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第2戦 関東・水戸
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 TVオンエア情報
リザルト
250cc(ヒート1)
1 成田亮
2 小池田猛
3 田中教世
250(ヒート2)
1 成田亮
2 増田一将
3 田中教世
125(ヒート1)
1 福留善秀
2 出原忍
3 中村友則
125(ヒート2)
1 福留善秀
2 尾崎友哉
3 中村友則
リザルト一覧
ポイント
250
1 成田亮 97
2 小池田猛 82
3 田中教世 76
125
1 福留善秀 97
2 出原忍 80
3 中村友則 78
ポイント一覧
CRF450Rを駆る成田が今季初パーフェクト!

決勝日:4月24、25日(土、日) 会場:自動車安全運転センター 天候:晴れ 気温:23℃ コースコンディション:ドライ 観客数:1万8300人

 自動車安全運転センター内に特設されたコースは全体的に幅が狭く、パッシングが難しい。また、土質がやわらかいため、路面が滑りやすいこともその難しさに大きく影響しており、スタートの成否が勝敗を左右するコースだと言える。

 今季はまだ表彰台に立っていないHondaワークスだが、250の勝谷武史や125の芹沢直樹の勢いは衰えていない。辻健二郎は前戦で右肩を負傷したが、今大会もCRF450Rを駆り上位を狙う。また、セキレーシング・モトロマンから参戦の成田亮も大きな戦力となり、Honda一丸となってタイトル奪還を目指す。

▼250ヒート1
 スタートを決めて、矢のような速さで1コーナーを抜けていった成田。ぐんぐんペースを上げ、僅か3周で後続に大きなリードを築く。2位の大河原功次(ヤマハ)、3位の小池田猛(ヤマハ)がそれを追いかけるが、差は広がるばかり。

 辻と勝谷の2人は出遅れてしまい、3周目の時点で辻が9位、勝谷が12位と苦しい展開。5周目に入り、それぞれ順位を上げるが、小島太久摩(スズキ)、田中教世(カワサキ)を交えた7番手争いがヒートアップして、ペースが上がらない状況となってしまった。

 9周目には前方を走る戸田蔵人(カワサキ)、平塚雅樹(Honda)、小方誠(Honda)、溝口哲也(カワサキ)、田中をも巻き込み、辻、勝谷の走るグループは大混戦。その中を抜けて上位を捕らえたいところだったが、12周目に辻がエンストして順位を大きく落とす。8位を走行していた勝谷は、粘り強くポジションを上げていき、ペースダウンして順位を下げていた大河原を抜いて5位まで挽回。しかし、混戦をうまく抜け出た4位の田中とは、10秒以上もの差があった。

 トップの成田は、中盤から終盤にかけてもペースを落とすことなく独走し、トップでチェッカーを受けた。4ストとのマッチングもかなり煮詰まってきたようだ。残り2周で増田一将(スズキ)が転倒したため、2位には小池田、3位には田中、そして勝谷が4位入賞を果たした。

▼250ヒート2
 成田の集中力はすでに国内では突出しており、またもホールショットを奪った。序盤は、逃げる成田を増田、田中、大河原が追いかけるというレース展開が続いた。

 6周目を過ぎた辺りから、急に成田と2位の増田の差が開き始め、みるみる内に広がっていった。その差は10周を過ぎると8秒にまで広がり、ヒート1同様に成田の独走劇が展開された。

 レース終盤、増田との差は縮まったように見えたが、前半に築いたマージンで成田が楽々独走優勝を決め、今季初の完全優勝を達成した。スタートを失敗して追い上げレースとなった勝谷は4位を獲得。辻はスタートで転倒してしまい、最終的に10位でフィニッシュした。

▼125ヒート1
 スタート後、芹沢は3番手で1コーナーを抜けたのだったが、スターティングマシンの故障で直後に赤旗中断され、仕切り直しとなった。これでケチがついたのか、芹沢は2度目のスタートを失敗してしまい、中盤辺りからの追い上げレースとなった。

 トップはホールショットを奪った武田慎平(スズキ)、2位は福留善秀(スズキ)、3位は尾崎友哉(ヤマハ)。3周目、福留が武田をパスしてトップへ、そして北居良樹(スズキ)も尾崎を抜き3位に順位を上げた。その後、北居が福留を追い立てて10周目にトップを奪うが、北居が8番ポストでエンストして、福留が再び首位へ。福留はそのままトップを守り、追い上げてきた出原忍(ヤマハ)を振り切り優勝した。

 芹沢は中盤の混戦を抜け出すのに手間どり、最後は6位でチェッカーを受けた。

▼125ヒート2
 ホールショットを奪ったのは、またも武田。それに続くのは福留、井上、尾崎。7番手スタートとなった芹沢は、1周目で6位、3周目に5位、4周目に4位と、徐々にポジションを上げトップを狙える順位につけていた。

 ところが5周目、4連の着地でバランスを崩してしまい転倒。再スタートを切ったが、胸へのダメージが大きく、数周はペースダウンを余儀なくされ、15番手辺りまで順位を下げてしまう。レース終盤までにはなんとか盛り返したが、6位までが精一杯だった。

 中盤まで独走し、終盤にかけて尾崎の追撃を封じた福留は、初の完全優勝を果たした。2位は尾崎、3位は中村友則(カワサキ)が入り、Hondaワークス勢の表彰台は、次戦以降のお預けとなった。

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成田亮(250・1位/1位)
「今年初の完全優勝なので、嬉しかったです。ヒート1はスタートでうまく前に出られて、2周ぐらいで後続を離せたので、すごく楽なレース展開でした。ヒート2は序盤、増田選手に背後をマークされていたのでちょっと走りにくかったです。でも、他の人が4連を3回のジャンプでクリアしていくのに対して、僕は2回のジャンプで飛んでいっていたので、その分だけ離せた感じですね。CRFのポテンシャルを発揮できたと思います」

勝谷武史(250・4位/4位)
「両ヒートともスタートで出遅れて、混戦の中をずっと走っていました。反応は悪くなかったんですけど、1コーナーまでの区間、1コーナーを抜けるまでの区間でミスをしてしまったんです。レース内容も、思ったよりペースを上げられなくて、表彰台に立つことができませんでした。まずはスタートで前に出ること、それをクリアしなければトップは狙えませんね。次は初優勝した印象深い広島なので、いつも以上に気合いを入れて頑張ります」

辻健二郎(250・9位/10位)
「ヒート1はスタートで出遅れて7番手争いの混戦を走っていたんですが、途中でエンストしてしまって、順位を落としてしまいました。9位まで挽回できただけでも良かったです。ヒート2はスタートで接触があったのかどうかは分からないんですが、気づいたらハンドルがインに切れ込んでしまって転倒…。結果は悪かったのですが、課題は見つかりました。後半はリズムに乗ればタイムが落ちることはないので、序盤のハイペースについていくこと。そうすれば、勝負できると思います」

芹沢直樹(125・6位/6位)
「ヒート1はスタートが決まったと思ったら赤旗が出てしまって…。気持ちを入れ替えたんですが、2度目のスタートでは前に出られなかったです。ヒート2はスタートも良くて、完全に勝てるポジションにいたんですが、水をまいた上を走ってしまってハンドルが切れ込んで転倒しました。再スタートはしたんですが、そこから追い上げるっていう展開には持ち込めませんでした。ちょっと不甲斐ないですが、ポジティブに受け止めて、次から巻き返します」

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GAORA
「MFJ全日本バイクレース ロックオン」
決勝 5月17日(月) 22:30〜23:00(初回)
決勝 5月20日(木) 17:30〜18:00
決勝 5月23日(日) 12:00〜12:30
決勝 2005年1月29日(土) 17:30〜18:00
※スカパー!、スカパー!2、ケーブルテレビで放送中

※放送日時は変更になる場合があります。最新の情報は、各放送局にお問い合わせください
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