コメント

小山知良(優勝)
「フリー走行の1回目が、レースと同じように路面が乾いていくコンディションだったので、その時のセットを参考に臨みました。序盤は元気のいい若手の後ろをついていき、最後の勝負は最終コーナーと決めていました。トップが長尾選手だと、違うギアレシオで自分の強みを生かすのが難しいかと思っていましたが、國峰選手は同じチームで同じマシンなので、そこを生かすことができました。ランキングトップになりましたが、タイトルを狙いすぎても取れないものなので、自分のペースで優勝を目指していきます」

國峰啄磨(2位)
「レインコンディションの筑波でうまくいかなかったトラウマが残っていて、うまくまとめられなかったのですが、それでも乗り越えなければならないと、自信を持って挑みました。長尾選手を抜いてトップに立ってプッシュしましたが、小山さんには届きませんでした。小山さんを超えないと、目指している世界には行けないので、残り2戦で勝てるように挑みたいです」

荒川晃大(8位)
「今年から全日本に参戦し、岡山国際サーキットも、ウエットで走るのも初めての挑戦でした。雨には自信がなかったのですが、スタートがうまくいき6番手につけて上位でバトルができたのに、最後の最後にパスされて順位を落としてしまったので、とても悔しいです。でも、雨の中を走りきることができて収穫もありました。レース中盤にタイムを上げられ、それを維持することができました。これまで、転倒が続いていたので、ここを走りきることができたことで自信がつきました。次のオートポリスも初めてですが、上を目指して挑みたいです」

杉山優輝(10位)
「予選タイムは1分33秒台を記録したのですが、3番手から19番手までが33秒台。自分は19番手とグリッドが悪く、スタートに賭けました。6番手争いが見える位置まで追い上げましたが、届きませんでした。それでも、昨年からタイヤメーカーが変わり、それをまだうまく使いこなせていませんでしたが、今回9人抜きができたことで、少し前進できたように思います。オートポリスは得意だと思っているので、上位を狙います」