川井麻央(T.E.SPORT)がホールショット。直後に本田七海(ヤマハ)の先行を許したもののすぐに逆転を果たし、川井と本田と小野彩葉(T.E.SPORT)がトップ集団を形成して1周目をクリアしました。2周目、3番手の小野、2番手の本田が次々に転倒。これで川井は、10秒以上のアドバンテージを得ることになりました。
川井は、2番手に浮上した久保まな(ハスクバーナ)より1周で2~3秒も速く、その後もリードを拡大。8周で終了したレースの大半を単独走行して優勝しました。小野は転倒時の再スタートに時間を要して8位。この小野を約1秒差で抑えて、1周目12番手と出遅れた勝股七海(Team ITOMO)が7位でした。
川井麻央(LADIES 優勝)
「決勝は勝てる自信があったので、もしもスタートで先行されたとしても焦らず勝負しようと考えていました。実際にはスタートも決まったのですが、1周目の途中で本田七海選手に抜かれました。このときも、自分がアウトのラインを選択したらインに入られたので、無理をする局面ではないと思って先行させました。その後にすぐ逆転してからは、引き離そうとも思っていましたが、相次ぐ後続の転倒でいきなり単独走行に。バトルすることなく終わってしまったので、勝てたことはもちろんうれしいのですが、満足感や達成感がないレースでした。次戦のHSR九州は、本田選手が好成績を残しているコース。この連勝で気を抜かず、でもいつも通りに戦っていきたいです」
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | 川井麻央 | 8 | 18'36.973 | |
2 | 4 | 久保まな | ハスクバーナ | 8 | +00'18.192 |
3 | 1 | 本田七海 | ヤマハ | 8 | +00'23.724 |
4 | 18 | 楠本菜月 | ハスクバーナ | 8 | +00'54.393 |
5 | 9 | 木下宙 | ヤマハ | 8 | +01'04.322 |
6 | 6 | 井川実乃里 | スズキ | 8 | +01'13.563 |
7 | 14 | 勝股七海 | 8 | +01'17.725 | |
8 | 5 | 小野彩葉 | 8 | +01'18.940 | |
9 | 8 | 雨宮舞美 | KTM | 8 | +01'21.881 |
10 | 22 | 木村綾希 | カワサキ | 8 | +01'27.184 |
17 | 33 | 山崎琴乃 | 8 | +02'01.860 | |
20 | 26 | 石井那奈 | 7 | +1Lap | |
21 | 30 | 鑓水よう子 | 7 | +1Lap | |
23 | 34 | 菱田奈恵 | 7 | +1Lap |
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント |
---|---|---|---|---|
1 | 3 | 川井麻央 | 50 | |
2 | 1 | 本田七海 | ヤマハ | 42 |
3 | 4 | 久保まな | ハスクバーナ | 40 |
4 | 5 | 小野彩葉 | 33 | |
5 | 18 | 楠本菜月 | ハスクバーナ | 31 |
6 | 6 | 井川実乃里 | スズキ | 31 |
7 | 14 | 勝股七海 | 29 | |
8 | 9 | 木下宙 | ヤマハ | 27 |
9 | 13 | 伊藤悠利 | ヤマハ | 23 |
10 | 12 | 穂苅愛香 | ヤマハ | 22 |
17 | 33 | 山崎琴乃 | 9 | |
20 | 26 | 石井那奈 | 2 |