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J2
新潟・苗場
2003年8月31日 開催
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レースレポート

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予選でトップタイムを叩き出した直後の高橋の表情
3位以下を大きく引き離し、2位に入った井手川の走り
井手川は「ミスや転倒もなく順調に走れた」と語った
今季初の1-2達成。総合ランキングは高橋3位、井手川4位
高橋にとって井手川を破っての意義ある初優勝となった
今季最終戦JCF/J2ダウンヒルで高橋唯之選手が初優勝。Team G Cross Honda&『RN01』が1-2フィニッシュを飾る
■大会名:JCFマウンテンバイク/J2ダウンヒル
■日時:8月31日(日)
■開催地:新潟県 苗場スキー場
■天候:雨
■気温:スタート地点18℃/ゴール地点18℃
■路面状況:マディ
■コースデータ:コース長4300m/スタート地点標高1659m/ゴール地点標高935m/標高差724m
井手川のタイムを上回り、見事優勝を勝ち取った高橋の走り
井手川のタイムを上回り、見事優勝を勝ち取った高橋の走り

 JCF公認ダウンヒルレースの最終戦となるJCFマウンテンバイク・J2ダウンヒルが、8月31日(日)、新潟県苗場スキー場で開催され、ダウンヒルマシンHonda『RN01』を駆る『Team G Cross Honda』の高橋唯之選手が優勝、井手川直樹選手も2位に入り、今季チーム初の1-2フィニッシュを飾った。また、大会終了とともに2003年ナショナルランキングが決定。高橋選手がランキング3位、井手川選手が4位で今シーズンの公認レースを終了した。

 昨年よりMTBコースをオープンした苗場のダウンヒルコースは、全長4.3kmと長さも充分あり、ジープロードのつづら折れセクションや広大なゲレンデセクションが特徴。スピードの落ちるテクニカルな難所が少ない代わりに、スタートからゴールまでを高速で駆け抜け、平均スピードも高いゆえに油断のできないコースとなっている。

 雨模様となった決勝日、午前中に行われた予選で、高橋選手は6分35秒48で予選1番手のタイムをたたき出す。続く井手川選手も6分36秒88で予選2番手につけ、好調をアピールした。

 午後に行われた決勝では、降り続く雨のため路面はますます滑りやすく、グリップが困難なコンディションとなったが、両ライダーと『RN01』は、砂利路面のジ−プロードやスリッピーなゲレンデの草地でも、終始安定した力強い走りを見せた。予選タイムのリバーススタートでラストから2番目のライダーとなった井手川選手が、6分37秒36のタイムでゴールし、一気に暫定トップに踊り出るが、続いてゴールしたラストライダーの高橋選手がさらに1秒60上回る6分35秒76をマークし、見事優勝を果たした。この結果、『Team G Cross Honda』の2人は3位以下に大差をつけ、今季初の1-2フィニッシュを実現した。

 J2大会の終了により、2003年JCFナショナルランキングが決定した。ナショナルランキングは、全日本選手権大会およびダウンヒル上位3大会の高得点獲得ポイントを合計して決定するもので、高橋唯之選手はJ1シリーズにおいて2位1回、3位2回、J2シリーズにおいて優勝1回を記録し、獲得673ポイントでナショナルランキング・ダウンヒル男子エリート3位。井手川直樹選手はJ1シリーズにおいて優勝1回、2位1回、J2シリーズにおいて2位1回を記録し、獲得648ポイントで同4位となった。この順位が来季における2人のJCF・J1シリーズのゼッケンとなる。さらに熟成を重ねたダウンヒルマシンHonda『RN01』の、今後の更なる活躍に期待したい。


●優勝 #1 高橋唯之選手
「シーズン最後にやっと優勝することができて、とても嬉しいです。最後まで頑張って漕ぎました。今日のようなハイスピードのコースは、わりと自分の得意とするコースかも知れません。今シーズンずっと応援してくれた皆さん、どうもありがとうございました」

●2位 #2 井手川直樹選手
「今回のレースはミスや転倒もなく順調に走ることができ、そしてチームで初めての1-2フィニッシュが獲れてよかったです。距離が長くずっと気の抜けないコースで、特にゴール直後は、かなり足が疲れました。これからのオフシーズンにトレーニングをして、もっと体力をつけていきたいです。応援ありがとうございました」

●伊田井佐夫監督
「今季最後の公認レースを1-2フィニッシュで締めくくることができました。両ライダーともに練習のときから安定した走りをしていて、予選、決勝ともに本来の実力が発揮でき、レース内容も良かった。特に井手川選手を破っての高橋選手の初優勝は、彼個人にも意義あるものでしょう。この調子で確実に実力をつけていってほしいですね」

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