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第3戦 筑波サーキット
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 TVオンエア情報
リザルト
JSB1000
1 中冨伸一
2 井筒仁康
3 小西良輝
GP250
1 高橋裕紀
2 亀谷長純
3 青山周平
GP125
1 小山知良
2 仲城英幸
3 波多野祐樹
ST600
1 沼田憲保
2 今野由寛
3 宮崎敦
リザルト一覧
ポイント
JSB1000
1 山口辰也 48
2 井筒仁康 43
3 柳川明 37
GP250
1 高橋裕紀 37
2 中須賀克行 31
3 亀谷長純 30
GP125
1 小山知良 37
2 葛原稔永 27
2 仲城英幸 27
ST600
1 沼田憲保 31
2 八木孝弘 23
3 宮崎敦 21
ポイント一覧
JSBは井筒が2位。8位の山口はランキングトップを死守
250は優勝高橋、2位亀谷、3位青山

決勝日:5月16日(日) サーキット:茨城県筑波サーキット 観客:1万5200人 天候:曇り時々雨 気温:19.5℃

 JSB1000(JSB)は、開幕2連勝を飾った山口辰也(ホンダドリームカストロールRT)が連勝記録を伸ばすかどうかに注目が集まった。金曜日のフリー走行では井筒仁康(チーム桜井ホンダ)が2番手、3番手に山口とHonda勢が上位につけた。予選では激しいアタック合戦となり、1回目予選では井筒がコースレコードを記録してトップに立つ。だが、2回目に渡辺篤(スズキ)がタイムを更新し、ポールポジションを獲得した。2番手には井筒、3番手大崎誠之(ヤマハ)、4番手に伊藤真一(DDBOYS Racing)が付け、フロントローに並んだ。注目の山口は7番手。渡辺と井筒は56秒台で、3番手から13番手までが57秒台に並び、決勝は激戦が予想された。

 ドライコンディションで行われたフリー走行・予選とはうって変わって、決勝の朝は雨となった。ウオームアップは小雨の中で行われ、トップは中富伸一(ヤマハ)、井筒は3番手、5番手に小西良輝(Team HARC-PRO)が5番手、7番手に徳留和樹(Team高武RSC)、8番手に山口となった。決勝スタートには霧雨が落ち、各チームはタイヤ選択に頭を悩ませる。ホールショットを奪ったのはレインタイヤを選んだ井筒だった。2ラップ目に渡辺が前に出るが、井筒は渡辺をマークし周回を重ねた。トップ争いは2人に絞られたかに見えた。

 カットスリック、スリックを選んだライダーはどんどん遅れをとり、早々に周回遅れが出現する混沌とした状況になって行く。16ラップ目に井筒が渡辺を交わし首位を奪うと、後続を引き離しにかかった。安定したペースでトップを行く井筒は勝利に向かって周回を重ねるが、終盤には雨が上がり、ライン上が乾き始めた。スリックを選んだ中冨が猛然とした追い上げを開始し、ラスト5周で4番手に上がるとトップとの差を削り始める。中冨は最終の30ラップ目で井筒の背後に迫ると、すかさずトップに躍り出てチェッカーを受けた。2位に井筒、3位には小西が入り初の表彰台に上がった。山口は8位に入りランキングトップを死守。伊藤は一時周回遅れとなったが、挽回して9位でフィニッシュ。徳留は10位となった。

 250のフリー走行は昨年の覇者、亀谷長純(バーニング・ブラッドRT)がトップタイム。予選では高橋裕紀(DyDo MIU Racing)がPPを獲得。決勝朝のウオームアップでも高橋がトップタイムで決勝に挑んだ。雨が上がり、路面が乾き始めるという状況の中で、高橋はホールショットを奪うと58秒台にタイムアップ。追いすがる亀谷を突き放し、今季初優勝を飾った。高橋も亀谷もスリックタイヤをチョイスしたが、青山周平(Team HARC-PRO)はカットスリックを選び苦戦するも3位に入った。高橋、亀谷、青山のオーダーでHonda勢が表彰台を独占した。

 125は葛原稔永(Honda熊本レーシング)がフリー走行トップ、予選では菊地寛幸(チームウイリー)がPPを獲得した。今回は、元世界チャンピオンの坂田和人がスポット参戦したが、予選1回目で転倒し腰を強打する。一時は決勝を断念するも、痛みをおして出場した朝のウオームアップランではトップに立ち、決勝でも先頭争いに食い込みレースを引っ張る。その争いの最中に菊地が転倒、坂田、小室旭(デンソーイリジウム&S-Way)が巻き込まれて転倒リタイアとなった。変わってトップに立った小山知良(ヤマハ)と、追う仲城英幸(Jhaレーシング)の一騎打ちとなる。その争いを制したのは小山で、2位の仲城と3位の波多野祐(18GARAGE RT&AMAZING)は今季初の表彰台に立った。

 ST600のフリートップは安田毅史(Team HARC-PRO)だったが、PPを獲得したのは沼田憲保(ヤマハ)。決勝では安田がスパートしてトップに立つ。しかし、独走体制に持ち込もうとした矢先に痛恨の転倒を喫した。トップは沼田が奪い、今野由寛(スズキ)の追撃を交わして8年ぶりの優勝。2位に今野、3位に宮崎敦(ヤマハ)が入った。

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井筒仁康(JSB1000 2位)
「CBR1000RRの全勝を目指していたので勝てなくて悔しい。ただ、今回のコンディションで雨が降り続くのかを見極めるのは難しく、仕方がなかったとも思います。ランキング争いを考えるとリスクは犯せなかった。本当に悔しいですが、次は勝てるように全力を尽くします」

小西良輝(JSB1000 3位)
「雨は得意なので上位を目指したのですが、なかなかセカンドグループの団子状態を抜けられず、前に出るのが遅くなりました。前に出てからは手堅く行きました。次につながるレースができたと思います」

高橋裕紀(GP250 優勝)
「自分のペースを守ってレースをしようと思い、理想以上の走りができたと思います。オートポリスでマシンのベースセッティングが出来上がり、筑波で確認できました。あとは良くして行くだけだと思うので、これからもさらに頑張りたいです」

仲城英幸(GP125 2位)
「路面コンディションが難しく、ラインが限られていたので難しいレースでした。トップを狙い仕掛けた時に、フロントが流れてトップに離されてしまいました。それでも予選からの流れを考えると上出来で、2位になれて良かったと思います」

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筑波サーキット 5月16日決勝
サーキットデータ
名称 筑波サーキット
全長 2.070km
決勝 [SB] 30ラップ(2003年)
  [GP250] 30ラップ(2003年)
  [GP125] 30ラップ(2003年)
  [ST600] 25ラップ(2003年)
昨年度WINNER
[SB] 北川圭一(スズキ) 28'59.791
[GP250] 亀谷長純(バーニングブラッドRT) 29'19.108
[GP125] 青山周平(Team・HARC-PRO.) 30'19.197
[ST600] 辻村猛(F.C.C. TSR) 25'08.633
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GAORA
「ロックオンワールド MFJ全日本ロードレース選手権」
決勝 6月5日(土) 23:00〜24:30 (初回)
決勝 6月10日(木) 23:30〜25:00
決勝 6月13日(日) 19:00〜20:30
決勝 6月20日(日) 10:30〜12:00
決勝 12月29日(水) 26:00〜27:30

「MFJ全日本バイクレース ロックオン」
決勝 5月31日(月) 22:30〜23:00 (初回)
決勝 6月3日(木) 18:00〜18:30
決勝 6月6日(日) 12:00〜12:30
決勝 2005年1月31日(月) 22:30〜23:00

※スカパー!、スカパー!2、ケーブルテレビで放送中

※放送日時は変更になる場合があります。最新の情報は、各放送局にお問い合わせください
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