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第5戦 東北・スポーツランドSUGO
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東北・スポーツランドSUGO スポーツランドSUGO
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 TVオンエア情報
リザルト
250cc(ヒート1)
1 成田亮
2 田中教世
3 小池田猛
250(ヒート2)
1 成田亮
2 大河原功次
3 釘村太一
125(ヒート1)
1 芹沢直樹
2 中村友則
3 出原忍
125(ヒート2)
1 J.デ・ジャガー
2 深谷広一
3 福留善秀
リザルト一覧
ポイント
250
1 成田亮 247
2 田中教世 180
3 小池田猛 163
125
1 中村友則 202
2 福留善秀 192
3 出原忍 169
ポイント一覧
成田9連勝! IA125では芹沢が今季初優勝!

決勝日:6月5・6日(土、日) 会場:スポーツランドSUGO 天候:晴れ 気温:30℃ コースコンディション:ドライ 観客数:1万700人

 隔週開催となり、いよいよ中盤戦に突入した全日本選手権。今回の舞台は最終戦の日本グランプリも開催されるスポーツランドSUGO。大会後には観客席や外周通路が整備され、レイアウトも一部改修されることが決まっており、現在のコースでは最後の全日本選手権となる。

 晴天の土曜日に行われた予選では、IA125の芹沢直樹(Team HRC)が相性の良いこのコースで予選をトップ通過。前回の九州で初優勝を果たした深谷広一(Honda)も4番手につける。250では成田亮(Honda)が圧倒的な速さでトップを奪い、勝谷武史(Team HRC)が3番手、辻健二郎(Team HRC)が5番手と、HRC勢も好調な滑り出しだった。

 天気予報では午後から降水確率70%と報じられていたが、日曜日も晴天に恵まれ、良好な路面コンディションの中で決勝を迎えた。

▼250ヒート1
 中盤辺りからスタートした成田だったが、1コーナーでうまくリカバーして2番手に上がると、すぐにトップの田中教世(カワサキ)を追いかけて行った。2周目、早くも成田が田中に仕掛けてトップを奪うが、粘りを見せた田中が3周目に逆転。成田も負けじと田中をプッシュして、2人の戦いは、テール トゥ ノーズ、時にはサイド バイ サイドの状態で延々と続く。

 トップ争いの後方では、小池田猛(ヤマハ)が3番手、小島太久摩(スズキ)が4番手、大河原功次(ヤマハ)が5番手につけていた。トップの成田と田中の差が開き始めた12周目、スタートで出遅れていた勝谷武史(Team HRC)が大河原を交わし、5番手まで追い上げてきた。14周目には小島を捕らえて小池田を追いかけるが、届かず4位でチェッカーを迎えた。辻はスタートでエンストしてしまい、最後尾近くからの追い上げとなったが、1台また1台と抜き去り順位を上げて、最後は8位でフィニッシュした。

 成田は12周目辺りから田中を引き離し、最後は余裕を持ってトップでゴール。2位は田中、3位には小池田が入った。

▼250ヒート2
 スタート直後の1コーナーを5番手で抜けて行った成田は、4番ポスト手前までにトップの座を奪い、序盤から独走態勢を築く。その後方では、釘村太一(ヤマハ)、大河原、小池田のヤマハ勢3台が激しく3番手争いを展開する。

 11周目、接戦を制した小池田が2番手に浮上して、大河原、釘村を引き離しにかかる。しかし13周目、9番ポスト手前にあるジャンプの着地で、小池田は激しく転倒。負傷リタイアとなってしまう。これで2番手は大河原、3番手は釘村というオーダーになった。

 レース中盤から後半にかけてもペースを落とさず独走した成田は9連勝を達成し、この会場では初となる完全優勝を決めた。2番手には大河原、3番手には釘村がそれぞれ入賞した。

 8番手スタートだった勝谷は、4周目にマシントラブルでリタイア。一方、辻はスタートを失敗してまたも追い上げレースを展開していたが、リズムをつかめず最後まで自分のレースができないまま6位でレースを終えた。

▼125ヒート1
 平田優(カワサキ)、武田慎平(スズキ)に続く3番手で1コーナーを通過した芹沢だったが、6番ポストから7番ポストにかけての右コーナーで転倒した出原忍(ヤマハ)に突っ込み、5番手まで順位を下げてしまう。レースは平田、武田、釘村忠(ヤマハ)、尾崎友哉(ヤマハ)というオーダーで2周目を迎える。

 4周目、釘村がフープスの手前で転倒し、尾崎がそれに接触。芹沢は一気に3番手までジャンプアップして、続く5周目には武田をパスして2番手に浮上。そして7周目、ついにトップの平田を捕らえて首位を奪取すると、後続をどんどん引き離して今季初優勝を決めた。2位にはスタートで出遅れながらも追い上げてきた中村友則(カワサキ)、3位には出原が入った。

▼125ヒート2
 スタートの混乱をうまく交わした新井宏彰(カワサキ)がトップに立ちオープニングラップを終了したが、2周目に南アフリカから遠征してきたJ.デ・ジャガー(ヤマハ)が新井をパスして首位を奪う。デ・ジャガーは2002年の南アフリカ選手権で125と250の両タイトルを獲得した強豪。序盤からハイペースを崩さず、そのまま独走態勢に持ち込む。新井、釘村、深谷がそれを追いかけた。

 4周目、釘村が転倒して深谷は3位に浮上。7周目には新井にアタックして、深谷は2番手へ。しかしこの時点ですでにトップのデ・ジャガーの背中は見えず、深谷は後ろから追い上げてきた出原や福留を抑えるので精一杯だった。結局、デ・ジャガーが独走で優勝。前回の九州大会から連続表彰台となる深谷、そして福留の順でチェッカーを受けた。

 1周目を14位で終えた芹沢は5位まで追い上げたが、ラストラップに3番ポスト手前で転倒してしまい、9位でフィニッシュした。

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成田亮(250・1位/1位)
「ヒート1は、トップに立ってから一生懸命に走っていたんですが、田中選手がすごく速くて抜き返されてしまいました。その後、また抜き返すことができて優勝できたので、ほっとしました。というのも、この会場では完全優勝っていうのを果たせていなかったので、絶対にやってやろうって大会前から考えていたんです。ヒート2はそういう意味では少しプレッシャーがありましたが、スタートしてすぐにトップに立てたので、展開は楽でした。たぶん、2位の人が後続を抑えてくれたので、あれだけ差をつけられたんだと思います。両ヒートで勝てたし、連勝記録を持続できたので、今日は良かったです」

勝谷武史(250・4位/DNF)
「スタートに出遅れてしまって、ヒート1は不甲斐ないレースをしてしまいました。ヒート2では4周目になって急にマシンが失速してしまったんです。原因は分からないんですが、何らかのマシントラブルです。仕方ないんですが、こういう流れになってしまうと気持ちが沈んでしまいますね。自分の中では、とにかく1勝して、それからっていう感じです。北海道までのインターバルでオーストラリアに帰る予定だったんですが、テストが入ったので、後半戦での挽回に向けての準備を日本で整えたいと思います」

辻健二郎(250・8位/6位)
「1コーナーに突っ込んで行ったらエンストしてしまったんですよ…。で、ヒート1は、いつものように追い上げレースになったんですが、セッティングを外していて、張りのある走りがぜんぜんできなくて悩んでいたら終わってしまいました。ヒート2は田中選手といい感じにバトルをしていたんですが、結局抜かれてしまいました…。その後、田島選手が下がってきて、捕まえられそうだったんですが、時間切れでチェッカーが振られてしまいました」

芹沢直樹(125・1位/9位)
「今季で一番と言えるぐらいにタイミングが合ったヒート1のスタートだったんですが、1周目の7番ポスト手前で出原選手が転倒して、それに引っかかって僕も転倒してしまいました。しかし、エンジンが止まらなかったので、5番手のポジションで再スタートできて、トップまで順位を上げられました。コースが荒れていたので、スムーズに走るのに神経を使ってしまって大変でした。ヒート2はスタートで出遅れて、最後は転倒してしまったんですが、とりあえず今季初優勝できたので、気持ちを前向きにして後半戦に挑みたいです」

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GAORA
「MFJ全日本バイクレース ロックオン」
決勝 7月12日(月) 22:30〜23:00(初回)
決勝 7月15日(木) 18:00〜18:30
決勝 7月18日(日) 12:00〜12:30
※スカパー!、スカパー!2、ケーブルテレビで放送中

※放送日時は変更になる場合があります。最新の情報は、各放送局にお問い合わせください
 
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