|
 |
04年チャンピオンの高橋裕紀選手が「Honda Racingスカラーシップ」第2期生として、世界選手権250ccクラスに参戦。これにより、今季タイトル争いの本命と目されたのが、前年、ランキング2位の青山周平選手だった。開幕戦は2位となったものの、2戦目となる第3戦では、ポール・トゥ・ウインを果たし、ここから連戦連勝。第6戦鈴鹿の予選では、コースレコードを更新する速さを見せつけ、全7戦中ポールポジション6回、優勝6回という圧倒的な強さで、チャンピオンを獲得した。ただ一人その青山選手から勝ち星を奪ったのは、高橋裕紀選手の弟である高橋江紀選手。全日本デビュー戦となった開幕戦で、優勝を果たすと、第3戦で3位、第4、7戦で4位となるなど、17歳ながらランキング3位を獲得する活躍を見せた。このほか、15歳の高橋巧選手が、第3戦で2位表彰台を獲得するなど、ランキング5位に。新人の台頭が目立った1年でもあった。また、Honda RS250Rは、3連覇を達成するとともに、全レースを制した。 |
 |
 |
チャンピオン候補の筆頭、青山周平選手が順当に勝ち星を重ね、最終戦を残す第7戦でタイトル獲得を決めた。 |
|
順位 |
ライダー |
マシン |
総合 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
1 |
青山周平 |
Honda |
137 |
17 |
|
20 |
20 |
20 |
20 |
20 |
20 |
2 |
横江竜司 |
ヤマハ |
96 |
|
|
13 |
17 |
15 |
17 |
17 |
17 |
3 |
高橋江紀 |
Honda |
70 |
20 |
|
15 |
13 |
|
9 |
13 |
|
4 |
及川誠人 |
ヤマハ |
69 |
|
|
|
11 |
13 |
15 |
15 |
15 |
5 |
高橋巧 |
Honda |
65 |
11 |
|
17 |
10 |
10 |
8 |
|
9 |
6 |
秋谷守 |
ヤマハ |
63 |
15 |
|
10 |
9 |
9 |
|
10 |
10 |
 |