■伊藤真一選手 (JSB1000 優勝)
「スタートから引き離そうと思っていました。序盤はうまくいったのですが、テスト不足もあり、シケインの突っ込みが甘くなってしまうなど、自分の走りができずに我慢、我慢のレースでした。中盤では走りがバラバラになり、これではいけないとスムーズに走ることを心がけて終盤につなげました。後ろに辻村選手がいるのはわかっていましたから、抜かれたら抜かれたで、作戦を立て直そうと思っていました。今日のレースはほめられた内容ではないので、残りのレースではしっかりと気を引き締めて頑張って走りたい。地元SUGOでの優勝は格別です。勝つことができて良かった」
■青山周平選手 (GP250 優勝)
「朝のフリー走行では路面温度も低く、グリップが良かったのでタイムが更新できましたが、決勝では状況が違ってタイムアップできませんでした。レコードをバンバン記録して速く走ろうと思えば思うほど、うまくいかなくなってしまいました。自分をコントロールすることができなくて、反省ばかりです。マシンもタイヤもポテンシャルが上がっているのだから、レコード更新、レースタイム更新は当たり前です。次はきちんと目標タイムをクリアできるように頑張ります」
■菊池寛幸選手 (GP125 優勝)
「今回は事前テストもなくSUGO入りしたので、決勝に向けて1から積み上げていかなければなりませんでした。金曜日のフリー走行で身体を慣らし、土曜日はセッティングを出して決勝につなげようと頑張りました。いろいろと問題はあったのですが、ポールポジションをとることができ、決勝でもその問題を抱えたままでしたが、勝つことができました。レース内容が納得できるものではないので素直には喜べませんが、状況がそろっていないのに勝つことができたというのは自信になります」
■手島雄介選手 (ST600 優勝)
「3年前にヤマハで初優勝したのがSUGOでした。あれから、ここへ戻ってくるまで、ずいぶんと時間がかかったなというのが素直な気持ちです。今年はチャンピオンチームのTSRさんにお世話になることになり、チャンピオン獲得は当然の目標だと思って走ってきました。今回は昨年の辻村(猛)先輩のSUGOレースのビデオを繰り返し見て、SUGOにやってきました。監督や辻村さんから貴重なアドバイスをもらったことで、今回は勝つことができたと思います。とても嬉しいですが、喜びより、これからが大事だと気を引き締めていきたいと思います」
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