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日本 長野
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ROUND
#02
JUNE 02, 2007
リザルト ポイント

G Cross Honda2チームが2位、3位表彰台を獲得

第2戦 長野

2007年6月2日(土)・決勝

会場:長野県富士見市 富士見パノラマリゾート
天候:晴れ
気温:スタート地点19℃/ゴール地点20℃
コース:全長1800m
標高:スタート地点1420m/ゴール地点1050m/標高差370m
コースコンディション:ドライ

JCF MTBジャパンシリーズ・ダウンヒル第2戦が6月2日、快晴に恵まれた新緑の富士見パノラマリゾートで開催された。Honda勢は、G Cross Honda Idegawaの井手川直樹が2位、G Cross Honda Uchijimaの内嶋亮が3位となり、今季初となる2人そろっての表彰台シーンとなった。RN01モニターライダーとしてG Cross Honda Idegawaに所属する永田隼也も4位に入る健闘を見せた。

第2戦 長野

日本最大級のMTBフィールドとして名高く、選手権が毎年開催される富士見パノラマにおいて、今大会の大きな話題はコース長の変更だった。山頂をスタート地点としていた昨年までの全長4200mのコースは、山の中腹からの全長1800mへと大幅に短縮され、ライダーにとってはわずかなミスが勝敗を分けるコース特性となった。シングルトラックやスイッチバック、ゲレンデセクションのほか、コース中の最難関は「Aダッシュ」と呼ばれる、テクニカルに設定されたセクション。レイアウトも昨年とは異なり、ガレ場(岩くずが転がる荒れ地)から大岩を越えるロックセクションを、いかにスムーズにクリアするかが攻略のカギとなる。

午後12時40分、エリート男子はエントリー62台、現ランキング1位の井手川から順に30秒間隔での予選タイムアタックがスタート。安定したライディングでまとめた井手川のタイムは、2分38秒135で予選2番手。内嶋は井手川からわずか0.052秒遅れの2分38秒187で予選3番手。トップは安達靖(Team Ikuzawa)で、4位以下とのタイム差を見ても、決勝はこの3名の戦いになることが予想された。

午後3時20分、ロックセクションやゴール手前のゲレンデで大勢のギャラリーが見守る中、予選上位30名による決勝がリバーススタートで開始された。タイムアップの難しいコース特性のためか、予選タイムから1秒前後アップでゴールするライダーがほとんどで、暫定トップの入れ替わりもまた僅差でのタイム塗り替えの連続となった。

予選5番手の永田は、自身の予選タイムから3秒以上アップの2分40秒335でゴールして暫定トップに立つ。それを塗り替えたのは内嶋。ゲレンデの滑りやすい芝生を華麗にクリアして、2分38秒630のタイムでゴール。さらに続いて井手川が、自ら不得手という芝生をパワーで押さえつけるようなライン取りで駆け抜けると、2分37秒461を叩き出してゴールへ飛び込んだ。しかし、最終ライダーの安達が2分36秒161を記録して、井手川の2位、内嶋3位、永田4位が決定した。

次回のレースは7月21日、「第20回JCF 全日本MTB選手権大会」が秋田県田沢湖町で開催され、今年度のナショナルチャンピオンが決定される。さらに、9月にイギリスで行われる世界選手権大会への出場権をかけた大会ともなる。

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COMMENT

コメント

Naoki Idegawa 井手川直樹(2位)
「レース全体の組立てについては悪くなかったし、コース前半の展開も満足のいくものでしたが、部分的に明らかなミスがありました。『Aダッシュ』コース内の最も大きなロックセクションでバランスを崩し、岩越えの手前から足をついて、ほぼ止まってしまったことが最大の敗因です。ゴール手前の芝生でのライン取りも失敗でした。どうしても限界速度が決まってしまう今回のようなショートコースでいかにロスをなくすか、そしてシングルトラック、ロック、芝生などのテクニカルセクションでもっとタイムアップできないと大差では勝てません。全日本までにたっぷり走り込みます」
Ryo Uchijima 内嶋亮(3位)
「予選から決勝の路面変化を計算に入れながら、各コーナーの進入速度などを自分なりに組み立てて決勝に臨んだのですが、コース前半のスイッチバックで思い描いていたラインを取れず、足を出さずにいくべきところを出してしまったりと、小さなミスを重ねてしまいました。昨年までと違う全体にテクニカルなショートコースでは、セクション間をうまくつなぎながらというよりも、すべてで攻めていかないと勝てません。そのためのライン取りをはじめ、今後の課題を見つけました。全日本選手権に向けて、もっとベーススピードを上げるための練習方法を練り直して、走り込みを行います」
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RESULT × POINT

決勝リザルト

決勝
ROUND
#02
JUNE 02, 2007
順位 No. ライダー チーム タイム
1 3 安達靖 Team Ikuzawa 2:36.161
2 1 井手川直樹 G Cross Honda Idegawa 2:37.461
3 2 内嶋亮 G Cross Honda Uchijima 2:38.630
4 17 永田隼也 G Cross Honda Idegawa 2:40.335
5 20 小山航 国際アウトドア専門学校 2:41.310
6 6 向原健司 Team KHS重力技研 2:42.548
 

ナショナルランキング

 
順位 ライダー チーム 総合ポイント
1 井手川直樹 G Cross Honda Idegawa 310
2 安達靖 Team Ikuzawa 308
3 内嶋亮 G Cross Honda Uchijima 265
4 向原健司 Team KHS重力技研 252
5 丸山弘起 team TECH IN/参組 230
6 永田隼也 G Cross Honda Idegawa 224
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シリーズランキング

 
順位 ライダー チーム 総合ポイント
1 井手川直樹 G Cross Honda Idegawa 310
2 安達靖 Team Ikuzawa 308
3 内嶋亮 G Cross Honda Uchijima 265
4 向原健司 Team KHS重力技研 252
5 丸山弘起 team TECH IN/参組 230
6 永田隼也 G Cross Honda Idegawa 224
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