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2007 Schedule & Result
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Digest

全8戦中5勝と他を圧倒する走りを見せた小川友幸
4ストロークRTL250Fで初のタイトルを獲得

昨シーズン、通算3勝を挙げながら惜しくもタイトルを逃した小川友幸が、4ストロークマシンRTL250Fを駆って悲願のチャンピオン獲得へ挑戦。全日本タイトルを7度獲得している黒山健一(ヤマハ)と終盤まで接戦を繰り広げながらも、全8戦中5勝を挙げる活躍で、念願の初タイトルを手にした。

小川は華麗にマシンを操り、開幕2連勝と最高のシーズンスタートを切った。しかし第3戦、第4戦は黒川に連勝を許し、小川と黒川はともに2勝ずつ。ポイントランキングも74と70で、横並びの状態で第5戦を迎えた。しかし、小川は第4戦後にスポット参戦した世界選手権でヒザのじん帯を損傷。不利を抱えてチャンピオン争いを大きく左右する一戦に望むことに。それでも安定した走りで減点を最小限に抑える一方で、黒川がミスを重ねる。小川は初タイトル獲得へ大きな1勝を挙げた。さらに第7戦で今季4勝目を挙げ、5位以上でチャンピオン確定という状態で望んだ最終戦でも勝利し、初タイトルの栄冠に輝いた。

また、Hondaマシン2年目の田中太一は第7戦で3位に入るなどの健闘を見せ、ポイントランキングでは5位。第5戦、8戦にスポット参戦した小川毅士は、それぞれ4位と5位に入り、ランキングは10位だった。

最終戦に勝って初タイトルに華を添えた小川(左)。昨年チャンピオンの黒川(右)と終始接戦を展開した
最終戦に勝って初タイトルに華を添えた小川(左)。前チャンピオンの黒川(右)と終始接戦を展開した
Point Standings
順位 ライダー マシン 総合ポイント
1 小川友幸 Honda 151
2 黒山健一 ヤマハ 139
3 野崎史高 ヤマハ 124
4 田中太一 Honda 100
5 井内将太郎 ベータ 79
6 田中善弘 ガスガス 54
7 渋谷勲 ベータ 48
8 坂田匠太 ガスガス 37
9 尾西和博 Honda 36
10 小川毅士 Honda 24
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