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第2戦
島根・三瓶
2003年6月14日 開催
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レースレポート

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初戦2位の高橋は転倒もあって11位
難しい天候のなか行われた予選。4位を獲得した井手川の走り
決勝前、ピットでローラー台をこぐ高橋
スタート地点まではリフトでマシンとライダーを搬送
発展途中のマシンをさらに仕上げ、次戦の巻き返しを誓う
ジャパンシリーズ・ダウンヒル第2戦
井手川は無念の27位、高橋は転倒が響き11位
■日時 :6月14日(土)
■天候 :雨ときどき曇り
■気温 :スタート地点15℃/ゴール地点16℃
■路面状況 :マディ
■コースデータ :コース長2200m/スタート地点標高920m
ゴール地点標高555m/標高差350m
予選4位も決勝は27位と残念な結果に終わった井手川
予選4位も決勝は27位と残念な結果に終わった井手川

 2003年JCFマウンテンバイクジャパンシリーズ・ダウンヒルの第2戦が、6月14日、梅雨入り間もない島根県の三瓶山(さんべさん)スキー場で行われた。エリート男子クラスで今シーズンよりダウンヒルマシン『RN01』を駆りシリーズフル参戦する『Team G Cross Honda』の井手川直樹選手と高橋唯之選手はそれぞれ決勝へと進んだが、高橋選手は序盤での転倒が響き11位、井手川直樹選手はマシントラブルにより27位の結果に終わった。

 全国各地で開催されるジャパンシリーズ会場の中でも、三瓶山スキー場はコース長も比較的短く、標高差も少ない。スタート地点までリフトでマシンとライダーを搬送、スタート直後の約800メートルがハイスピードのロングストレートで、次にシングルトラックと呼ばれる森の中の細いセクションへと入る。後半は、開けたゲレンデ斜面から、ゴールへ向け緑の牧草地帯を駆け抜ける。路面は全体に黒い粘土質で、随所に木の根が露出し、雨天時には非常に滑りやすくなるのが特徴。急角度の斜面が少ない代わりにドロップオフやジャンプセクション、登り返しなどが数ヶ所に設置され、テクニカルな要素に加え強靱な脚力が要求される。

 エリート男子クラスのエントリー数は79台。決勝の前々日よりコースオープンとなったトレーニングセッションでは、梅雨前線のもたらす大雨のためにマディコンディションとなったり、青空が出て高温になり路面が急激に乾いたりという変わりやすい天候で、ライダーはタイヤの選択に神経質になっていた。シングルトラックでは所々で深いわだちができ、勝負を左右するテクニカルセクションとなった。

 予選は午後1時30分より、前回の第1戦のポイントランキング順に30秒間隔でのスタート。トップタイムを叩き出したのは、竹本将史選手(#3 ブリヂストンアンカー)で2分57秒02。井手川選手は予選タイム3分1秒02で4位、高橋選手は3分2秒75で7位となり、決勝レースを迎えることとなった。

 予選通過者30名による決勝は、30位から順に1分間隔でのリバーススタート。高橋選手は、スタート直後の800メートルロングストレートからシングルトラックへ入って間もない急勾配のコーナーで、転倒を喫し11位。予選まで順調だった井手川選手も、コース半ばで駆動系のトラブルにより、ゴールまで惰力による走行を余儀なくされ、結果は27位となった。

 優勝は、2分57秒21のタイムで予選・決勝とも他を寄せ付けなかった竹本選手、2位にベテランの塚本岳選手(#2 MX/MONGOOSE)、3位に第1戦優勝者の内嶋亮選手(#1 A&F SANTA CRUZ)が入った。

 ジャパンシリーズも全5戦中の2戦が終了し、4週間後(7月12日)の第3戦・秋田大会にはすでに中盤から後半戦。それまでの間、井手川、高橋両選手ライダーはワールドカップ・カナダ大会参戦や走り込みトレーニングなどを行い、第3戦でのHonda初優勝を目指す。


決勝11位 #14 高橋唯之選手
 スタートしてストレートから森に入ってすぐのコーナーで転んでしまいました。練習のときから難所と思っていましたが、あの転倒がなければと考えると11位は本当に悔しい。次はもう第3戦ですし、気持ちを引き締めて頑張ります。

決勝27位 #5 井手川直樹選手
 コースの中程あたりでマシンの様子がおかしくなり、それからはゆっくり流しながらゴールしました。残念でしたが、開発中の部分もあるマシンですし、仕方がありませんね。第3戦以降、精一杯頑張ります。

伊田井佐夫監督
 今回の結果については、レース参戦1年目ということもあり、予期せぬこともあります。しかしながら、第2戦を終えて、ライダーとスタッフのコミュニケーションは確実に取れてきておりチーム全体の雰囲気もいいので、これが第3戦以降の結果に反映されればと思っています。

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