2007 Schedule & Result
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JMX Riders Digest

終盤の追い上げも、熱田はシーズンタイトル連覇ならず
3戦連続総合優勝を飾った増田は、昨シーズン同様の総合4位

「TEAM HRC」は、昨年2位以下に大差をつけて全日本タイトルを獲得した熱田孝高(#1)と、昨年総合4位で悲願のタイトル獲得を狙う増田一将(#4)の2人体制でIA1クラスに臨んだ。開幕戦で総合優勝、そして第2戦1勝と、CRF450Rを駆る熱田は、連覇に向けて好スタートを見せた。しかし、Hondaにとって地元ともいえる埼玉・オフロードヴィレッジでの第3戦では、転倒、エンジンストールに見舞われて5位/5位と結果を残すことができなかった。続く第4戦のヒート1では、スタート直後の転倒からリカバーして4位、ヒート2では底力を見せて2位となった。この一戦では、開幕から結果の出ていなかった増田が、自分の思い通りのレースを展開して、両ヒート優勝のパーフェクトウインを達成。TEAM HRCが1-2フィニッシュを飾った。増田は続く第5戦もダブルウイン、第6戦でも1勝を挙げて、自身初となる最高峰クラスでの3戦連続総合優勝を飾った。

中盤戦で結果の出なかった熱田であったが、王者の意地を見せ、レース後半戦に巻き返しを図る。第7戦と第9戦で1勝ずつを獲得。しかし、ポイントランキング1位につけていた成田亮(ヤマハ)を最終戦まで逆転することはできず、今季はランキング2位という結果に終わった。今季を振り返り熱田は「自分の課題を克服し、来年はシリーズタイトルを奪還する」と来季の巻き返しを誓った。また3連続優勝を果たした増田であったが、その後はポイントを落とすレースが続き、昨年と同じくランキング4位でシーズンを終えた。増田も「来年こそは結果を残したい。とにかくがむしゃらにがんばります」と、初の最高峰タイトルに向け活躍を誓った。

第4戦では増田がパーフェクトウイン。続いて熱田が2位を獲得し、TEAM HRCは1-2フィニッシュを達成した
第4戦では増田がパーフェクトウイン。熱田も2位を獲得し、TEAM HRCは1-2フィニッシュを達成した
Point Standings
IA1
順位 ライダー マシン 総合ポイント
1 成田亮 ヤマハ 449
2 熱田孝高 Honda 409
3 小島庸平 スズキ 290
4 増田一将 Honda 286
5 北居良樹 スズキ 267
6 大河原功次 ヤマハ 264
8 高濱龍一郎 Honda 239
11 小方誠 Honda 209
18 芹沢直樹 Honda 97
20 勝谷武史 Honda 67
22 沼田誠司 Honda 62
23 片平竜英 Honda 53
24 杉山和起 Honda 30
27 納屋望 Honda 21
28 池田孝宏 Honda 18
30 片倉久斗 Honda 7
34 くわ垣竜斗 Honda 1
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