ドリーム・ホンダ・レーシングチーム 48
DREAM Honda Racing Team 48
ドリーム・ホンダ・レーシングチーム 11
DREAM Honda Racing Team 11

手島はケガに泣き、徳留も苦しいシーズン
1勝を挙げた山口がシーズンを4位で終える

JSB1000は昨年王者の渡辺篤(スズキ)がイギリススーパーバイク選手権に参戦するためチャンピオン不在でシーズンが始まった。Hondaワークスチームは昨年から引き続きとなる手島雄介に加えて徳留和樹が参戦し、マシンも新型のCBR1000RRを投入。タイトル獲得に向けて新たな体制でシーズンを迎えた。他のCBR1000RR勢では、昨年初参戦でシーズン2位となった安田毅史やV2(05年、06年)チャンピオンの伊藤真一をはじめ、亀谷長純、山口辰也、辻村猛ら充実のライダー陣がそろった。

期待の手島は、初戦を8位で終えたものの第2戦では、雨の予選で初のPPを獲得し、決勝もまずまずの走りで3位に入る。第3戦でも前戦の勢いそのままに予選3番手。波に乗ったかに見えたが、決勝では振るわず8位に終わる。続く第4戦では予選で転倒。右足首ねんざなどのケガを負い、第5戦でもほかのマシンと接触して転倒。左手甲を骨折して最終戦には出場できず、シーズンを14位で終えた。一方の徳留は、シーズン通して粘りの走りを見せたが、大きなポイントは獲得できず、シーズン10位となった。

Honda勢で唯一奮闘したのは山口。第4戦では自身4年ぶりとなる優勝を飾り、その時点のポイントでトップに立つ好位置につける。その後も着々とポイントを重ねてシーズン4位に入った。

  • 2008総集編
  • 2008総集編

2008ポイントスタンディング

ライダー

順位 ライダー マシン 総合 1 2 3 4 5 6
1R 2R 1R 2R
1 中須賀克行 ヤマハ 157 25 25 22 22 22 23 18
2 大崎誠之 ヤマハ 140 15 13 14 22 18 16 19 23
3 柳川明 カワサキ 135 16 14 18 15 13 13 21 25
4 山口辰也 Honda 130 20 16 16 25 15 17 21
5 秋吉耕佑 スズキ 122 22 25 25 25 25
6 酒井大作 スズキ 119 22 18 20 16 15 28
10 徳留和樹 Honda 90 12 10 12 16 14 12 14
14 手島雄介 Honda 46 13 20 13
16 岡田忠之 Honda 43 11 14 18

2008 SPECIAL CONTENTS

  • 鈴鹿8耐