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Round05日本ツインリンクもてぎ
(栃木県)

2019年8月18日(日)・JSB1000 決勝

第5戦 ツインリンクもてぎ JSB1000 決勝

水野涼が2位に入りJSB1000クラス初表彰台。
高橋巧は3位でランキングトップを守る

全日本ロードレース選手権第5戦が栃木県ツインリンクもてぎで開催されました。今大会は4輪の全日本スーパーフォーミュラ選手権との併催でJSB1000のみの開催となります。

多くのライダーは鈴鹿8耐を終えてのレースとなりました。事前テストはHonda、ヤマハ、カワサキの3メーカーで8月6日と7日に行われました。2日目の午前中に高橋巧(Team HRC)がトラブルから転倒、右脚の腓骨を骨折してしまいます。すぐに入院・手術して13日に退院。レースウイークの16日に行われたフリー走行は、ドクターチェックを受け走行に参加しました。

予選はノックアウト方式で行われ、29台が参戦。30分間のQ1を経て、上位10台が20分間のQ2に進出します。高橋はQ1でトップタイムを記録、Q2でもトップタイムを記録して、残り5分を残してピットインします。気温も35℃と上昇、路面温度も58℃と上がり、4輪の走行の影響で路面コンディションが難しい中で、高橋は1分48秒693を記録し5レース連続ポールポジションを獲得しました。2番手には中須賀克行(ヤマハ)、3番手には水野涼(MuSASHi RT HARC-PRO.Honda)が入り、1分48秒827を記録しました。48秒台を記録したのは上位3台だけで、水野の躍進に注目が集まりました。

秋吉耕佑(au・テルル MotoUP RT)は7番手で3列目グリッド。アジアロードレース選手権を終えたばかりのザクワン・ザイディ(Honda Asia-Dream Racing with SHOWA)12番手につけました。14番手に羽田太河(au・テルル MotoUP RT)、関口太郎(Team ATJ)は16番手。亀井雄大(Honda Suzuka Racing Team)が18番手、濱原颯道(Honda Dream RT 桜井ホンダ)は21番手となりました。

日曜朝に行われたフリー走行でも高橋がトップタイム、水野が3番手に続きます。迎えた決勝レース、ホールショットは水野が奪いますが、2コーナーで中須賀が前に出ます。オープニングラップは中須賀、野左根航汰(ヤマハ)、水野の後ろを、高橋、渡辺一馬(カワサキ)、渡辺一樹(スズキ)が続きます。2ラップ目にはV字で羽田が転倒し、3ラップ目もV字で関口が転倒してしまいます。

トップは中須賀、野左根、水野の争いとなり、その後方につける高橋が1分49秒725を記録して、トップ集団を追いかけます。4ラップ目には水野も1分49秒台を記録して野左根に迫り、5ラップ目には2番手へ浮上。6ラップ目には高橋が追いつき、4台のトップ争いとなります。

8ラップ目、野左根が5コーナーで転倒し、コースに復帰したものの、トップ集団からは脱落。9ラップ目、中須賀は2番手の水野に1秒326の差をつけ、後続を突き放しますが、10ラップ目には水野が再び1分49秒527を記録し、中須賀に追いすがります。後方では、5番手を秋吉と加賀山就臣(スズキ)が争う展開に。8番手にザイディがつけ、10番手争いを亀井と柳川明(カワサキ)が繰り広げます。

13ラップ目、水野は、1分49秒365とファステストラップを記録し、中須賀に迫ります。14ラップ目、中須賀との差は0秒409に、さらに20ラップ目には0秒265と接近します。21ラップ目、水野は130Rで中須賀に並び、S字まで接近戦を続けますが、中須賀が抑え切ります。最後まで中須賀を追う水野でしたが、中須賀が逃げきり優勝。2位に水野、3位に高橋が続き表彰台に上りました。秋吉は5位を獲得し、ザイディは8位。亀井は10位。濱原は15位でチェッカーを受けました。

コメント

水野涼(JSB1000 2位)
水野涼「JSB1000で表彰台は初めてなのでうれしいですが、最後までタイヤのマネージメントをしきれず、(バトルを)仕掛けられなかったことは残念ですし、悔しい2位です。(レース中)何度かバトルを仕掛けましたが、抜ききれず、最後はペースアップした中須賀さんに届かずに終わりました。まだ、力が及びませんでしたので、しっかりと力をつけて勝負できるようにしたいです。次の岡山国際はJ-GP2でチャンピオンを決めた思い出のサーキットなので、トップを狙いたいです」

高橋巧(JSB1000 3位)
高橋巧「予選でも朝のフリー走行でも、タイムアップできたので、トップ争いができるかなという期待もありました。もてぎは、開幕戦で中須賀選手に負けているので、勝ちたいという強い思いがありましたが、トップ争いと離れてしまい、後は、転ばないように、最後まで走り切りポイントを獲得することを目指しました。足の痛みは荷重をかける場所によって変わり、辛い戦いではありましたが、最低限の仕事ができたと思います。次戦の岡山国際までには2週間あるので、ケガが回復するように努力し、しっかり優勝を目指せるようにしたいと思っています」

宇川徹|Team HRC監督
「事前テストでも調子がよくトップタイムを記録できていたのにマシントラブルで右足の骨折というケガとなり、申し訳なく思っています。このアクシデントで入院していたことで、身体を動かすこともできずに、レースウイークに入り、8耐以上の暑さとなったもてぎで、体力面、ライディングへの影響と、だいぶ心配しましたが、予想以上の結果を出してくれました。ポールポジションを獲得し、決勝でもしっかり走り切り3位。タイトルを狙う上で、ギャップを最小限にとどめてくれました。すぐに次戦の岡山国際のテストがあります。高橋にとって苦手意識のあるコースなので、それを克服できるようにチームとしてバックアップできるように準備します」

JSB1000 リザルト

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
11中須賀克行ヤマハ2342'10.112
2634水野涼Honda23+1.109
313高橋巧Honda23+11.945
426渡辺一樹スズキ23+27.984
5090秋吉耕佑Honda23+38.846
612加賀山就臣スズキ23+40.022
764岩戸亮介カワサキ23+48.119
815ザクワン・ザイディHonda23+51.050
975前田恵助ヤマハ23+59.693
1035亀井雄大Honda23+1'02.231
           
1519濱原颯道Honda23+1'27.634
RT 44関口太郎Honda3+20Laps
RT 080羽田太河Honda1+22Laps
RT 33中村知雅HondaDNS

JSB1000 ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
1 13 高橋巧 Honda 164
2 1 中須賀克行 ヤマハ 141
3 4 野左根航汰 ヤマハ 130
4 634 水野涼 Honda 119
5 23 渡辺一樹 スズキ 106
6 090 秋吉耕佑 Honda 97
7 26 渡辺一馬 カワサキ 96
8 12 加賀山就臣 スズキ 96
9 64 岩戸亮介 カワサキ 91
10 75 前田恵助 ヤマハ 67
11 15 ザクワン・ザイディ Honda 60
         
13 35 亀井雄大 Honda 42
14 44 関口太郎 Honda 34
16 19 濱原颯道 Honda 32
21 72 高橋裕紀 Honda 19
23 080 羽田太河 Honda 16

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