J-GP3で自身初のポールポジションを獲得したのは安村武志(犬の乳酸菌.jp/プリミティブRT)。ホールショットは安村が取り、5コーナーを長谷川聖(CLUB Y's)、安村、岡崎静夏(Kohara Racing Team)、中山愛理(TEAM SHOTA)の順で通過します。オープニングラップを制したのは長谷川で、2番手に岡崎、3番手安村、4番手中山、5番手鈴木大空翔(BATTLE FACTORY)、6番手五十嵐翔希(ライダーズサロン横浜)が続き、6台によるトップ争いに。4ラップ目、長谷川がファステストラップを記録し逃げ始めます。2番手には鈴木が浮上し、岡崎、五十嵐、安村、中山が追う展開となりますが、五十嵐が転倒でこの集団から離脱します。

7ラップ目に安村が2番手に浮上し、4台の争いを引っ張ります。首位の長谷川は2分2秒台で周回を重ね、3秒台の2番手争いとの差を周回毎に広げて行きます。9ラップ目には岡崎が3番手、中山が4番手とそれぞれポジションアップします。11ラップ目に岡崎は2番手に浮上し、安村、鈴木、中山が追います。長谷川は2番手に6秒7ものビハインドを付け、独走態勢を築きます。15ラップ目、岡崎が2番手に浮上し、鈴木、安村、中山のオーダー。各コーナーでポジションを入れ替えながら周回を重ねました。19ラップ目に中山が3番手に浮上。最終ラップでの攻防となり、激しいポジション争いが繰り広げられました。

最終的に長谷川が初優勝。2番手に11秒535もの大差を付けた圧勝でした。2位争いは中山が制し、3位鈴木、4位岡崎でチェッカーを受けました。