瓶町 三瓶山スキー場 天候:曇り 気温:スタート地点/18℃ ゴール地点/21℃

 JCF MTBジャパンシリーズ・ダウンヒル第3戦が6月26日梅雨空の島根県三瓶山スキー場で行われた。今季オウンチームでHonda RN01を駆る#5内嶋亮(RYO77)が、第2戦に続き予選・決勝ともにHonda RN01のポテンシャルを最大に発揮、2位のライダーを大きく引き離す驚異的なタイムで、前回の第2戦に続き優勝を遂げた。Team G Cross Hondaの#4井手川直樹は4位、#3高橋唯之は2度の転倒のため22位となった。

 梅雨前線の影響で、決勝日の前々日から大雨に見舞われた三瓶山のコース路面は完全なマディとなっていた。シングルトラックを始め、コースのほぼすべてに深いわだちが掘られ、ひたすら重くなった土はスピードアップを阻んでライダーたちを苦しめた。決勝日にはほぼ雨も上がり、予選から決勝にかけてコースコンディションもにわかに回復したが、シングルトラックの中は相変わらず大きくこねられた何本もの泥の溝が、攻略ラインの選択をさらに困難にしたのだった。

 予選で3分48秒35のトップタイムを叩き出したのは内嶋亮。4分を切ったのは内嶋ただ1人という独走状態だった。予選2位に4分00秒87の#2塚本岳(MX/MONGOOSE)、3位に4分2秒39の#1竹本将史(ブリヂストンアンカー)で、この2名は昨年の三瓶大会の優勝者と準優勝者。井手川は狭いシングルトラックで木に激突するという手痛いミスがあり、4分7秒07で予選13位、高橋は不本意な転倒が続き4分11秒80で16位。決勝では、いかにミスをせずタイムを上げるかが課題となった。

 予選通過者30名で行われた決勝は、路面状況の回復とともに大幅なタイムアップとなった。しかし、Team G Cross Hondaの高橋は、3か所連続しているシングルトラックのうち2か所でまさかの転倒を喫し、大きなタイムロスで22位となった。井手川は、シングルトラック内は上手くこなしたものの、シングルトラック出口で1回、さらにゲレンデで1回、思うようなラインが取れずに失速、惜しくも4位となった。内嶋は、スタート後のロングストレートからシングルトラック、さらにゲレンデに出てからゴールまでの終始にわたり、完璧なバランスライドで3分31秒88のタイムを記録し、優勝した。3分41秒60で2位となった竹本とは10秒以上の大差をつけての圧勝だった。

 また、今季Honda RN01で女子エリートクラスに参戦中の#7鴨下美穂(AYEL KAMIKAZE・風魔横浜)が、予選・決勝共に元気いっぱいの走りでうれしい初優勝を手にした。

 次回の参戦レースは7月17日、秋田県田沢湖で開催される全日本マウンテンバイク選手権大会。ジャパンシリーズとは別格式で行われる年1回の大会で、獲得ポイントも大きく、9月開催の世界選手権大会参加権への切符もかかる。レースはいよいよ今季の天王山へと向かう。

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内嶋亮(優勝)
「本当にうれしいです。今日は作戦とマシン、技術が最高レベルで発揮された。マシンが素晴らしいのは言うまでもないですが、メカニックも曙ブレーキもとても素晴らしい、そういうチーム体制が前回、今回の優勝に結びついています。僕は、例えば今日のようなわだちの深いシングルトラックの場合にどうやって走ればいいのか以前から研究してきたし、そのためのサスペンションの調整などマシンセッティングも分かっているので、本番でも迷いがないんです。次の秋田も優勝しに行きます」

井手川直樹(4位)
「決勝では急速に路面が乾いて来ていたので、ミスなく慎重に行こうとスタートしました。シングルトラックは慎重ながらもスピードにのってうまくいったんですが、そのあと2回も失速してほとんど停まってしまったんです。ライン取りのミスが原因でした。本当にそろそろ優勝しなくてはポイントランキングのほうも気になるので、秋田では勝ちます」

高橋唯之(22位)
「シングルトラックの前半は突っ込み過ぎ、後半ではただただ焦ってしまい、2回も転倒しました。次こそは頑張りますといつも言ってますけれど、どうも緊張感が先に来てしまい、去年よりもプレッシャーに負けてしまっている感じが拭えません。まずはそれを克服しなくては」

鴨下美穂(エリート女子優勝)
「第1戦、2戦と2位だったので、初優勝できてとてもうれしいです。でも決勝では3回も転倒してしまいました。Honda RN01は、とても軽くて思い通りにコントロールできるので気に入っています。これからは転倒しないように安定した走りで優勝を狙って行きます」

市川哲也監督
「まずは内嶋選手、おめでとう。技術・メンタル・マシンすべてに大変良い状態でレースをしているように見受けられます。ワークスの2人は、どうも実力を発揮しきれていないように見えます。プレッシャーは確かにあるでしょうが、そういった気持ちの面も鍛えながら、のびのびと楽しくチャレンジして行ってほしいですね」

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