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ポルトガル LISBOA DOWNTOWN
リスボンダウンタウン
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ROUND
LISBOA DOWNTOWN
MAY 19, 2007
リザルト ポイント

レヒコイネン、リスボン・ダウンタウン レースで自己ベストの成績をマーク

リスボンダウンタウン
2007年5月19日(土)
開催地:リスボン

Team G Cross Hondaに所属する23歳のマッティ・レヒコイネンは、世界で最も格式高く、難コースとして知られるポルトガルのリスボン・ダウンタウンレースに出場し、5回目の挑戦で自己最高の成績を収めた。レヒコイネンがこれまでに記録した自己ベストは8位で、今回得た2位からわずか0.3秒遅れの5位という結果は大いに満足できるものだった。

リスボンダウンタウン

優勝候補とされていたTeam G Cross Hondaのグレッグ・ミナーは、6年連続でこの大会を制したスティーブ・ピートに次ぐ2位の予選タイムを記録していたが、決勝では、惜しくもコースの序盤で転倒し、大きく後退することとなった。

日中の気温が30℃に達する暑さの中、予選に臨んだ2人はテクニカルなセクションをグリップの限界まで攻めたが、直線区間ではペダリングをセーブして体力を温存する戦術を採っていた。2位と8位で予選を終えたミナーとレヒコイネンは、決勝では自己ベストを2秒前後は短縮できるものと考えていた。興奮した観客がコースに飛び出すハプニングもあったが、レヒコイネンの走りは完ぺきで、自らも納得のいくものであった。

今回のレースのゴール地点では、Honda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロがレースの模様を見守っていた。バリチェロは今回のレースに訪れ、スタート前にはRN01に試乗する機会もあった。バリチェロの訪問は、大のF1ファンであるTeam G Cross Hondaのライダーを大いに勇気づけた。

チームはこのあとスコットランドのアエ・フォレストで開催されるイギリス選手権第2戦に出場し、6月10日にはスイス、シャンペリーでのワールドカップ第2戦に参戦する。

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COMMENT

コメント

Matti Lehikoinen マッティ・レヒコイネン(5位)
「こういうタイプのコースは、あまり得意ではなかった。コーナーの立ち上がり加速が重要なのだが、私にはグレッグ(ミナー)やほかの大柄な選手ほどの爆発的なパワーがないので、とにかくできるだけ多くのセクションできれいなラインをとってスピードを落とさないことを心がけた。かなりの区間で思い通りのラインで走れ、結果にも満足している。リスボンでようやくトップ5に入れた。今回、Hondaからのサポートは本当にすばらしかった。Honda Racing F1 Teamから、大勢の人もやってきたし、ルーベンスと話ができたのもいいモチベーションにつながった。これがHondaのすばらしさだね」
Greg Minnaar グレッグ・ミナー(17位)
「今日の決勝はよくなかったし、納得のいかないレースだった。1分40秒台は出せたはずだから、ミスは痛かった。ここはコースが狭いので、ちょっとしたことが命取りになる。F1のモナコ・グランプリみたいなものなんだ。マシンのセッティングは、ここではこれまでにないほど決まっていた。ギアレシオは完ぺきだったし、ショーワのサスペンションもよく、マキシス・タイヤのグリップは抜群だった。ほかのチームのようなパンクもなかった。だから、勝つ絶好のチャンスだったんだ。それを2つ目のコーナーで台無しにしてしまった。今年はずっとこのレースに向けてがんばってきただけに、ものすごく残念だ。次こそは何とかしてピートの7連勝を阻止したい」
Martin Whiteley マーティン・ホワイトリー
Team G Cross Honda 監督
「マッティ(レヒコイネン)はうまく走ってリスボンのトップ5入りという目標を達成した。それはよかったと思う。あとコンマ3秒速ければ2位に入っていたところだ。このあとはもっとマッティ向きのレースがあるので、今回のことは大きな自信につながるだろう。グレッグは、もちろん序盤で彼らしくないミスをして、悔しがっている。コースの上にわら束のくずが飛んで滑りやすくなっていた。本来なら1分40秒台が出ていたと思う。ただ、今日スティーブ・ピートが記録したタイムは別格だ。ここでの強さは本物というわけだが、もちろんこのまま引き下がるつもりはない」
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RESULT

決勝リザルト

予選
ROUND
LISBOA DOWNTOWN
MAY 19, 2007
順位 ライダー チーム タイム
1 S.ピート Santa Cruz Syndicate 1:42.298
2 グレッグ・ミナー Team G Cross Honda 1:43.236
3 N.レニー Santa Cruz Syndicate 1:43.903
4 C.グラシア Commencal/Oakley 1:43.997
5 S.ヒル Iron Horse/Monster Energy 1:44.012
6 R.ゴンザレス Commencal/Vallnord 1:44.204
8 マッティ・レヒコイネン Team G Cross Honda 1:45.107
決勝
 
順位 ライダー チーム タイム
1 S.ピート Santa Cruz Syndicate 1:39.658
2 N.レニー Santa Cruz Syndicate 1:42.282
3 F.ポルック Gravity Group 1:42.444
4 S.ヒル Iron Horse/Monster Energy 1:42.543
5 マッティ・レヒコイネン Team G Cross Honda 1:42.562
17 グレッグ・ミナー Team G Cross Honda 1:47.687
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