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Round08日本鈴鹿サーキット
(三重県)

2019.11.03(日)・JSB1000 決勝

第8戦 鈴鹿サーキット JSB100 決勝

高橋巧がレース1では16位、レース2では優勝するも、
ランキング2位でシーズンを終える

全日本ロードレース選手権第8戦(最終戦)が三重県鈴鹿サーキットで開催されました。全クラス開催となり、J-GP3以外は、ここがタイトル決定戦。予選から緊迫した戦いが繰り広げられました。JSB1000は2レースが開催され、最終戦は3ポイントのボーナスポイントが付く戦いとなります。

Team HRCの高橋巧がランキングトップで222ポイント、2位中須賀克行(ヤマハ)が211ポイント、3位野左根航汰(ヤマハ)は199ポイント、4位水野涼(MuSASHi RT HARC-PRO.Honda)が177ポイントで続き、この4名にタイトルの可能性がありました。高橋巧は2位中須賀に11ポイントのリードを保ち、たとえ、中須賀が両レースを勝利したとしても高橋巧は両レースで3位となれば1ポイント差でタイトルを獲得することになります。

2日の午前にレース1グリッドを決める予選、午後にレース2のグリッドを決める予選が行われました。高橋巧は予選1回目に自らのレコードを詰める2分3秒の驚異的なタイムを叩き出し、今季6度目のポールポジション(PP)を獲得。2回目の予選でも2分4秒385のトップタイムでトップとなりダブルPPを獲得、両レースとも1番グリッドからのスタートとなりました。

3日午前中に行われたレース1、野左根航汰(ヤマハ)がホールショットを奪いますが、すぐに高橋巧がトップを狙います。2コーナーで高橋巧は野左根と接触、2台はコースアウトしてしまいます。野左根と接触しコースアウトした高橋はコース復帰しますが、デグナーで転倒、傷ついたマシンのままレース復帰し最後尾から追い上げを開始します。

レースは中須賀がオープニングラップを制して、水野、渡辺一樹(ヨシムラスズキ)、渡辺一馬(カワサキ)、加賀山就臣(ヨシムラスズキ)、秋吉耕佑(au・テルルMotoUP RT)らが続きます。2ラップ目には中須賀が単独トップとなり、2番手争いは水野を前に7台が続きます。3ラップ目、中須賀が逃げ、水野、渡辺一馬、秋吉の3人が2番手を争います。

7ラップ目中須賀に水野、渡辺一馬、秋吉が続きます。8ラップ目の2番手争いは渡辺一馬、水野、秋吉に野左根、渡辺一樹が追いつき5台となります。水野が130Rで2番手に帰り咲き、秋吉が3番手。10ラップ目中須賀、水野、秋吉、渡辺一馬、野左根で通過。トップの中須賀を追い、水野、野左根が2番手争い。4番手争いを秋吉、渡辺一馬が繰り広げます。中須賀が優勝を飾り、2位野左根、3位水野となりました。5位に秋吉、9位にザクワン・ザイディ(Honda Asia-Dream Racing SHOWA)、10位に亀井雄大(Honda Suzuka Racing Team)、11位に関口太郎(Team ATJ)、12位にHonda Dream RT 桜井ホンダの濱原颯道、14位には高橋裕紀(KYB MORIWAKI RACING)となりました。

高橋巧は、上位陣と変わらないか、それ以上のタイムとなる2分5秒台~2分6秒台で周回、前を行くライダーたちを次々に捉え16位で走り切ります。ですが、ポイントランキングは中須賀が逆転、高橋巧は2位となり9ポイント差で追う立場となります。

レース2、ホールショットは、高橋巧で序盤から飛ばし逃げ、秋吉、水野が続きます。オープニングラップを制したのは高橋巧で、1周目から2番手秋吉に1秒8もの差を付け逃げます。3番手に須賀、それを水野、野左根、渡辺一樹、渡辺一馬が追いました。2ラップ目には高橋巧は2番手に2秒の差を付けます。3ラップ目に2秒9、高橋巧は2分5秒433のファステストラップを記録し逃げます。2番争いは秋吉、中須賀、野左根、渡辺一樹、渡辺一馬、水野が繰り広げ、8番手争いを加賀山、亀井。10番手争いを高橋裕紀、ザイディが争い、ザイディは4ラップ目に高橋裕紀を捉え10番手浮上します。

高橋巧の速さは変わらず、5ラップ目には秋吉に5秒の大差をつけます。2番手争いは激しくなり、秋吉を追う野左根、中須賀が僅差で続き、6ラップ目には高橋巧は、自らのファステストラップ2分5秒278と更新、2番手に浮上した野左根との差は7秒と広げます。7ラップ目には中須賀、渡辺一樹にもパスされた秋吉は5番手。水野は単独7番手。8番手争いは加賀山、亀井で続きます。10番手争いはザクワン、前田、高橋裕紀、関口が繰り広げます。9ラップ目には秋吉が2コーナーで転倒してしまいます。

10ラップ目には2分5秒台で周回する高橋巧は、2番手野左根に11秒084もの大差をつけ完全な独走態勢を築いて周回します。単独6番手水野。8番手を亀井が追います。9番手争いを前田、ザクワンが繰り広げ、11番手争いを関口、高橋裕紀が繰り広げます。

17ラップ目には高橋巧は2番手野左根に15秒936まで差を広げます。トップ高橋巧は独走優勝を飾り、2位中須賀、3位に野左根が入りました。6位水野。8位亀井、9位ザクワン、11位に関口、12位に濱原。13位に高橋裕紀となりました。

チャンピオンは中須賀となり、高橋巧は6ポイント差のランキング2位、水野は4位、亀井が11位、ザクワン12位、濱原13位、関口14位でシーズンを終えました。

 

コメント

高橋巧(16位/優勝)
高橋巧「ダブルウインで今季6勝とし最多勝でチャンピオンを獲得することを目標に鈴鹿に来ました。木曜日、金曜日の走行はうまく行かずにいましたが、鈴鹿2&4のセットに戻して予選を走ったら、コンディションがよかったこともありますが、タイムアップできてコースレコードを更新できました。レース1は、コースアウトから転倒、追い上げなければと、夢中で追い上げましたが16位。レース2にできることは、勝つことだけ、速さを見せることだけになりました。コンディションはレース1に比べ、路面温度も下がり、条件は悪くなりましたが、その中でできる限りのことをしました。タイトルのチャンスはなかなかめぐってきませんが、その最大のチャンスを1度の転倒で失ってしまった。悔しさしかありませんが、これが、今の実力だと思い、反省として活かして行きます」

水野涼(3位/6位)
水野涼「鈴鹿に入ってから、自分のリズムを作ることができずに、どうも調子がつかめずにいました。最終ラップに野左根選手に仕掛けたかったのですが、黄色旗(追い越し禁止)が降られていたので、仕掛けきれずに終わりました。それでも、その位置にいた自分が悪いので、仕方がありません。3位になれたのも、自分のペースを考えると運がよかったと思います。レース2はトラブルがあり、最後まで走り切ることができただけでよかったと思います。今シーズンはトップ争いをして表彰台に食い込むレースができ、昨年よりはいいシーズンが送れましたが、勝つことができなかったので、来年はそれを達成できるようにしたいです」

秋吉耕佑(5位/リタイア)
秋吉耕佑「レース1は問題があり、それを改善してレース2に出たのですが、フロントから転んでしまいました。やっとマシンが仕上がってきて、上位を走ることができました。これが開幕戦で、ここからシーズンを通してポテンシャルを上げて行けるなら、どんなにいいかと悔やまれます。戦闘力の高いマシンに乗れることになり、楽しみにしていたシーズンですが、その力を引き出すことが難しく最終戦になってしまいました。それでも、さまざまなことを学ぶことができました」

亀井雄大(10位/8位)
亀井雄大「レース1は集団に飲みこまれてしまい、思うような結果とはなりませんでしたが、その反省を活かして挑んだレース2では加賀山さんとバトルすることができました。ラスト4ラップくらいで、絶対に前でチェッカーをと思い焦ってリズムを崩して負けてしまいました。それでも、今年はJSB1000フル参戦1年目で、目標をワークスマシンについて行くことだったので、それが達成できたのでうれしいです。予選では2分6秒台に入れることができました。来年はさらに速くなれるようにがんばって行きます」

宇川徹|Team HRC監督
宇川徹「高橋の予選でのタイムからわかるように鈴鹿の速さは抜きんでており、ダブルウインでチャンピオンを獲得することが目標で、そこに向かって順調に進んでいましたが、レース1のアクシデントがあり、レースの難しさを痛感することになりました。レース2の完ぺきな戦いぶり、レベルの高さを見ると、残念で仕方がありません。それでも、これがレースです。受け止めることしかできない。今年は、昨年に比べレベルアップした戦いができ、進歩できたことは事実。チャンピオンの報告をすることができなかったことは申し訳なく思います。声援に応えることはできませんでしたが、最後に速さと強さを見せることができたことが、救いだと思っています。ここまで、あたたかい声援をありがとうございました。感謝しています」

JSB1000 リザルト

レース1

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
1 1 中須賀克行 ヤマハ 14 29'28.081
2 4 野左根航汰 ヤマハ 14 +5.928
3 634 水野涼 Honda 14 +6.036
4 23 渡辺一馬 カワサキ 14 +9.308
5 090 秋吉耕佑 Honda 14 +9.925
6 26 渡辺一樹 スズキ 14 +10.955
7 12 加賀山就臣 スズキ 14 +20.061
8 75 前田恵助 ヤマハ 14 +21.264
9 15 ザクワン・ザイディ Honda 14 +29.590
10 35 亀井雄大 Honda 14 +30.033
11 44 関口太郎 Honda 14 +40.709
12 19 濱原颯道 Honda 14 +41.159
14 72 高橋裕紀 Honda 14 +42.479
16 13 高橋巧 Honda 14 +54.459
22 31 小島一浩 Honda 14 +1'36.886
23 56 田尻悠人 Honda 14 +1'42.325
RT 37 黒木玲徳 Honda 8 +6Laps

レース2

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
1 13 高橋巧 Honda 20 42'03.844
2 1 中須賀克行 ヤマハ 20 +14.986
3 4 野左根航汰 ヤマハ 20 +15.273
4 26 渡辺一樹 スズキ 20 +17.780
5 23 渡辺一馬 カワサキ 20 +28.033
6 634 水野涼 Honda 20 +40.771
7 12 加賀山就臣 スズキ 20 +44.282
8 35 亀井雄大 Honda 20 +44.937
9 15 ザクワン・ザイディ Honda 20 +54.222
10 75 前田恵助 ヤマハ 20 +54.528
11 44 関口太郎 Honda 20 +1'05.041
12 19 濱原颯道 Honda 20 +1'07.139
13 72 高橋裕紀 Honda 20 +1'08.187
18 31 小島一浩 Honda 20 +1'51.759
23 56 田尻悠人 Honda 19 +1Lap
24 37 黒木玲徳 Honda 19 +1Lap
RT 090 秋吉耕佑 Honda 8 +12Laps

JSB1000 暫定ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
11中須賀克行ヤマハ264
213高橋巧Honda258
34野左根航汰ヤマハ247
4634水野涼Honda218
526渡辺一樹スズキ186
623渡辺一馬カワサキ181
712加賀山就臣スズキ169
8090秋吉耕佑Honda143
964岩戸亮介カワサキ131
1075前田恵助ヤマハ120
1135亀井雄大Honda98
1215ザクワン・ザイディHonda90
1319濱原颯道Honda87
1444関口太郎Honda79
2072高橋裕紀Honda40
23080羽田太河Honda23
2631小島一浩Honda11
3256田尻悠人Honda3
3437黒木玲徳Honda1

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