HondaのワークスチームであるTeam HRCから参戦するIA1の成田亮とIA2の能塚智寛に加えて、LADIESクラスの中野洋子(T.E.SPORT)もシリーズランキングトップをキープして、シーズン中盤戦に突入した全日本モトクロス選手権。第4戦は、今季最終戦の舞台にも設定されている宮城県のスポーツランドSUGOで開催されました。
2つの丘をつなぐように、自然の地形を生かしながらレイアウトされたコースは、アップダウンに富むハイスピードかつテクニカルな構成。近年は、大会ごとに細部の仕様が変更されることが多く、勝利を目指すライダーたちには優れた対応力も要求されます。決勝が繰り広げられた日曜日の天候は晴れときどき曇り。午前中は蒸し暑さも感じましたが、午後になってやや涼しくなり、過ごしやすい環境となりました。レースウイークに入って好天が続いたことから、路面はかなり乾いた状態。それでも日曜日は、入念なコース整備でほこりの発生が最小限に抑えられました。
前戦のヒート2で、開幕から続いていた成田の連勝がストップ。とはいえ、成田はランキング首位でこの地元大会を迎えました。決勝ヒート1、その成田は最高のスタートダッシュで1コーナーに飛び込み、トップでクリア。しかし、混戦の中で熱田孝高(スズキ)の先行を許し、オープニングラップは2番手でした。
2周目、熱田をパスした成田が再びトップに浮上。しかしその後、成田はリードを拡大できず、熱田や小島庸平(スズキ)、新井宏彰(カワサキ)、平田優(ヤマハ)のマークを許していました。レースが中盤に入った6周目、熱田に代わって小島が2番手となりましたが、その状況は変わりませんでした。
レース前半が終わった8周目の段階で、成田のリードはわずか約1秒。追い上げてきた深谷広一(スズキ)までもがトップグループに加わり、プレッシャーがかかる状況の中、それでも成田は懸命に逃げを図りました。そして、集団の中で最後まで追いすがった小島を約1.8秒差で抑え、今季6勝目をマークしました。
成田亮
成田亮
ヒート2での成田は、スタート直後に待ち構える急勾配の大きな坂に4番手で進入すると、まずは前を走っていた熱田をパスして3番手にポジションアップ。平田と小方誠(カワサキ)を追って2周目に突入しました。そして、この周のうちに小方を攻略。その勢いを保ったまま、今度は先行逃げきりを図る平田を追いました。
しかし、両者のラップタイムはほとんど変わらず、コンマ数秒の違いが生まれる程度。息が詰まる展開の中、成田は逆に平田にリードを広げられることに。それでも、6周目の時点でその差は約2.2秒と、少しのミスですぐに順位が入れ替わる位置で、成田は平田にプレッシャーを与え続けました。
成田亮
長門健一
その後、成田はハイペースを維持し続けましたが、平田との差は縮まらず、レースが終盤に入ったところで、5秒以上の差を与えてしまいました。ラスト数周、成田の背後には小島と熱田が接近。そしてラスト2周でテールトゥノーズになりました。しかし最後は、成田がスパートしてポジションを守り、2位でゴールして総合優勝を獲得しました。
馬場大貴
島崎優
Team HRCの能塚智寛は、開幕から6ヒート無敗でこの第4戦に挑みました。ところが、予選で大転倒を喫して5番手で決勝に進出すると、ヒート1ではスタート直後に12台ほどが絡むクラッシュの一員となり、19番手からのレースとなりました。さらに能塚は2周目、転倒を喫して26番手に後退。13番手まで追い上げた9周目にも再び転倒してしまいました。
最後まで走行を続けた能塚ですが、ノーポイントの22位に終わりました。Honda最上位となったのは小川孝平(Team ITOMO)。能塚と同じくスタート直後のマルチクラッシュで出遅れましたが、最初の5周で8番手までポジションを回復すると、さらに追い上げを続け、ラスト5周で田中雅己(TEAMナカキホンダ)や古賀太基(N.R.T.)などをパスして、4位に入賞しました。
小川孝平
能塚智寛
ヒート2でホールショットを奪ったのは田中。しかし、ヒート1を勝利した岡野聖(ヤマハ)、古賀、能塚が先行して2周目に入ると、ここで古賀と能塚が岡野をパスして、序盤からHonda勢が1-2態勢を築きました。レース序盤、古賀はハイペースでの周回を続け、レースが中盤に入った6周目の段階で、2番手をキープする能塚に対して約2.5秒のリードを確保。一方で能塚は、9周目に岡野の逆転を許しました。
この段階で、トップを走る古賀のリードは約3秒。しかしここから、古賀は岡野の接近を許し、レースが残り4周となった14周目には、その差がほぼなくなってしまいました。それでも古賀は、トップを死守し続けていましたが、ラスト2周でまさかの転倒。すぐに再スタートするも、岡野からは遅れてしまい、2位でフィニッシュしました。また能塚は、3位に入りました。
古賀太基
古賀太基
土曜日の予選で、A組に出場した中野洋子(T.E.SPORT)は、前戦中国大会に続き、チームメートの高橋絵莉子と1-2でチェッカーを受けました。一方、B組の竹内優菜(TEAM HAMMER ホンダ学園)もライバルを圧倒する走りでトップ通過を果たし、フィニッシュタイムで上回った竹内が決勝1番グリッドを獲得。中野は2番グリッド、高橋は4番グリッドからの決勝進出を果たしたほか、8名のHondaライダーが決勝進出を果たしました。
日曜日午前のプログラムが終了したあと、午後1番のスケジュールで行われた決勝レース。昼休みに散水作業が行われたために、コース上にはところどころに水たまりができるほどのマディに近いコンディションとなりました。
中野洋子
竹内優菜
スタートでホールショットを決め、序盤をリードしたのは高橋でした。その後方からは、中野が順位を上げ、3周目に高橋をかわしてトップに浮上。一方竹内は、1周目の5番手から確実に順位を上げると、4周目に高橋を抜いて2番手に浮上、高橋は5番手に順位を下げました。中野と竹内のトップ争いは、竹内が徐々に中野との差を詰めると、6周目に中野がコーナーで転倒。再スタートを手間取った中野は、7番手までポジションを落としました。この間にトップに立った竹内は、独走態勢を築き、そのままフィニッシュ。昨年の最終戦以来となる今季初優勝をマークしました。中野の転倒で1つ順位を上げた高橋は4位、勝股七海(Team ITOMO)が6位。中野は7位でチェッカーを受けました。さらに、その後方で6名のHondaライダーが入賞を果たしました。
竹内優菜
竹内優菜
高橋絵莉子
勝股七海
予選出場台数は81台で、3組で行われた土曜日の予選。A組に出場した児玉伯斗(N.R.T.)は2番手で5番グリッド、C組出場の大城魁之輔(TEAM HAMMER)がトップで1番グリッドを獲得したほか、10名のHondaライダーが決勝進出を果たしました。
児玉伯斗
大城魁之輔
日曜日のプログラムで、最初の決勝レースとなるIB-OPENのヒート1。好スタートを決めた児玉は、2番手でオープニングラップをクリアしました。ところが、児玉は2周目に転倒して大きく順位を落とすと、最終周にも転倒し、30位でチェッカーを受けました。一方の大城はスタート直後に転倒し、オープニングラップは22番手。5周目に11番手までばん回しますが、6周目に再び転倒を喫して15番手まで後退しました。後半、懸命な追い上げをみせた大城は、最終ラップにも1台をパスし、7位でチェッカーを受けました。Honda勢では小野千成(T.E.SPORT)がオープニングラップの15番手から追い上げて4位。竹野拓実(TEAM SAKURAI with 和木レーシング・ウイング大竹)は8位、猪飼和麻(TEAMナカキホンダ)が9位、松本直人(FFF Racing)が15位でそれぞれ入賞を果たしました。
小野千成
竹野拓実
最終レースとして行われたIB-OPENのヒート2。好スタートを決めた児玉と松本は、松本がオープニングラップにトップへと浮上し、8周目までレースをリードしました。松本は、レース終盤の9周目に1つ順位を落としますが、その後は単独2番手のポジションを保ってチェッカーを受け、昨年の第9戦関東大会ヒート2での3位を上回る、自己ベストの2位表彰台を獲得しました。一方、ホールショットを決めた児玉は、直後に松本の先行を許したものの、レース中盤まで2番手をキープ。後半に順位を1つ落としますが、3番手をキープしてチェッカーを受け、自身初の表彰台を獲得しました。レース1に続いて、またもスタート直後に転倒を喫した大城は、後半6番手までポジションを上げましたが、終盤に2度目の転倒を喫して12位。また、1周目の19番手から追い上げた小野は、マシントラブルを抱えながらも13位でフィニッシュし、今季7度目の入賞を果たしました。
松本直人
松本直人
児玉伯斗
児玉伯斗
能塚智寛(22位/3位)
「1つの大会で4度も転倒して連勝がストップ。本当に悔しさだけが残りました。振り返ってみれば、予選日の練習走行に対する考えや入り方から、すでに間違えていたのだと思います。今季はこれまで、最初からトップタイムということが多かったです。それで、今回もいけるはずだと少し甘く考えていたら、そうはならず、そこにちょっと引っかかりながら予選に挑み、転倒を喫しました。事前テストのときとはコースコンディションがかなり違っていて、それに対して最初からうまく順応できなかったことも、敗因の一つだと思います。マシンは完ぺきでしたし、体調もよかっただけに、気持ちの部分だけで落としたレースとしか言いようがありません。与えられた課題を、必ず克服します」
古賀太基(7位/2位)
「前戦の終了後、米国に渡ってAMAモトクロス選手権の2大会に出場してきました。ところが、レース前の月曜日に帰国してから風邪をひいて体調を崩し、ひどいコンディションで大会に臨むことになりました。とはいえ、練習でも予選でもタイムはよかったのですが、決勝ヒート1の途中から息が苦しくなり、パドックでさらに具合が悪化。熱中症のような状態だったのですが、チームの方々が懸命に処置してくれて、なんとかある程度は回復して、ヒート2に挑みました。スタートしてしまえば言い訳はできない世界なので、精一杯走りましたが、結果としてIA初優勝を残り2周で逃すことになり、本当に悔しいです。次は勝ちます」
竹内優菜(優勝)
「昨年に肩をケガして今シーズンのオフに手術をしたのですが、それからなかなか自分の走りができず、周りからはチャンピオンではなくゼッケン2の走りだと言われ、一時はレースを辞めようとさえ思ったほどでした。でも、今回は予選からスピードがあったし、例えスタートで出遅れても絶対に勝てると思って走っていました。結果は中野(洋子)選手の転倒でポジションが変わりましたが、転倒がなくても抜けたと思いますし、それ以上に、久しぶりに自分の走りができたことが大きいです。 私はジャンプが大好きなので、次の神戸大会では、真っ先に飛んでアピールするつもりです。連勝というより、残りのレースは1本1本、全部勝つつもりで臨みます」
高橋絵莉子(4位)
「スタートには絶対の自信があって、今回もホールショットを決めることができました。でも、昼休みの散水で路面が滑りやすくなっていて、苦手意識が出てしまい、中野選手に抜かれてしまいました。そのあと、なんとかついていこうと思ったんですが、離されてからは守りの走りになってしまいました。秋以降、新たなチャレンジをすることが決まっていて、自分は最終戦まで走れないので、なんとかそれまでに1番になれるよう、自分に残されたチャンスを全力で走ります。次の神戸は、元々固い路面が得意ですし、いけると思っています。昨年はケガで出場できなかったので、すごく楽しみです。スタートからアピールします」
勝股七海(6位)
「予選も決勝もスタートはよかったのですが、予選は転んでしまったので、決勝は転ばないように逃げようと思っていました。でもレディースの決勝はいつも散水のあとで、2連ジャンプを飛べずに一気に抜かれてしまいました。それでも7番手を走っていて1つ順位を上げ、前のライダーをつけられているのに抜けないという感じでした。濡れているからセーブして走るというのではなく、次もまたホールショットで出て、最初から全開のレースをします」
小野千成(4位/13位)
「ヒート1は追い上げのレースで最後にトラブルが出てしまい、なんとか走りきることができましたが、表彰台には届きませんでした。ヒート2に向けて修理をして臨んだんですが、今度はスタートしてすぐに同じ症状が出て、ペースを上げられませんでした。次の神戸は特設コースだと聞いているので、今から楽しみです。次こそしっかりと走りきって、表彰台に上がり、総合でも上位に入りたいです」
大城魁之輔(7位/12位)
「課題のスタートはかなり改善できて、1コーナーまではよかったんですが、アウトを締められて転倒してしまいました。そこから追い上げようとしたのですが、大事なところでまた転倒してしまいました。絶対にそういうレースはしてはいけないと監督とも話していて、取り組んで臨んだはずなのに、ヒート2も同じ失敗をしてしまいました。一瞬のミスで、自分の気が抜けたのが原因だと思います。スピードには自信があるので、あとは集中して強い走りができるようにします。次は初めてのコースですが、ぶっつけ本番で、みんなイコールコンディションですし、チャンスがあると思います。2つきちっと、それもピンピン(両ヒート優勝)で決めます」
児玉伯斗(30位/3位)
「ヒート1はホールショットで出られたのに、自分のミスで吹き飛んでしまいました。ヒート2もスタートはホールショットで、その後すぐに抜かれたのですが、前半はずっと2番手を走れていました。後半に追いつかれて、また抜かれましたが、あきらめずに最後まで走りきって3位でフィニッシュすることができました。チームで自分だけ結果がでなくて、すごく申し訳なく思っていました。地元は九州なのですが、練習にも来させてもらえたし、そのおかげでチームの地元で表彰台に立てました。それがすごくうれしいです」
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 982 | 成田亮 | ![]() | 17 | 32'04.490 |
2 | 1 | 小島庸平 | スズキ | 17 | +00'01.820 |
3 | 2 | 熱田孝高 | スズキ | 17 | +00'05.607 |
4 | 99 | 平田優 | ヤマハ | 17 | +00'08.113 |
5 | 13 | 深谷広一 | スズキ | 17 | +00'09.660 |
6 | 331 | 新井宏彰 | カワサキ | 17 | +00'20.128 |
7 | 4 | 小方誠 | カワサキ | 17 | +00'22.725 |
8 | 9 | 星野裕 | カワサキ | 17 | +00'39.656 |
9 | 8 | 田中教世 | カワサキ | 17 | +00'50.846 |
10 | 100 | 北居良樹 | KTM | 17 | +00'53.218 |
11 | 01 | 長門健一 | ![]() | 17 | +00'54.273 |
12 | 41 | 馬場大貴 | ![]() | 17 | +00'54.344 |
16 | 17 | 島崎優 | ![]() | 17 | +01'55.932 |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 99 | 平田優 | ヤマハ | 17 | 32'06.433 |
2 | 982 | 成田亮 | ![]() | 17 | +00'01.699 |
3 | 1 | 小島庸平 | スズキ | 17 | +00'04.347 |
4 | 2 | 熱田孝高 | スズキ | 17 | +00'10.737 |
5 | 4 | 小方誠 | カワサキ | 17 | +00'14.374 |
6 | 13 | 深谷広一 | スズキ | 17 | +00'18.393 |
7 | 331 | 新井宏彰 | カワサキ | 17 | +00'21.786 |
8 | 9 | 星野裕 | カワサキ | 17 | +00'38.488 |
9 | 100 | 北居良樹 | KTM | 17 | +00'59.951 |
10 | 8 | 田中教世 | カワサキ | 17 | +01'01.874 |
11 | 41 | 馬場大貴 | ![]() | 17 | +01'10.957 |
13 | 01 | 長門健一 | ![]() | 17 | +01'27.125 |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 31 | 岡野聖 | ヤマハ | 18 | 33'38.207 |
2 | 32 | 渡辺祐介 | ヤマハ | 18 | +00'13.971 |
3 | 29 | 竹中純矢 | スズキ | 18 | +00'31.171 |
4 | 912 | 小川孝平 | ![]() | 18 | +00'43.932 |
5 | 52 | 植田翔太 | カワサキ | 18 | +00'47.278 |
6 | 113 | 田中雅己 | ![]() | 18 | +00'52.702 |
7 | 122 | 古賀太基 | ![]() | 18 | +00'57.588 |
8 | 39 | 道脇右京 | ![]() | 18 | +01'03.036 |
9 | 43 | 北原岳哲 | カワサキ | 18 | +01'04.855 |
10 | 35 | 斉藤嵩 | スズキ | 18 | +01'06.349 |
15 | 58 | 高輪喜樹 | ![]() | 18 | +01'36.026 |
16 | 36 | 横澤拓夢 | ![]() | 18 | +01'39.031 |
18 | 05 | 森優介 | ![]() | 18 | +01'40.594 |
22 | 28 | 能塚智寛 | ![]() | 17 | +1Lap |
RT | 50 | 辻拓人 | ![]() | 5 | DNF |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 31 | 岡野聖 | ヤマハ | 17 | 32'21.744 |
2 | 122 | 古賀太基 | ![]() | 17 | +00'04.239 |
3 | 28 | 能塚智寛 | ![]() | 17 | +00'10.499 |
4 | 29 | 竹中純矢 | スズキ | 17 | +00'16.347 |
5 | 912 | 小川孝平 | ![]() | 17 | +00'29.095 |
6 | 36 | 横澤拓夢 | ![]() | 17 | +00'34.294 |
7 | 32 | 渡辺祐介 | ヤマハ | 17 | +00'36.257 |
8 | 52 | 植田翔太 | カワサキ | 17 | +00'37.114 |
9 | 38 | 池本凌汰 | スズキ | 17 | +00'58.197 |
10 | 113 | 田中雅己 | ![]() | 17 | +01'03.663 |
12 | 50 | 辻拓人 | ![]() | 17 | +01'09.566 |
13 | 05 | 森優介 | ![]() | 17 | +01'09.747 |
16 | 02 | 鈴村英喜 | ![]() | 17 | +01'14.618 |
21 | 39 | 道脇右京 | ![]() | 17 | +01'40.537 |
22 | 58 | 高輪喜樹 | ![]() | 17 | +01'43.158 |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 竹内優菜 | ![]() | 8 | 17'39.257 |
2 | 1 | 安原さや | ヤマハ | 8 | +00'06.889 |
3 | 14 | 畑尾樹璃 | カワサキ | 8 | +00'10.288 |
4 | 25 | 高橋絵莉子 | ![]() | 8 | +00'15.712 |
5 | 5 | 久保まな | スズキ | 8 | +00'25.198 |
6 | 7 | 勝股七海 | ![]() | 8 | +00'29.581 |
7 | 3 | 中野洋子 | ![]() | 8 | +00'34.183 |
8 | 4 | 本田七海 | ヤマハ | 8 | +00'48.093 |
9 | 8 | 菅原悠花 | スズキ | 8 | +00'49.138 |
10 | 12 | 鈴木麗菜 | ![]() | 8 | +00'53.557 |
13 | 20 | 佐々木奈津美 | ![]() | 8 | +01'00.167 |
14 | 16 | 川井麻央 | ![]() | 8 | +01'02.457 |
16 | 13 | 佐藤鈴夏 | ![]() | 8 | +01'06.526 |
17 | 11 | 金尾里香 | ![]() | 8 | +01'08.060 |
18 | 18 | 鈴木優那 | ![]() | 8 | +01'09.067 |
29 | 35 | 清水夕稀 | ![]() | 8 | +02'14.835 |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 79 | 大石一斗 | カワサキ | 12 | 23'26.601 |
2 | 1 | 大倉由揮 | ヤマハ | 12 | +00'03.102 |
3 | 10 | 森永彩斗 | ヤマハ | 12 | +00'12.966 |
4 | 40 | 小野千成 | ![]() | 12 | +00'19.894 |
5 | 69 | 林憂人 | スズキ | 12 | +00'21.184 |
6 | 29 | 飯塚翼 | カワサキ | 12 | +00'21.793 |
7 | 65 | 大城魁之輔 | ![]() | 12 | +00'22.160 |
8 | 41 | 竹野拓実 | ![]() | 12 | +00'23.102 |
9 | 67 | 猪飼和麻 | ![]() | 12 | +00'28.623 |
10 | 16 | 大澤雅史 | KTM | 12 | +00'29.653 |
15 | 5 | 松本直人 | ![]() | 12 | +00'37.384 |
22 | 37 | 柴田夢来 | ![]() | 12 | +00'51.095 |
24 | 94 | 奥村海 | ![]() | 12 | +00'52.970 |
25 | 59 | 倉持陵生 | ![]() | 12 | +00'54.581 |
28 | 63 | 山口豪太 | ![]() | 12 | +01'39.373 |
30 | 74 | 児玉伯斗 | ![]() | 11 | +1Lap |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 大倉由揮 | ヤマハ | 11 | 22'02.211 |
2 | 5 | 松本直人 | ![]() | 11 | +00'05.280 |
3 | 74 | 児玉伯斗 | ![]() | 11 | +00'13.122 |
4 | 4 | 石浦優 | スズキ | 11 | +00'21.699 |
5 | 69 | 林憂人 | スズキ | 11 | +00'26.828 |
6 | 79 | 大石一斗 | カワサキ | 11 | +00'29.984 |
7 | 3 | 和泉夏輝 | カワサキ | 11 | +00'33.323 |
8 | 16 | 大澤雅史 | KTM | 11 | +00'33.446 |
9 | 13 | 阿部公亮 | ヤマハ | 11 | +00'34.728 |
10 | 81 | 上岡聖志朗 | カワサキ | 11 | +00'36.021 |
12 | 65 | 大城魁之輔 | ![]() | 11 | +00'40.578 |
13 | 40 | 小野千成 | ![]() | 11 | +00'42.173 |
16 | 63 | 山口豪太 | ![]() | 11 | +00'48.252 |
18 | 59 | 倉持陵生 | ![]() | 11 | +00'48.856 |
22 | 37 | 柴田夢来 | ![]() | 11 | +01'01.751 |
24 | 94 | 奥村海 | ![]() | 11 | +01'08.795 |
27 | 41 | 竹野拓実 | ![]() | 11 | +01'25.328 |
29 | 67 | 猪飼和麻 | ![]() | 10 | +1Lap |
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 982 | 成田亮 | ![]() | 185 |
▲ | 2 | 99 | 平田優 | ヤマハ | 158 |
▲ | 3 | 1 | 小島庸平 | スズキ | 140 |
▲ | 4 | 2 | 熱田孝高 | スズキ | 138 |
▼ | 5 | 331 | 新井宏彰 | カワサキ | 132 |
▼ | 6 | 6 | 三原拓也 | ヤマハ | 116 |
- | 7 | 13 | 深谷広一 | スズキ | 115 |
▲ | 8 | 9 | 星野裕 | カワサキ | 96 |
- | 9 | 100 | 北居良樹 | KTM | 94 |
▼ | 10 | 166 | 星野優位 | KTM | 91 |
▼ | 13 | 41 | 馬場大貴 | ![]() | 66 |
▲ | 14 | 01 | 長門健一 | ![]() | 51 |
▲ | 20 | 17 | 島崎優 | ![]() | 13 |
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 28 | 能塚智寛 | ![]() | 170 |
▲ | 2 | 31 | 岡野聖 | ヤマハ | 149 |
▼ | 3 | 122 | 古賀太基 | ![]() | 136 |
- | 4 | 912 | 小川孝平 | ![]() | 129 |
- | 5 | 32 | 渡辺祐介 | ヤマハ | 121 |
▲ | 6 | 29 | 竹中純矢 | スズキ | 111 |
▼ | 7 | 113 | 田中雅己 | ![]() | 108 |
▼ | 8 | 36 | 横澤拓夢 | ![]() | 100 |
▲ | 9 | 52 | 植田翔太 | カワサキ | 72 |
▲ | 10 | 54 | 渡辺涼太 | カワサキ | 66 |
▼ | 11 | 02 | 鈴村英喜 | ![]() | 59 |
▲ | 12 | 05 | 森優介 | ![]() | 54 |
▼ | 13 | 34 | 大塚豪太 | ![]() | 53 |
▲ | 14 | 39 | 道脇右京 | ![]() | 50 |
▼ | 16 | 50 | 辻拓人 | ![]() | 49 |
▲ | 21 | 58 | 高輪喜樹 | ![]() | 17 |
▼ | 25 | 51 | 近藤祐介 | ![]() | 13 |
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 3 | 中野洋子 | ![]() | 89 |
- | 2 | 14 | 畑尾樹璃 | カワサキ | 86 |
▲ | 3 | 2 | 竹内優菜 | ![]() | 76 |
▼ | 4 | 5 | 久保まな | スズキ | 69 |
- | 5 | 25 | 高橋絵莉子 | ![]() | 66 |
▲ | 6 | 1 | 安原さや | ヤマハ | 64 |
▼ | 7 | 4 | 本田七海 | ヤマハ | 59 |
- | 8 | 7 | 勝股七海 | ![]() | 48 |
- | 9 | 8 | 菅原悠花 | スズキ | 44 |
- | 10 | 11 | 金尾里香 | ![]() | 35 |
▲ | 11 | 12 | 鈴木麗菜 | ![]() | 34 |
▼ | 12 | 16 | 川井麻央 | ![]() | 31 |
▼ | 15 | 13 | 佐藤鈴夏 | ![]() | 26 |
▼ | 16 | 18 | 鈴木優那 | ![]() | 24 |
- | 23 | 35 | 清水夕稀 | ![]() | 5 |
▼ | 28 | 53 | 小野彩葉 | ![]() | 1 |
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 1 | 大倉由揮 | ヤマハ | 194 |
▲ | 2 | 65 | 大城魁之輔 | ![]() | 104 |
▲ | 3 | 4 | 石浦優 | スズキ | 100 |
▲ | 4 | 40 | 小野千成 | ![]() | 98 |
▲ | 5 | 79 | 大石一斗 | カワサキ | 96 |
▲ | 6 | 69 | 林憂人 | スズキ | 87 |
▼ | 7 | 28 | 西垣魁星 | ヤマハ | 83 |
▼ | 8 | 62 | 下村里駆 | ハスクバーナ | 68 |
- | 9 | 41 | 竹野拓実 | ![]() | 64 |
▲ | 10 | 16 | 大澤雅史 | KTM | 59 |
▲ | 13 | 5 | 松本直人 | ![]() | 52 |
▲ | 15 | 74 | 児玉伯斗 | ![]() | 50 |
▼ | 22 | 59 | 倉持陵生 | ![]() | 32 |
▼ | 28 | 26 | 西元気 | ![]() | 23 |
▼ | 29 | 63 | 山口豪太 | ![]() | 21 |
▼ | 31 | 15 | 根岸瑞生 | ![]() | 15 |
▼ | 32 | 37 | 柴田夢来 | ![]() | 15 |
- | 34 | 67 | 猪飼和麻 | ![]() | 12 |
成田亮(優勝/2位)
「今回の路面は、いつものスポーツランドSUGOよりも、走行によるワダチやギャップが深くなりにくいコンディションでした。いわゆる平らな状態であったため、トップライダーのタイム差が非常に少なく、これが苦労する要因となりました。ヒート1は、最初から前を走っていたことで、この状況が自分にとって有利に働きましたが、逆にヒート2では、トップの平田(優)選手を追う状況となりました。レース中盤に少しアタックをかけたのですが、やはりわずかの差が縮まりませんでした。とはいえ、総合優勝は獲得できたので、上出来だと思います。次戦の神戸大会は、スーパークロスの要素が含まれたコースで、僕が得意とするところ。そこを皮切りに、再び勝利を積み重ねていけると信じています」
芹沢直樹 | Team HRC監督
「ギャップができづらく、タイム差が少ないレースになることは、チームとしても直前に想定していましたが、成田はそういう状況でも、しっかり結果を残してくれました。接戦の場合、序盤から前を走るというのは、それはそれでプレッシャーがかかりますが、見事に走り抜いてくれました。ヒート2もタフなレースとなりましたが、最後までポジションを落とすことなく総合優勝につなげてくれたので、シリーズを考えた場合には非常にいい結果だったと思います。IA2の能塚は、これで連勝がストップしましたが、ずっと勝ち続けるというのは難しいと考えていましたし、負けることも想定していました。ところが、ヒート1はその想定以上に厳しい結果となり、ヒート2でも悪い流れを断ち切れずに勝利を逃しました。しかし、これで能塚自身も、今の自分に足りない要素に気づいたはずです。今後のことを考えれば、この負けは悪いことばかりではないと思います。これをさらなる飛躍につなげるために、チーム一丸となって課題の克服に挑んでいきたいです」