Hondaホームページ
モータースポーツ
全日本ロードレース
JRR
第2戦 オートポリス
モータースポーツTOPへ
オートポリス オートポリス
前ラウンド 次ラウンド 2004 April,25
JRR TOPへ
レポート
 選手コメント
 TVオンエア情報
リザルト
JSB1000
1 山口辰也
2 柳川明
3 森脇尚護
GP250
1 中須賀克行
2 高橋裕紀
3 青山周平
GP125
1 葛原稔永
2 小山知良
3 井手敏男
ST600
1 辻村猛
2 清成健一
3 酒井大作
リザルト一覧
ポイント
JSB1000
1 山口辰也 40
2 井筒仁康 26
3 柳川明 26
GP250
1 中須賀克行 20
2 高橋裕紀 17
3 青山周平 15
GP125
1 葛原稔永 20
2 小山知良 17
3 井手敏男 15
ST600
1 辻村猛 20
2 清成健一 17
3 酒井大作 15
ポイント一覧
JSB山口辰也が2連勝。250は高橋裕紀2位
125は葛原稔永が開幕勝利。ST600は辻村猛が優勝

決勝日:4月25日(日) サーキット:大分県オートポリス 観客:3万300人 天候:快晴 気温:16℃

 JSB1000(JSB)は2戦目となるが他クラスにとっては開幕戦。全クラスが揃い活気に満ちたオートポリスでの戦いとなった。250は前年度チャンピオンの青山博一がHondaスカラシップの一期生として世界GPに参戦したため、チャンピオン不在の戦い。そこに青山の弟で昨年125全日本チャンピオンの周平がステップアップし注目を集めた。125はST600から仲城英幸、250から小山知良(ヤマハ)がスイッチした。ST600も昨年チャンピオンの小西良輝がJSBにステップアップし王座不在となり、その小西と激しくタイトルを争った辻村猛がチャンピオン候補の最右翼としてスタートを切った。

 JSB金曜日のフリー走行トップは、1分52秒288を記録し、開幕勝利で勢いに乗る山口辰也(ホンダドリームカストロールRT)で、早々にコースレコードを記録した。予選でも午前、午後とトップタイムを記録し、1分51秒380とレコードを更新して堂々のポールポジションを獲得した。2番手には地元の期待を背負う徳留和樹(Team高武RSC)、3番手に井筒仁康(チーム桜井ホンダ)、4番手に渡辺篤(スズキ)がフロントローに並んだ。6番手に伊藤真一(DDBOYS Racing)、7番手に浜口俊之(ホンダドリームカストロールDDBOYS)が続いた。

 決勝朝のウォームアップランでもトップタイムを記録した山口は、絶好調で決勝スタートを迎えた。スタートダッシュでホールショットを決めたのは井筒。それを柳川明(カワサキ)、山口、徳留和樹(Team高武RSC)らが追う。数珠繋ぎとなったトップ集団は12台にも膨れ上がる激戦となった。3ラップ目には柳川が首位となり、その柳川に山口が襲い掛かる。4ラップ目には柳川が主導権を握ったが、追い上げて来た北川圭一(スズキ)にトップを奪われてしまう。その北川を山口が11ラップ目に捕らえて首位に立ち、レースをリードする。山口、柳川、北川がトップグループを形成し、激しい攻防を見せ最終ラップに突入。その争いの中から北川が転倒し、山口は柳川を突き放して2連勝目を飾った。2位に柳川、3位には森脇尚護(Team高武RSC)が入り表彰台に上がった。4位には最後まで追い上げた伊藤。井筒は7位でチェッカーを受けた。徳留は7ラップ目に痛恨の転倒リタイア。

 250は期待の高橋裕紀(DyDo MIU Racing)がフリー走行でトップタイムを記録。予選でもトップとなり優勝への期待が高まった。3番手には亀谷長純(バーニング・ブラッドRT)、6番手に藤岡祐三(ENDURANCE)、7番手に青山周平(Team HARC-PRO)が付けた。ウォームアップでも高橋がトップタイムと好調を印象付けた。ホールショットは亀谷、高橋はエンジンストールし出遅れ、その遅れを挽回しようとしたが、痛恨のミスでラインを外してしまう。トップに立ちレースをリードしたのは中須賀克行(ヤマハ)で、それを青山、藤岡、高橋、亀谷が追う展開。高橋が追い上げて10ラップ目でトップに立つが、中須賀にかわされてしまう。最終的に中須賀、高橋、青山のオーダーでチェッカーとなった。亀谷は4位、5位には藤岡が入った。

 125のポールポジションは小山知良(ヤマハ)。2番手に昨年のオートポリスのウィナー葛原稔永(Honda熊本レーシング)、3番手に仲城英幸(Jhaレーシング)。ウォームアップでトップタイムは葛原、ホールショットは仲城だった。仲城がレースを引っ張り、3ラップ目には小山がトップ浮上。葛原もトップ争いに加わり、8ラップ目にはトップ浮上。小山とのトップ争いとなったが、葛原がスパートして優勝を飾った。

 ST600のポールポジションは酒井大作(カワサキ)、2番手に清成健一(チーム桜井ホンダ)、3番手は辻村猛(F.C.C.TSR)。ウォームアップでは辻村がトップタイムを出し調子を上げていた。決勝でも辻村がレースをリードし、その背後に清成が迫るも、辻村が逃げ切り開幕勝利を飾った。2位清成、3位酒井が表彰台に上がった。

コメント ページトップへ

山口辰也(JSB1000 優勝)
「金曜日の走行から予選、ウォームアップとすべてトップタイムで、決勝が駄目というわけにはいかないとプレッシャーも大きかったので、勝つことが出来てホッとしています。次も勝てるようにがんばりたい」

森脇尚護(JSB1000 3位)
「最終ラップで北川さんが転倒しての3位ですから、素直には喜べない。ここに僕がいていいのかなと。今度は実力で表彰台に上がれるようにしたい」

高橋裕紀(GP250 2位)
「序盤の出遅れを挽回しようと思いミスをしたことで、走りのリズムを崩してしまいました。勝ちたかったが、転倒ノーポイントとならなかっただけでも良かったと思っています。これから、しっかりと挽回して行きたい」

青山周平(GP250 3位)
「250に移ったばかりで表彰台に上がれ嬉しいです。でも、125と250では疲れ方が違うことを痛感しました。もっと体力をつけて、最後までしっかりと勝負できるようにしたい」

葛原稔永(GP125 優勝)
「オートポリスは地元でもあり、絶対に勝ちたかったので優勝できて嬉しい。開幕戦優勝ができたので、念願のチャンピオン獲得へ弾みとなるようにしたい」

辻村猛(ST600 優勝)
「とにかく自分の走りをしようと思っていました。それで抜かれるのなら仕方がないと走りました」

清成健一(ST600 2位)
「スタートで失敗してしまい、なかなかペースを掴むことができなかった。まだまだ勉強不足です。次の筑波では、もっとがんばります」

Autopolis ページトップへ
オートポリス 4月25日決勝
サーキットデータ
名称 オートポリス
全長 4.674km
決勝 [SB] 18ラップ(2003年)
  [GP250] 16ラップ(2003年)
  [GP125] 15ラップ(2003年)
  [ST600] 15ラップ(2003年)
昨年度WINNER
[SB] 辻村猛(F.C.C. TSR) 34'18.830
[GP250] 小山知良(ヤマハ) 30'33.587
[GP125] 葛原稔永(HONDA熊本レーシング) 29'49.698
[ST600] 徳留和樹(Team高武RSC) 29'42.238
オンエア ページトップへ
GAORA
「ロックオンワールド MFJ全日本ロードレース選手権」
決勝 5月8日(土) 16:00〜17:30 (初回)
決勝 5月16日(日) 10:30〜12:00
決勝 5月28日(金) 24:30〜26:00

決勝 12月9日(水) 5:30〜7:00

「MFJ全日本バイクレース ロックオン」
決勝 5月3日(月) 22:30〜23:00 (初回)
決勝 5月6日(木) 18:00〜18:30
決勝 5月9日(日) 12:00〜12:30
決勝 2005年1月24日(月) 22:30〜23:00

※スカパー!、スカパー!2、ケーブルテレビで放送中

※放送日時は変更になる場合があります。最新の情報は、各放送局にお問い合わせください
Honda Racing 全日本ロードレース TOPへモータースポーツTOPへ