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第6戦 鈴鹿サーキット
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 選手コメント
 TVオンエア情報
リザルト
JSB1000
1 伊藤真一
2 中冨伸一
3 小西良輝
GP250
1 高橋裕紀
2 中須賀克行
3 横江竜司
GP125
1 仲城英幸
2 小山知良
3 菊池寛幸
ST600
1 安田毅史
2 辻村猛
3 酒井大作
リザルト一覧
ポイント
JSB1000
1 井筒仁康 93
2 山口辰也 86
3 中冨伸一 70
GP250
1 高橋裕紀 88
2 青山周平 78
3 亀谷長純 75
GP125
1 仲城英幸 78
2 小山知良 71
3 葛原稔永 60
ST600
1 辻村猛 67
2 安田毅史 65
3 宮崎敦 55
ポイント一覧
伊藤が連続ポール・トゥ・ウイン! ランキング首位は井筒
250は高橋が3勝目! 125は仲城、ST600安田が2勝目!

決勝日:9月26日(日) サーキット:三重県鈴鹿サーキット 観客:1万5500人 天候:曇り 気温:26.8℃

 全日本ロードレースは残り2戦となり、タイトル争いは熾烈さを極めることになる。JSB1000(JSB)のチャンピオン争いは前回SUGOで逆転しランキングトップとなった井筒仁康(チーム桜井ホンダ)を山口辰也(ホンダドリームカストロールRT)が4ポイント差で追う展開。金曜日に行われたフリー走行は朝からの雨でウエットとなり、午後には豪雨のためタイムスケジュールが変更された。トップは柳川明(カワサキ)となり、3番手に伊藤真一(DDBOYS Racing)、4番手井筒、山口は転倒してしまい右手、右足首を痛めて12番手となった。予選1回目は金曜日の雨の影響が残り、予選2回目が本格的なアタックとなった。鈴鹿を得意とする小西良輝(Team HARC-PRO)がトップタイムを記録するが、最後の最後に伊藤が渾身の走りで逆転しポールポジションをSUGOに続き獲得した。3番手山口、4番手渡辺篤(スズキ)で、決勝に向けてのセットアップに専念していた井筒は6番手2列目からのスタートとなった。

 決勝朝のウオームアップランでは伊藤真一が2分10秒台を唯一記録し、絶好調を印象付けた。2番手山口、井筒は5番手となる。決勝では、好スタートを決めてオープニングラップを制した小西が、レースをリード。それを伊藤、井筒が追う展開となった。伊藤は小西をとらえトップに立ち、井筒も小西を交わして2位に浮上し、伊藤との一騎打ちに持ち込む。そのトップ争いに中冨伸一(ヤマハ)が追いついた。井筒は少しずつ後退し、伊藤と中冨のトップ争いとなった。だが伊藤はラストスパートで中冨を突き放し、2戦連続のポール・トゥ・ウインを飾った。そのまま中冨が2位。思うようにペースの上がらない井筒は小西に追いつかれ、終盤にはテール・トゥ・ノーズの戦いとなった。最終ラップ、130Rの飛び込みで並ぶが、小西が一瞬前に出て3位でチェッカー。井筒は僅差の4位となった。山口はスタートで大きく出遅れ、オープニングラップの通過順位は13位。そこから猛然と追い上げて最終的には6位でチェッカーを受けた。ランキングトップは井筒で、2位の山口に7ポイントのリードで最終戦に臨む。

 250は8耐で負った左足首骨折のケガが心配されていた高橋裕紀(DyDo MIU Racing)が前回SUGOで5位に入り、ランキングトップを死守していた。2位には、前回嬉しい初優勝を飾った青山周平(Team HARC-PRO)が3ポイント差で追う。そして3位の亀谷長純(バーニング・ブラッドRT)は青山に1ポイント差という接戦。フリー走行では高橋がトップタイムをたたき出した。予選でも高橋が好調で、唯一2分12秒台にタイムアップしPPを獲得。ウオームアップランでも12秒台に入り1番手。2番手の横江竜司(ヤマハ)が14秒台と、高橋の速さが際立つ。決勝ホールショットは高橋。続く横江、亀谷、青山を加えた4台のトップ争いから高橋、亀谷が抜け出した後、亀谷はコースアウトし後退、高橋が独走優勝を果たした。2位争いは横江、青山の戦いに追いついた中須賀克行(ヤマハ)が制し、3位には横江が入った。青山4位、亀谷5位となり、ランキングでは高橋が10ポイントのリードで最終戦を迎えることとなった。

 125は仲城英幸(Jhaレーシング)がランキングトップ。それを小山知良(ヤマハ)が4ポイント差で追う展開。2人ともチャンピオンの経験があり、揃って今季125に復帰という因縁の対決に注目が集まっている。フリー走行では菊池寛幸(チームウイリー)が1番手。予選では小山がトップ、仲城は6番手だった。ウオームアップは仲城がトップ、小山は8番手。決勝ホールショットは仲城で、7台の団子状態のトップ争いから仲城、小山、菊池によるトップ3の攻防となり、仲城が最後の最後に大バトルを制して今季2勝目を飾った。ランキングでも小山に7ポイント差とリードを広げ、チャンピオン決定戦に挑む。

 ST600は辻村猛(F.C.C.TSR)と沼田憲保(ヤマハ)が50ポイントで並んでいた。3位に宮崎敦(ヤマハ)が47ポイント、安田毅史(Team HARC-PRO)が45ポイントで続く。有効ポイント制のため、最終戦までもつれるのは必至だ。予選では沼田がトップ、2番手安田、3番手辻村と並んだ。ウオームアップでも沼田が1番手、2番手辻村となる。決勝ホールショットは4戦連続で安田。すかさず沼田がトップを奪うがトップ争いの最中に転倒。辻村、安田の一騎打ちとなり、最終ラップの攻防でスパートした安田が辻村を交わし今季2勝目を飾った。辻村は2位、3位には酒井大作(カワサキ)が入った。最終戦ではランキング首位の辻村と2位の安田がタイトルを賭けて争うことになる。

 ランキングトップは4クラス共Hondaライダーであり、全日本ロードレース4クラス制覇をかけた最終戦を迎える。

コメント ページトップへ
伊藤真一(JSB1000 優勝)
「前半に10秒台のペースで10ラップ引っ張れば、後は楽な展開になると思っていたが、そう簡単には行かなかった。最後まで気を抜かずに勝ちを目指しました。最終戦TIはどちらかと言うと苦手だが、苦手意識を克服して優勝を目指して、3連勝でシーズンを締め括りたい」

高橋裕紀(GP250 優勝)
「本当はもっとペースアップして独走で勝ちたいと思っていましたが、なかなか亀谷選手を振り切ることが出来ずにいました。ですが、ペースアップしたところで亀谷選手が離れ、それからはリスクを犯さない走りにきりかえて優勝を目指しました。最終戦はチャンピオンやスカラシップのことは考えずにひとつひとつの走行を大事にしたいと思います」

仲城英幸(GP125 優勝)
「今回はセッティングが煮詰まっていたので逃げ切ろうと思いましたが、思うようにペースが上がらず、混戦の中で精一杯に走りました。オートバイの直線での伸びが良かったので、最終ラップは思い切り行って駄目なら駄目でいいと走りました。今回勝てなければチャンピオンはないという気持ちで来たので、勝つことが出来て嬉しい。最終戦は勝ってタイトルを決めたい」

安田毅史(ST600 優勝)
「沼田選手が転倒してからは、辻村選手と2人でレースがしたいと思い、自分のペースが上がらなかったので前に出てもらって冷静にチャンスを待ちました。ミスもあり辻村選手と離れてしまう場面もありましたが、最後は一騎打ちとなり130Rに勝負を賭けました。2勝目を挙げられて嬉しい。最終戦ではチャンピオンを賭けて、また、辻村選手と一騎打ちの勝負をしたい」

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鈴鹿サーキット 9月26日決勝
サーキットデータ
名称 鈴鹿サーキット
全長 5.821km
決勝 [SB] 18ラップ(2003年)
  [GP250] 昨年SBのみ
  [GP125] -
  [ST600] -
昨年度WINNER
[SB] 北川圭一(スズキ) 39’25.527
※昨年はSBのみ開催
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GAORA
「ロックオンワールド MFJ全日本ロードレース選手権」
決勝 10月9日(土) 23:00〜25:00 (初回)
決勝 10月11日(月) 24:00〜26:00
決勝 10月17日(日) 10:00〜12:00
決勝 10月21日(木) 18:30〜20:30

決勝 12月31日(金) 26:00〜28:00

「MFJ全日本バイクレース ロックオン」
決勝 10月4日(月) 22:30〜23:00 (初回)
決勝 10月7日(木) 18:00〜18:30
決勝 10月10日(日) 12:00〜12:30

※スカパー!、スカパー!2、ケーブルテレビで放送中

※放送日時は変更になる場合があります。最新の情報は、各放送局にお問い合わせください
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