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Round07日本東北・SUGO大会

IAS 決勝

2018年10月21日(日)

会場:スポーツランドSUGO
天候:晴れ
気温:18℃
観客数:1,100人
セクション:岩・泥・コンクリートブロック・タイヤ

小川友幸、有終の美
V8、前人未到の6連覇を達成

例年通り、最終戦はスポーツランドSUGOでの開催。前戦の中部大会で今シーズン3勝目を挙げてポイント差3点でランキングトップに出た小川友幸(Honda)は、この一戦で今シーズンのチャンピオンとともに、自身8回目の全日本チャンピオンと、6年連続チャンピオンの偉業が決まります。とはいえ、この最終戦で、もしもランキング争いのライバルである野崎史高(ヤマハ)が勝利すると、ランキングポイントは同点で優勝回数なども同じとなります。そして最終戦で好成績を挙げたライダーがランキング上位となる規則によって、野崎がチャンピオンの座につくことになります。つまり小川が確実にチャンピオンを獲得するには、この最終戦の勝利は必須でした。

そのため、小川にかかるプレッシャーはただならぬものがありました。もちろんライバルの野崎も同じですが、小川はこの緊張感を、自分の活力に切り替えて戦おうと決めていました。戦いは8セクション3ラップと、2セクションによるSSです。

第1セクション、第2セクションは小川と野崎、そして黒山健一(ヤマハ)、柴田暁(ヴェルティゴ)、氏川政哉(ガスガス)がクリーンしました。次の第3セクションは、助走のないコンクリートブロックへのアプローチが鬼門。黒山が1点で抜けますが野崎は5点。ここを小川は見事なクリーンで走破しました。

これで小川のペースとなるかと思いきや、次の第4セクションでは野崎が奇跡的なライディングを見せてクリーン。小川を含む、多くのライダーが5点となってしまいます。これで小川のアドバンテージはなくなり、小川と野崎が同点、1点差で黒山という大接戦の再開です。

しかし次の第5セクションで野崎が5点、小川はクリーンでここを抜けて、三度この試合のリーダーとなり、そして以後、その座をライバルに明け渡すことなく、残るセクションをトップのまま走り抜けました。

1ラップ目の小川の減点は9点で、このラップは黒山と同点(クリーン数の差で小川が上位)でしたが、小川の本領発揮は2ラップ目以降でした。野崎、黒山がぽつぽつと5点をとっている中、小川の2ラップ目、3ラップ目は5点なし、それどころか減点をしたのは両ラップともに第8セクションでの1点だけ、そのほかの7セクションはすべてクリーンという圧倒的なライディングでした。

結果、SSに入る前、8セクション3ラップが終了した時点で、小川の減点はわずか11点。2位の黒山が30点ですから、たとえ小川がSSの2セクションをともに5点となったとしても、順位を逆転されることは計算上ありません。あとは無事にゴールをしさえすれば、小川のV8、6連覇は達成されます。

そしてSSを迎えました。勝利の決まったSSでは、応援してくれるファンの皆さんに華麗な技を見せてくれることが多い小川ですが、やはり偉業達成を前にして、いつもとはなにかが違ったのか、SS第1のタイヤでリヤタイヤを滑らせてなんと5点になってしまいました。思わず苦笑いの小川でしたが、これが、この日の小川の2つ目の5点でした。たった2つの5点のうちの一つを、SSにつめかけた多くのギャラリーの前で披露してしまいます。次の最終SSは美しくクリーン。セクションを出て、セクションカードにパンチをもらい、カードを主催者に提出したところで、小川の2018年全日本チャンピオンが決定しました。

2013年からの6年連続チャンピオンは、トライアルだけでなく、MFJのすべてのカテゴリーにおいても初めてです。小川の全日本タイトル獲得はこの6回の前に、2007年、2010年があり、通算8回目の全日本チャンピオンになりました。

コメント

小川友幸(優勝)小川友幸
「たいへんな緊張感でしたが、そのプレッシャーをうまく自分の走りに取り込んで走ることができました。SUGOの最終戦ではあまり勝つことができず、今回も精神的に苦しい戦いでしたが、久々に勝利して、チャンピオンも獲得できて、ほっとしています。1年間、応援をありがとうございました。また新たな1年に向けてがんばります」

リザルト

順位 No. ライダー マシン タイム減点 総減点 クリーン数
1 1 小川友幸 Honda 0 16 20
2 3 野崎史高 ヤマハ 0 34 17
3 2 黒山健一 ヤマハ 0 35 16
4 5 柴田暁 ヴェルティゴ 0 55 13
5 4 小川毅士 ベータ 0 61 12
6 15 氏川政哉 ガスガス 0 69 10
7 7 斎藤晶夫 Honda 0 85 4

ポイントランキング

ライダー

順位 ライダー マシン 総合ポイント
1小川友幸Honda127
2野崎史高ヤマハ121
3黒山健一ヤマハ101
4柴田暁ヴェルティゴ86
5小川毅士ベータ85
6氏川政哉ガスガス61
7斎藤晶夫Honda60
16砂田真彦Honda9

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